【新作】PS4版は殿堂入り！ゾンビウィルスに感染した娘を救うアクションパズル『レツノム』

2016-10-30 09:00 投稿

未来の研究室からワクチンを盗み出せ!!

世界中がゾンビウィルスに侵食される中、懸命に治療法を研究し続ける主人公。しかし、現代の技術では完成には至らず、その可能性を未来に委ねるしかなくなってしまう。本記事で紹介するパズルアクション『レツノム（RETSNOM）』は、感染してしまった娘のため、わずかな希望を求めて未来を旅する男の物語だ。

本作はもともとPCゲームのダウンロード販売サービスを行う“Steam”でリリースされたインディーズ作品。その後、2016年6月にはローカライズされたものがプレイステーション4で配信され、ファミ通クロスレビューではゴールド殿堂入り。満を持してスマートフォンアプリとして移植された注目作なのだ。

ゲームの見どころ
●地形を反転して道を切り開くパズル要素
●1手先を読んで挑むアクション
●反転機能を使ってゾンビを駆逐!!　

地形を反転して道を切り開くパズル要素

ワクチンを求めて未来を訪れた彼は、無機質な研究所で1枚の鏡を手に入れる。それには世界を青と赤の2色で写し出す不思議な力があり、プレイヤーは鏡を使ってブロックを反転、研究所を探索していく。

▲青は反転前、赤が反転後のブロックを示している。青と赤の両方で描かれているものは、その場に留まるってわけだ。

クリアーするためのノルマはふたつ、指定された数の“扉の断片”と“カギ”を入手すること。また、反転しているうちに行き詰まってしまったときは、画面右上にある×ボタンでいつでもリスタートできるので、手詰まりになることを恐れず、いろいろなパターンを試せるのも遊びやすいポイントだ。

▲やり込み要素として用意されているうさぎのぬいぐるみ。入手せずとも進めていけるけど、感染してしまった娘を考えると集めてあげたい……！

青だ赤だ反転しろといわれても、いまいち伝わりにくいと思うので、ゲーム冒頭から最初の扉を突破するまでの様子を動画で紹介。少し難しいルールに感じるだろうけど、これがやってみるととてもシンプルで頭の体操にもってこいなのだ。

『RETSNOM（レツノム）』お試しプレイ

1手先を読んで挑むアクション

動画で見てもらった通り、鏡を使って赤と青のブロックを反転させながら道を切り開くパズル要素に加え、もうひとつ覚えておきたいのがジャンプアクションだ。

▲落ちたらゲームオーバー、ツタのあるブロックごと反転させて、右側に速攻で飛び移るってわけ。

立ち止まって反転させた場合、その範囲内のブロックのみが対象になるけど、ジャンプ中に実行すれば本来届かなかったものを反転させることもできる。また、落ちたら確実にゲームオーバーという空間、一見何もないブロックの中に突破口があることも多い。行き詰ったときはステージを隅々までチェックし、隠し扉やカギなどがないか探してもらいたい！