【新作】思考の無限迷宮へようこそ! 同時ターン制の対人戦が激アツ『ライバルアリーナVS』

2016-10-11 12:35 投稿

同時ターン制が生み出す心理戦が熱い!

『ライバルアリーナVS』は1対1で戦うボードゲーム風の作品。お互いに用意された3×3の盤面にユニットを配置し、総大将である“ヒーロー”の撃破を目指して攻防をくり広げるというものだ。

おもしろいのは“同時ターン制”を採用している点。お互いの操作が同時に盤面に反映されるので、相手の動きを想定して動かないと攻撃を回避されてしまうこともある。もちろん、逆に相手の行動を読み切って起死回生の一撃を華麗に回避! なんて芸当も可能だ。

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▲暇を持て余した創造神が突如アリーナの開催を宣言。プレイヤーはユニットに指示を出す軍師として参戦し、アリーナの頂点を目指す!

CPU戦も用意されているが、本作の醍醐味はやはり対人戦。緊張感のある駆け引きを存分に楽しもう。

ゲームの見どころ
●属性相性から生まれる裏の読み合い
●突撃&ガーディアン召喚で一発逆転!
●ユニットをコレクションして最強のデッキを編成

属性相性から生まれる裏の読み合い

バトルはお互いにコストの範囲内で組んだ“デッキ”を持ち寄って行う。コマとして戦うユニットには“ヒーロー”と“クリーチャー”の2種類が存在し、“ヒーロー”がやられてしまうとゲームオーバーとなる。自身の“ヒーロー”を守りつつ、相手の“ヒーロー”の撃破を狙っていこう。

事前準備として初期配置を決めたら、バトルスタートだ!

キャプチャ3
▲画面下が味方で、画面上が相手の盤面。配置できるユニットは3体で残りはリザーブとなり、欠員が出ると戦場に配置される。リザーブから登場する順番は事前に設定できるが、“ヒーロー”はなるべく後半に出てくるようにしよう。

ターンの流れは以下の通り。

【1】お互いのプレイヤーがユニットの移動、もしくは待機を指示。
(もうひとつ“突撃”コマンドもあるが、解説は次項にて)
【2】移動を指示したユニットが同時に移動する。
【3】スピードのステータスが高いユニットから順番に正面の敵に攻撃を仕掛ける。
【4】戦場のユニットが3体以下になったプレイヤーはリザーブからユニットを補充。
【5】【1】に戻る。

移動を駆使して敵を正面に捉え、攻撃を仕掛けていくのが基本となる。移動と攻撃のルールはこんな感じ。

キャプチャ4
▲自分の盤面上であれば下段から上段、左端から右端など、1マス飛ばして移動することも可能。なお、進路にユニットがいた場合は立ち位置が入れ替わる。
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▲ユニットは移動の有無に関わらず、正面に敵が存在すれば攻撃する。ユニットを縦に並べて特定の敵に攻撃を集中させるのも作戦のひとつだ。また、属性の相性によってダメージが増減するので、意識した立ち回りを心掛けたい。

属性の相性に関してはおなじみのシステムだし、いまとなっては何の感動もないというゲーマーも多いかもしれない。かといって、これが存在しないと物足りなく感じるという……。ゲーマーとは面倒臭い生き物なのである。

し!

『ライバルアリーナVS』の属性は一味違う。というのも、同時ターン制との組み合わせによって、心理戦の材料として見事に昇華されているのだ。ここではチュートリアルのシーンを引用して説明しよう。

まずは下の盤面を見てほしい。相手はパー属性ユニットを中央に移動させると予測できる。なぜなら、そうすることで3体のユニットが有利属性の攻撃を仕掛けられる理想的な盤面を形成できるからだ。

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一見すると大ピンチに見えるものの、じつは相手の裏をかくことで形成を逆転させることができる。画面下のアドバイスに従って、味方のパー属性ユニットを画面の右端に移動させてみると……。

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味方ユニットの立ち位置が変わったことで、こちらに有利な盤面に早変わり!

このように相手の思考の裏を読むことができれば勝利は目前。ただし、対人戦の場合は裏を読んだつもりで裏の裏を読まれることもザラにある。そうなれば、こちらは裏の裏のそのまた裏を読む必要があるわけで……まさに思考の無限迷宮だが、この駆け引きこそ本作の醍醐味なのだ!

突撃&ガーディアン召喚で一発逆転!

続いては逆転の可能性を秘めた2種類のシステム、“突撃”と“ガーディアン召喚”を紹介したい。

突撃:当たれば必殺! 外せば修羅場の諸刃の剣!

