【新作】PS4でも大人気！ 裏社会を巡るサバイバルRPG 『マフィア III：ライバル』

犯罪が横行する世界で成りあがれ！

日常的に犯罪がくり返される暗黒街、裏ビジネスに手を染めるギャングたちを配下におき、勢力を拡大させていくちょっと過激なバイオレンスRPG『マフィアIII：ライバル』。

本作はプレイステーション4やXbox One、PCなどを対象にリリースされた同名タイトルをモチーフにしたゲーム。舞台となるのは“ニューボルドー”という、シリーズではおなじみアメリカ南部の架空都市。爽快なアクションをターン制のコマンドバトルに置き換え、見応え十分のストーリーと合わせて激しい抗争に挑んでいく。

暗黒街の支配権を巡るターンバトル

ニューボルドーに暗躍するギャングたちはスペード（赤）やハート（緑）、ダイヤ（黄）やスペード（青）の4すくみで構成。相性を考えながら最大5対5の抗争に身を投じていく。ターゲットをタップで選択、相性はもちろん、範囲攻撃を得意とするやつがいれば、それを優先して被害を最小限に抑える戦いかたも有効だ。

また、ダメージを受けるたびに“怒りゲージ”が上昇し、MAXになると攻守さまざまなスキルが発動可能に。相手を煽るようなカットインが、戦いを盛り上げてくれる！

治安なんて皆無に見えるニューボルドーだが、ギャングが牛耳る暗黒街かと思ったら大間違い。警察の皆さんが目を光らせて監視しているのだ。

戦えば戦うほど警戒度が上がり、最大になった場合はほとぼりが冷めるまで戦いに連れていくことができなくなる。この警戒度は時間の経過で低下するので、適度に休みながらのプレイをオススメするぞ。

不動産業で手下の能力をパワーアップ

無闇な暴力ばかりでは街を支配することはできない。名実ともに権力を握ることも、トップに成り上がるうえで欠かせない要素。そこで注目したいのが、ニューボルドーに建設されているフロントの運営だ。

それぞれの物件を獲得するには、“不動産の譲渡書”と指定される素材が必要。武器や素材、報酬金、回復など特化した獲得量を増やす効果があり、個々の特性を自分好みに強化していくことができる。

物件の強化でいくらあっても困らない、むしろ足りないと感じるくらい消費するのがキーと現金ふたつの素材だ。そこで著者は、それらの報酬量を増やしてくれる“ネズミは信用できない”という物件を序盤で選択。十分な軍資金を集めてから、装備品や強化素材に関連する“ボイルストンの薬局”を強化して激化する戦いに備えたぞ。

クルー戦で世界に支配力を見せつけろ

ニューボルドーのど真ん中にあるクルー戦は、プレイヤーと戦ってランキングを競う対戦モード。ルールはこれまでと同じ、ここでしか入手できないレアアイテムがあるほか、バトルの結果に応じて評判ポイントで、“たれ込み屋”から始まり、“ゴロツキ”や“準構成員”など徐々に称号が上がっていく楽しみがある。

ここで勝敗を分けるのは装備の管理だ。各キャラクターごとにしっかりチェック、素材を使って強化しておかないと、どんなにキャラクター自体が育っていても太刀打ちできない場面が多かったぞ。

アクションゲームという印象が強く、ずいぶん様変わりした『マフィア』に最初は戸惑ったけど、スマホに最適化されたバトルとその都度展開していくストーリー、キャラクターごとの経歴に触れていくうち、ニューボルドーで生きていると実感できた。テキストもバッチリ読み込んで、ぜひこの世界を楽しんでほしい！

P.N.深津庵
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