【新作】悪役始めました!裏社会に生きる戦略シミュレーション『バットマン: アーカム アンダーワールド』
2016-07-30 10:00 投稿
皆さんおなじみのヴィランを率いて頂点を目指せ
アメリカの人気マンガDCコミックス(ディーシー コミックス)を代表する、数多くの映画やアニメも制作されてきた『バットマン』。その悪役“ヴィラン”を率いてゴッサムシティの頂点を目指していくのが、この戦略シミュレーション『バットマン: アーカム アンダーワールド』だ。
“裏社会”、このワードだけでゾクゾクしてきちゃう。
強奪だ、制裁だと背徳感を味わいながらも、ゴッサムシティで暗躍する手応えは、まさに映画で観てきたあの光景。その醍醐味を3つの視点からリポートしていくぞ。
●戦略性の高い敵アジト制圧戦
●こだわり溢れるマイアジトのカスタマイズ
●ファンも安心! 名高いヴィランが勢揃い
戦略性の高い敵アジト制圧戦
裏社会の道も地道な一歩から、手下を引き連れてゴッサムシティの各地で悪の限りを尽くして成り上がらなければならない。
そこで抜擢された最初のヴィランは、元ゴッサム市警のサイバー犯罪コンサルタントであり、犯罪現場に手がかりのリドル(なぞなぞ)を残してお互いの知恵比べを楽しむ犯罪者、緑色のスーツがよく似合う“リドラー”だ。
それではさっそく、ゴッサムの街並みを見てみよう。
各ポイント上にみえる数字が難易度で低い順に攻めていくのがセオリー。この中だと“仕掛けアリ”ってミッションがいちばん簡単そうだ、
仕掛け、なんのことだ?
ヴィランがはびこるこのゴッサムシティ、どこに言っても警備は厳重。襲撃する前に“偵察”を実行、侵入口はひとつなのか、敵の配置と人数、金庫が最優先の場合はその場所も事前にチェックしていくのだ。
いいか、プランはこうだ。
まず、リドラーが入り口を破って侵入、レーザーに触れない位置から範囲攻撃スキル“クエスチョン・アーク”で警報装置をぶっ壊す。それと同時に手下どもを呼び入れ、つぎの部屋にいる奴らと戦わせているあいだに、リドラーが金庫を破壊するって段取りだ。
くぅ、きもちいい!!
呼び出した手下はその後オートで動き出し、ヴィランはその都度ルートを指示、自由に動かすことができる。攻略の要であるヴィランを安全な場所で待機、手下の働き具合に応じてプランを変更したり、特定のものを壊すのが目標のミッションなら、ふた手に分かれて襲撃を行い、一気に片付けるのもアリだ。
また、ヴィラン自体の体力は高く、雑魚が相手ならある程度耐えることもできる。手下が全滅して囲まれちゃったときは、ミッション遂行を優先してターゲットに攻撃を集中するなど、臨機応変に立ち回るのがとてもおもしろかったぞ!!
こだわり溢れるマイアジトのカスタマイズ
悪の組織にはアジトが必要不可欠。ひと知れず地下や山奥の屋敷で悪巧みをしているのかと思いきや、ゴッサムシティのど真ん中、いつ襲撃されてもおかしくないオープンな場所に用意されてる。
エントランスではハッカーたちがサイバー犯罪をくり返して資金収集。ガレージではミッションに送りこむ手下を募集、車両の定員数が増えればそれだけ多くの人員を投入できるようになる。
また、ラボではヴィランたちに新たな戦術(スキル)を習得、基礎ステータスを強化することも可能。ブラックマーケットでセキリティを強化、新たな部屋を増設するなど、こうした要素はストラテジー感覚で自由にレイアウトも変更できて飽きが来ない。
そして、注目したいのは緑色に光る怪しげな部屋。これは制御室で、レベルに応じて各種施設の開発とアップグレードを可能にしていく重要な場所だ。ここで操作するヴィランを変更することができるのだけど、驚いたのはそれに合わせて制御室の内装がガラリと変化するところ。
たとえばリドラーの場合はこれ。
ハーレークィンというヴィランの場合はこちら。
テーマこそ過激な本作だけど、細部にまでこだわって丁寧に作られている。ときにはアジトを拡大、ハッカーのしぐさ、オブジェの細かな作り込みなどをじっくり観察してほしい。
なお、悪の頂点を目指すのは世界中のプレイヤーも同じ。ときには敵襲を受けるけど、序盤のうちは対処するほどの戦力はないので気にせず放置。制御室をアップグレードしていく過程でアジトの守りも厳重になってくるから、それまでは蚊にでも刺された思って適当にやり過ごそう!
ファンも安心! 名高いヴィランが勢揃い
『バットマン』には、敵役としてこれまで数多くのヴィランが登場してきた。DCコミックを知らない人でも、1989年にティム・バートン監督が手掛けた『バットマン』から始まるシリーズや、2005年から始まるクリストファー・ノーラン監督の『バットマン ビギンズ』、『ダークナイト』、『ダークナイト ライジング』の3部作は多くの人がご存知だろう。
そうした作品にも登場してきたヴィランたちを、プレイヤー自身が扱えるのも本作の魅力だ。
リドラーやハーレークィンを含め、条件を満たしていくことで最大5人のヴィランを使用可能。さらに、近日登場するキャラクターには、『バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲』や『ダークナイト ライジング』にも登場したベインが追加されるようだ。
ちなみに、先ほどアジトにも登場したハーレークィンは、9月10日から公開の映画『スーサイド・スクワット』に登場する。
10人の悪党が大暴れする注目作の前に、本作をプレイしてテンションを上げておくってのもいいよね!!
P.N.深津庵
※深津庵のTwitterはこちら
バットマン: アーカム アンダーワールド
- ジャンル
- シミュレーション
- メーカー
- Warner Bros.
- 配信日
- 配信中
- 価格
- 無料(ゲーム内課金あり)
- 対応機種
- iOS
- コピーライト
- Warner Bros. Entertainment Batman: Arkham Underworld(C) 2014 Warner Bros. Entertainment Inc. Developed by Turbine Inc. DC LOGO, characters, their distinctive likenesses, and related elements are trademarks of DC Comics(C) 2013.
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