“突撃”は特定の行動によって溜まるゲージが100パーセントになると使用できる。プレイヤーの指定したパネル目掛けて全ユニットで攻撃を仕掛けるという大技だ。

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▲画面下のゲージが100パーセントになると“突撃”を発動できる。

“突撃”はユニットの配置とは関係なくダメージを与えられるので、奇襲性があって非常に強力。しかも、命中させればゲージは100パーセントを維持するので、つぎのターンに再び“突撃”を仕掛けることも可能。連続での突撃は相手にとって悪夢以外の何物でもないだろう。

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▲“突撃”によって敵は為す術なく爆発四散!

しかし、注意点もある。まず、“突撃”を行う場合はそのターンの移動と攻撃を放棄しなければならない。また、敵ではなくパネルがターゲットなので、相手が動くと外れてしまうのだ。決まれば強力だが、回避されれば1ターンを何もせずに消化してしまう……“突撃”はまさに諸刃の剣と言えるだろう。

ガーディアン召喚:描け魔法陣! 手間暇かかるが威力は絶大

“ガーディアン召喚”は“ヒーロー”が備えた特殊な能力。自陣に存在する9枚のパネルをすべて踏んで魔法陣を完成させると発動する。

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▲ユニットが踏んだパネルは色が変わり、すべてのパネルを変色させると“ガーディアン召喚”が発動!
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▲こちらは“たまご騎士”の“ガーディアン”である“バンガード”。3ダメージの全体攻撃を仕掛けるぞ。なお、召喚と言っても場に出て戦ってくれるわけではなく、効果を発揮して去っていく。

注意点としては、パネルの上を通過しただけでは踏んだことにならないので覚えておこう。また、“ヒーロー”ごとに召喚する“ガーディアン”が異なるので、どんな効果なのか前もって確認しておきたい。

“突撃”や“ガーディアン“のおかげで、バトルの戦略性はよりいっそう奥深いものになっている。PvPがメインの本作にとっては、これは大きなポイント。予想できない展開の中で、熱い駆け引きがトコトン楽しめる!

ユニットをコレクションして最強のデッキを編成!

“デッキ”は1体の“ヒーロー”と最大で8体の“クリーチャー”によって構成される。ボードゲーライクな作品ではあるが、ユニットの属性バランスや効果を意識しながら“デッキ”を編成する感覚はカードゲームに近い。

ユニットが充実するほど戦略の幅も広がるので、どんどんコレクションしてみよう。“アビリティ”という特殊効果を備えたユニットもいるので、デッキ編成時には忘れずに効果を確認するように。

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▲とくに最高レアリティとなる“Diamond”のユニットは強力な“アビリティ”を備えていることが多い。手に入れたら活躍すること間違いなし!

なお、“クリーチャー”は“ガチャ”や“捕獲”によって入手できるぞ。

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▲“ガチャ”の演出はなかなか凝っている。
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▲こちらは筆者が回した初回の“ガチャ”。女の子とネコとネコにして女の子しかいない(やったぜ!)。

“捕獲”というのは弱らせた“クリーチャー”を仲間にするという、某ゲームを彷彿とさせるシステムで、特定のバトルでのみ使用できる。当たり前だが、対人戦で相手のユニットをお持ち帰りすることは不可能だ。

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▲こちらは“捕獲”のチュートリアルで手に入る“真ケルベロス”。攻撃力4は破格の数値なので、使いようによっては光るかもしれない。

期間ごとに出現する捕獲エリアでは最高クラスのレアリティ“Diamond”の“クリーチャー”捕獲も狙えるようだ。ただし、“捕獲”に挑戦するには専用のチケットを集める必要がある。

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▲やはり“Diamond”ともなると、簡単には手に入らないよなぁ……。

“ヒーロー”に関してはストーリーを進めれば入手できる。“デッキ”の総大将として必ず用意しなければいけないので、手持ちの“クリーチャー”と噛み合うものを手に入れておきたいところだ。

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▲“ヒーロー”は“クリーチャー”の編成コストにも影響を与える。たとえば、“ウィザード”を“ヒーロー”に設定しておくと、“魔術師”や“使い魔”に属する“クリーチャー”を低コストで採用できる。

“ヒーロー”自体のスペックや“ガーディアン”の効果に目が行きがちだが、最終的に目指す“デッキ”の方向性をイメージした“ヒーロー”選びが重要になりそうだ。

プレイすればするほど、その奥深さを実感できる『ライバルアリーナVS』。基本となるバトルシステムはわかりやすく、少しずつ学んでいけるので、ぜひチャレンジしてみてほしい!

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ライバルアリーナVS

ジャンル
同時ターン制 対陣バトル
メーカー
スーパーアプリ
公式サイト
http://rival-arena-vs.net/
配信日
配信中
価格
無料(アプリ内課金あり)
対応機種
iOS 7.0 以上/Android 4.0以上

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