プロ野球ファンの心をくすぐるニクい仕上がり!実名・実写シミュレーションゲーム『プロ野球タクティクス』がアツい

2016-09-21 18:00 投稿

プロ野球ファンならマストプレイ

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gloopsから配信中の『プロ野球タクティクス』。本作は、プロ野球12球団の現役選手が実名・実写で登場し、投打の“かけひき”を存分に楽しめるプロ野球シミュレーションゲームだ。さまざまな球団の選手から自分だけのオーダーを編成し、育成と強化でチーム力を高め、試合を勝ち抜いて日本一を目指すリーグ戦を中心に、さまざまなコンテンツが用意されている。

ここからは、そんな『プロ野球タクティクス』の魅力をお伝えしていこう。

 本作の魅力
・試合の重要な局面で出現する操作パート
・選択した作戦がハマったときの快感
・自由度の高い選手育成
・豊富なシミュレーション要素

勝利への流れを掴みとれ!

やること・やれることは豊富に用意されている本作だが、もっとも注目すべきはプレイヤーみずからが操作を行う試合中の打撃と投球だろう。試合は基本的に自動で進行するが、得点のチャンスや絶対に抑えたい場面など、重要な局面になると投打の操作パートに移行する。

操作自体はゲージ上を移動する矢印をベストなタイミングでタップするシンプルなものだが、ここで“試合を有利に運ぶためにどの作戦にするのか”の選択に本作のタイトルにある“タクティクス(戦略)”が凝縮されている。作戦の選択後、バッティングは相手の投球に合わせて画面をタイミングよくタップ、ピッチングは動くゲージに合わせて画面をタップして投球を行う。

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▲試合中に2~3回、この操作パートがある。

プロ野球選手になりきって対戦せよ!

このパートではまず、打撃であれば”三遊間を狙う”や”ヒットエンドラン”、“ホームラン狙い”といった試合状況に応じたケースバッティング。投球では投手の持つ球種と投げるコースを選択する。発生時のシチュエーションはさまざまだが、基本的にはチャンスorピンチ。試合の流れを左右する場面だ。

当然、その場面での最高の結果を求めたいところだが、事はそう単純ではない。というのも、選択肢には難度が設定されており、高いものほど成功がシビアになるのだ。打撃であれば一発ホームランを狙うのか、はたまた固く行くのか……。プレイヤー自身の力量や選手の能力を考慮して決断するのだ。

 
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▲投球では選択肢は1球ごとに選べる。投球の組み立てと決め球の選択が重要になる。

さらにおもしろいのが、たとえば打撃の場合、タップのタイミングが合えばバットにボールが当たり、タイミングが外れていれば空振りとなるのだが、バットに当たった=成功のタイミングのなかに良し悪しがある。

要は“完璧な成功タイミング”から“いまいちな成功タイミング”のように幅があり、これが絶妙に結果の“ゆらぎ”を演出している。

“三遊間を狙う”という選択をしていても、完璧に捉えた場合はホームランになることもあるし、微妙にずれて凡打になることもある。投球の場合も同様で、うまく投げていても打たれるときもある。プロ野球選手のコメントによくある「食らいついていくことだけを考えて最高の結果(ホームラン)になりました」「いいコースに投げられたけど相手が一枚上でした」といったようなことが起きるのだ。

 
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▲打撃では自選手の能力や対戦相手の能力、スキルなどによって★の数で表される選択肢の難易度が変動する。常にベストなタイミングは異なるため、完璧なバッティングをするのは難しい。それゆえにリアル感がある。

選択肢に明らかな正解がないため、自分の選択と決断、操作がすべて。となると根拠がほしくなるのだが、ここは野球ファンほど楽しめる部分だろう。打撃パートで「ノーアウトランナー1塁、打席には左打者。空いている一二塁間に引っ張って最低でも進塁打を打ちたい。となると追い込まれるまではインコースの甘めの球を狙って……」なんてやり始めたらもう止まらない。しかし、だからこそ狙いが実践できたときは最高の気分になれるのだ。

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▲狙いを絞りすぎて外のストレートに手が出なかったり、ストライクからボールになる変化球に手を出し始めたら、ようこそ『プロ野球タクティクス』の深みへ。
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▲投球ではストレートの難度が基本的に低い。もちろん、ストレート1本で押しきれることは稀。しっかりと組み立てを考えよう。やっていることは投手というより捕手っぽいかも?

試合に向けてチーム作り!自由度の高い育成システムによりオンリーワンの選手へと成長させよう!

試合でのプレイヤー操作以外にも、選手獲得・育成、施設の建設などシミュレーション要素は豊富。といっても、すべてはチームを編成し、選手の能力を上げて試合に勝つことにつながっているため、やることに迷うような複雑さはない。このあたりは実際にプレイしていればすぐに馴染むだろう。

同一選手でも獲得する選手カードによって“成長タイプ”と“メインスキル”が異なるため、選手の成長パターンは無限大だ。登場する選手は、実際の成績やデータが反映されており、能力値や成長タイプも設定されている。また、メインスキルの強化や自由に設定できるサブスキルによって自分好みの選手へと成長させることが可能だ。自分の考える理想のチームを目指して、球団を運営しよう。

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▲メインとなるシングルリーグ。選手の経験値を稼いだり、好成績をおさめればさまざまな報酬も手に入る。
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▲同じ選手でも育成の仕方次第で自分の理想とする選手に成長。
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▲育成リーグに選手を送り込んで、重点的に鍛えることもできる。伸びしろのある選手を指定強化選手に指名しよう。
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▲選手の能力を強化する施設の建設、アップグレードが可能。必要なパーツはさまざまなコンテンツの報酬などで入手できる。
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▲1日1回挑戦できるミニゲームもあるぞ。

というわけでお伝えしてきた『プロ野球タクティクス』の魅力。実際にプレイしてみると、プロ野球ファンをしっかり意識して作られた1本でした。今回はゲーム内の常設要素のみのプレイとなったが、今後開催されるであろうイベントやランキング戦も期待大。気になった人はぜひ触ってみていただきたい。

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『プロ野球タクティクス』の配信日が9月20日に決定! ゲームの魅力を伝えるPVも公開

プロ野球タクティクス

ジャンル
シミュレーション
メーカー
株式会社gloops
配信日
配信中
価格
基本無料(アイテム課金制)
対応機種
iOS/Android

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