【新作】三国志の英傑が船で戦う！？　ひっぱり海戦バトルRPG『三国海戦オンライン』

引っ張りアクションで砲撃だ！

『三国海戦オンライン』は、三国志の英傑が迫力の砲撃戦をくり広げる海戦バトルRPG。スリングショットの方式で、キャラを引っ張る動作から攻撃をくり出して敵船や魔獣を撃破していくのが基本となる。

攻撃の軌道は武将によって異なるので、場面に応じた使い分けがポイント。例えば、上の画像で放っている“張飛”の攻撃はうねりながら前方に飛んでいく特徴がある。広範囲に損害を与えるのに向いているが、精密さに関してはイマイチ。

「攻撃に精密さなど不要！」、「破壊力こそ全て！」

そんなロックな思考のゲーマーもいるかもしれないが、精密な攻撃が大きなダメージに繋がる場面も多い。敵船には弱点があり、精密な攻撃は弱点を突くのに重宝するのだ。

的確な攻撃で敵船をボロボロにしていく感覚は実に爽快で、病み付きになること間違いなし。もちろん、敵とて一方的にやられているわけではない。バトルはターン制なので、敵のターンになれば激しい攻撃を仕掛けてくるぞ。

沈没寸前ギリギリのHPで戦うスリルもまた、病み付きになること請け合いである。船が壊れてピンチになるほど、的が小さくなって被弾率が下がるところなどもよく考えられている。

スキルで一発逆転を狙え！

武将たちに備わったスキルを使いこなすことも重要だ。広範囲の敵を攻撃するものから、自身の船の前に盾を設置するなどの補助系まで、さまざまな能力がある。

スキルはターン経過によってチャージされて発動できるようになるため、連戦になるステージでは、使用するタイミングを間違えないように！

以上が『三国海戦オンライン』のバトルの基礎である。本記事の末尾にもう少し詳細なバトルのポイントを書いておくので、興味があればご覧あれ！

多彩過ぎる（？）武将の育成も楽しめる！

武将の育成やコレクションも楽しみ方のひとつ。武将はガチャで手に入るほか、ゲーム内のイベントなどで手に入ることもある。

■諸葛亮

■曹操

■張春華

どの武将もデフォルメの具合が絶妙で、なんとも可愛らしいではないか。武将と言いつつ軍師、君主、鬼嫁だけどね（笑）。

せっかくなので、筆者の好きな隻眼のアイツも載っけておこう。三国志のファンならもうおわかりだろう。

何かがおかしい。この夏侯惇……伊達政宗みたいなデザインじゃねぇか……。

…………。

何回見直しても伊達政宗のようである。そんな馬鹿な！

えっと、気を取り直して……強化要素についても触れておこう。

武将のレベルアップに必要な経験値はバトル後に入手できるほか、特定のアイテムを使用することで武将に直接割り振ることもできる。レベル以外にもスキルレベルや装備など様々な強化手段が用意されているので、育て甲斐がありそうだ。

武将の所有状況によって特定の武将がパワーアップする“武将の絆”というシステムもあるぞ。

船の改造は漢（おとこ）の浪漫（ろまん）

武将たちが乗り込む船の強化やカスタマイズも可能だ。船にもスキルや能力値が存在するので、パーツを組み替えて自分だけの船を作ろう！

また船の形状は、攻撃の当たり判定に影響を与える重要な要素。とくに敵のスキル攻撃の範囲は固定されているので、形状によっては無傷でやり過ごせるかも？

リアルタイム対戦もある！！

『三国海戦オンライン』には数多くのオンライン要素が用意されている。レイドボスとの戦いや非同期タイプの対戦など定番の要素は当然として、挑戦的な要素も見受けられた。

なかでも“軍団”と呼ばれるギルドに所属することで参加できる“軍団大戦”は規模が大きく、最大で50対50対50の戦いに発展。定時開催なので人によっては参加が難しいかもしれないが、『三国海戦オンライン』のエンドコンテンツとして盛り上がりそうである。

