きゃりーぱみゅぱみゅ、サンフランシスコでのライブを360度VRコンテンツ化

2016-08-25 17:00 投稿

サンフランシスコでのライブをVRで追体験

8月20日、ワールドツアー“Kyary Pamyu Pamyu 5iVE YEARS MONSTER WORLD TOUR 2016”の千秋楽が武道館で行われたばかりのアーティストきゃりーぱみゅぱみゅ。(じつは筆者も最終公演を見に行ってきたが、かわいかった!)

そんなきゃりーが7月にサンフランシスコで行った公演にて、VRコンテンツ制作のための収録を行っていたという発表がなされた。ツアーが終了して、ちょっとさみしい気持ちになっていたファンにはうれしいお知らせだ。

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今回のツアーは、デビュー5周年を記念し、オーストラリア、ヨーロッパ、アメリカ、アジアの8都市9公演で開催されたもの。ベストアルバム『KPP BEST』が発売されたことから、『ファンションモンスター』、『にんじゃりばんばん』、『つけまつける』をはじめ、ファンならずとも一度は耳にしたことのあるヒット曲がつぎつぎと披露された。

7月22日のサンフランシスコ公演は、伝説的コンサート会場“The Regency Ballroom”で行われ、チケットもソールドアウト。そんな熱気あふれるライブの様子が、360度カメラを含む4Kカメラ計10台によって全編撮影されていたようだ。

撮影されたライブ映像は、“ライブ会場にいるかのような感覚で楽しめ、追体験できる”本格的なライブVRコンテンツに仕上げるべく、vantage.tv社がハリウッドのポストプロダクションスタジオにて編集作業中。

完成した際は、国内外のさまざまな場所でデモンストレーションが行われる予定だ。さらに、今回のツアーで発表となった11月9日発売のニューシングルの特典VR映像にも一部が収録されるという。

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どのアーティストのライブも、足を運んで生の迫力を味わうことが何よりの体験。だが、会場にいなくてもライブそのものの臨場感を味わえるようになれば、参加できなかったときも別の楽しみかたができるだろう。

とくに海外公演などは、海外ならではのMCやパフォーマンスが見どころ。しかしながら、海外となると“行きたくても行けない”という人は多いはず。そういった意味でも、今回のVRコンテンツの配信は非常に魅力的。また、ファンならずとも、ライブを追体験できれば、新しい発見ができるかもしれない。

今回のVRコンテンツ制作の発表に関して、レコチョク、vantage.tv社から以下のコメントが届いている。

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(以下、リリースより抜粋)

「レコチョク・ラボでは、世界屈指の大規模野外フェスティバル“コーチェラ” “ロラパルーザ”での360 度VRコンテンツの制作・配信などの実績を誇るvantage.tv社と日本を代表するアーティストの一人・きゃりーぱみゅぱみゅさんのサンフランシスコ公演を収録することができて大変うれしく思っています。

素晴らしいパフォーマンスやオーディエンスの熱狂を、vantage.tv社が培ってきた最新技術やノウハウを駆使したVR映像で、日本をはじめ世界中のファンにさまざまなプラットフォームを通じて届ける試みをワーナーミュージック・ジャパンさん、アソビシステムさんと考えていきたいと思います」 (株式会社レコチョク 執行役員CTO 稲荷幹夫氏)

「レコチョク・ラボ、ワーナーミュージック・ジャパンと一緒にハイクオリティーなVRコンサート体験をきゃりーぱみゅぱみゅファンに届けるプロジェクトに関わる事ができてエキサイティングです。きゃりーさんのサンフランシスコでの素晴らしいパフォーマンスとオーディエンスの熱狂ぶりを新しい技術を駆使して、かつてない方法で日本の音楽ファンに体験してもらえる日を楽しみにしております」 (vantage.tv Inc.  Founder & CEO ホアン・サンティラン氏)

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