【新作】弁護士殺害犯は誰？怪事件をリアルタイムで解き明かす『Lifeline：クライシス・ライン』

2016-09-21 10:30 投稿

デジタルブックシリーズ第5弾は刑事もの!!

リアルタイムで進行する、3 Minute Gamesの人気デジタルゲームブック『Lifeline』シリーズ待望の最新作『クライシス・ライン』がついにリリースされた。

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未知の衛星に墜落してしまった男と2度の交信、異世界に消えてしまった弟を探す少女や、氷河で目覚めた記憶をなくした男、これまで多くのシチュエーションで挑んできたデジタルブックも今作で5作目。

今作ではワケあってテキサス州で活躍する殺人課の刑事とコンビを組み、事件の解決を目指していくのだけど、これがじつに奇妙、非現実的な事態へと進んでいく。

ゲームの見どころ
●リアルタイム通知でアレックスをサポート
●もしものときの巻き戻し機能

リアルタイム通知でアレックスをサポート

人に言えない悩みのひとつやふたつ、きっとみんな抱えていることだと思う。プレイヤーは、そんな心の叫びを受け止めてくれる駆け込み寺のような存在であろう“ヘルプテキストアプリ”に登録することに。

実際のところ、どんなものなのか予備知識もないまま始めてしまったところに飛び込んでくるのは、テキサス州オースティンの殺人課に勤務するアレックス・エスポジート刑事からの呼びかけだ。

「人生最悪の出来事を経験した」と語るアレックス。彼は現実にはありえない事態に巻き込まれていた。まずは混乱する彼を落ち着かせ、その詳細を引き出すのがプレイヤーの役割だ。

SNSチャットのような感覚で会話を進め、こちらからは2択の問いでお互いの距離を縮めていく。基本的には彼の意見を肯定、不安を少しでも解消できるであろうワードを選択。そうして、何があったのか、詳細を引き出していくのだ。

「どこにある？言わなければお前は燃える！」

そう口にした女は両手から火を出し、それに怯えて撃ってしまったアレックス。3発の銃弾を撃ち込むが、その弾もろとも消失……。信じ難いことが連続して起これば、そりゃあ誰だって混乱するよね。

さぁ、ストーリーはここからが本番。アレックスからは、自分の言うことを信じてくれるプレイヤーを相棒に、この事件の真相を解くサポートをしてほしいと提案される。これまでのシリーズと比べると、若干前振りが長く感じるけど、協力して事件に挑むようになってからの展開は推理小説を読んでいるような、海外ドラマのように絶え間ない展開の連続で、飽きることなくトコトン楽しめたぞ。