“軍団”の関連で個人的に気になったのは“先輩挨拶”という謎のシステム。

軍団の先輩に挨拶することで、海戦に挑む際に消費する体力を回復できるらしい。

ビー〇ップ的な世界観ならまだしも、ここは三国志の猛者たちが集う場所。どうして先輩に限定したのだろう……。何はともあれ、後輩から挨拶をされた先輩は“銅銭”（ゲーム内通貨）を得られるようだ。もしやこれってパイセンによる集金活動なのかな（すっとぼけ）。

そのほか、プレイヤーどうしのリアルタイム対戦が楽しめる“群雄争覇”や、ルームを作ってのマルチプレイなど、みんなで楽しめる要素を多数内包。気心の知れた友人と端末を持ち寄って遊ぶのも一興だろう。

ちなみに、群雄争覇をはじめプレイヤーどうしで楽しめるコンテンツでは、簡易メッセージとモーション付きイラストでコミュニケーションもとれる。表情豊かな諸葛亮のイラストは、思わず何度も使いたくなるほどの出来映えだ！

オマケ：ライバルに差を付けろ！　パイセンからのマル秘アドバイス

このコーナーでは『三国海戦オンライン』の序盤を有利に進めるためのポイントを解説しようと思う。クラスのみんなには内緒だぞ！

その１：武将の攻撃タイプを把握して戦略的に戦え！

武将の攻撃には軌道の違いがあると説明したが、これに加えてもうひとつおもしろい要素がある。それが攻撃タイプだ。

軌道、そして攻撃タイプを把握することで、ようやく武将を使いこなすことができると言っても過言ではない。難しく感じるかもしれないが、序盤のチュートリアルで3種とも体験することができるので、すぐになじめるはず。それぞれの特徴は以下のとおり。

【貫通型】

船を貫通して進むので、深部にある弱点（爆弾）を狙い撃つのに重宝する。直線に飛ぶ“貫通型”は横長の船に、山なりに飛ぶ“貫通型”は縦長の船に対して有効。“浮遊物”（後述）の処理にも向いている。

【爆破型】

着弾した瞬間に周辺を爆破するので、うまく使えば大量の弱点（爆弾）を巻き込むことができる。“誘爆型”との組み合わせが効果的で、爽快感もピカイチ！

【誘爆型】

着弾から数ターンのあいだ、船に残留してカウントダウンを開始する。カウントがゼロになった時、あるいは爆風などの衝撃を受けた時に起爆。タイムラグを意識して運用しなければ効果が薄いので、扱いが難しい。残留している間、特殊な効果を発揮するものもある。

ステージの難易度が上がってくると“浮遊物”と呼ばれる障害が現れるようになるが、これも前述の特徴を覚えておけば簡単に突破できるだろう。

例として、敵船の背後にある“浮遊物”を処理する場面をお見せしよう。

敵船の最後尾にある”爆”と書かれた“浮遊物”。あれはカウントがゼロになるとこちらの船にダメージを与えてくる代物。

これから貫通型の攻撃であれを射抜き、破壊してみせよう！！

…………。

これは……えっと……わざとだ！　そう、わざと外したのだ！！

知識があっても操作技術が伴っていないとどうしようもないってことを教えたかったんだよ！

各々、知識に驕ることなく研鑽を積むように！

どうして攻撃が蛇行する“張飛”を選んでしまったんだ……うおお。

２：狩場を利用して部隊を強化せよ！

プレイヤーのレベルが10以上になると“狩場”が解放される。ここには“魔獣の大海”、“暴風の荒海”の2エリアが存在し、部隊の強化に役立つアイテムがドロップするぞ。

“魔獣の大海”（月・水・金・日のみ利用可能）
ドロップする“飾り物”を売却することで“銅銭”が得られる。

“暴風の荒海”（火・木・土・日のみ利用可能）
ドロップする“巻物”を使用することで武将に経験値を付与できる。