Hulu、Netflix、Amazonプライム、dTV、U-NEXT……動画配信サービスアプリ比較まとめ
2016-07-16 11:00 投稿
映画もドラマもアニメも観たい!
サブスクリプションサービスという言葉をご存じだろうか? わかりやすく言いかえるなら“定額制”のサービスで、近年ではアニメやドラマなどの映像コンテンツ配信においても広く浸透している。今回はその中から、アプリでも動画を視聴できる代表的なサービスの内容を徹底比較!
5つのアプリで使用感を調査
※情報は2016年7月5日時点のもの
まずは簡易比較
Hulu(フールー) 利用額:月額1008円(税込) 動画数:2万本以上(見放題のみ) ※公式の数値より | |
Netflix(ネットフリックス) 利用額:月額702~1566円(税込) 動画数:2500本以上(見放題のみ) ※非公開のため筆者調べ | |
Amazonプライム・ビデオ 利用額:年会費3990円(税込) 動画数:25000本以上(PPV含む) ※検索結果の数値より | |
dTV 利用額:月額540円(税込) 動画数:12万本以上(PPV含む) ※公式の数値より | |
U-NEXT 利用額:月額2149円(税込) 動画数:12万本以上(PPV含む) ※公式の数値より |
【Netflixの利用額】
視聴できる動画の画質により契約プランが変わる。
【PPVとは?】
通常の利用額とは別に料金を支払い、番組単位で購入するシステムのこと。Amazonは約18000本がこのPPV作品。
Huluの特徴・魅力
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全体的にシンプルなデザインがウリ。アイコンや文字が大きく見やすいだけでなく、縦スクロールだけですべての情報を見られる直感的な操作もうれしい。テレビ番組のようにスケジュールを組んで放送するリアルタイム配信では、CSの有料放送であるFOXチャンネルも楽しめるぞ! 作品を検索する際に、地域や制作スタジオ(フジテレビやワーナーなど)を選べるのも特徴だ。
配信コンテンツとしては、日米同時放映のドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』が魅力。シーズン5まで見放題なのは現在Huluだけ。
Netflixの特徴・魅力
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ドラマ『ブレイキング・バッド』を楽しめるのは現在ここだけ。また芥川賞小説原作の『火花』や、2017年に配信予定のハリウッド版『デスノート』などのオリジナル映像もNetflixにしかない魅力だ。簡易比較の数字だけではコンテンツ数が少なく感じるかもしれないが、ほかで見られないオンリーワンの作品を多数持つ独自性は見逃せない。
アプリの手触りとしては、映画・ドラマに特化したカテゴリー分けがうれしい。迷ったときは“受賞歴がある映画”で検索すれば間違いなし!? 動画再生の途中で、言語や字幕が切りかえられるのもNetflixならではだ。
Amazonプライム・ビデオの特徴・魅力
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配信されている映像を、端末へ一時的に保存しておけるダウンロード機能が便利。視聴したい作品を事前にダウンロードしておけば、たとえオフラインの環境でもストレスなく楽しめる。
シーズン2の制作も決定した『仮面ライダーアマゾンズ』や、7月より放送開始の『ウルトラマンオーブ』スピンオフ作品など、特撮ファンならチェック必須のオリジナル作品群もAmazonプライムビデオの大きな魅力だ。
dTVの特徴・魅力
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実写版『進撃の巨人』、『テラフォーマーズ』といった国内映画のスピンオフ作品がdTVオリジナルドラマとして配信されている。また、アニメ『おそ松さん』のテレビ未放送エピソードも独占先行配信予定!
dTVでは、最上段に表示される作品の映像・音声が自動的に流れるというユニークな仕組みが採用されている。これにより、思わぬところで新たなお気に入りが見つかることも? Amazonプライムビデオと同様のダウンロード機能も備えているので、自動再生で気になった作品をとりあえず保存しておくのもアリだ。
U-NEXTの特徴・魅力
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アニメだけでなく、大河ドラマや朝ドラも他の追随を許さないレベルで数多く備えている。放送中のものまでカバーしているので、もし見逃してしまったときでも安心だ。
カテゴリー分けにおいて“こんな上司がほしい!”といったように、パッと見で内容をイメージしやすい形で行われているのもうれしい。検索の際にキャストやスタッフからの逆引きも可能なので、声優ファンにもオススメ!
“金額”で比べてみる
HuluやNetflixを基準に考えると、dTVやAmazonプライムビデオ(月額換算で約333円)は安く感じる。“お急ぎ便”などに代表される特典の付くAmazonプライムビデオは、通販を利用する人にとってはより“お得感”のあるサービスだろう。一見割高に見えるU-NEXTは、PPV作品に使えるポイントを毎月1000円分もらえるため、実質の負担はHuluとそこまで変わらないと考えることもできる……かもしれない。
単純にコストだけで比べるならば、Amazonプライムビデオがオススメと言ってよさそうだ。ただし今回使ってみた中で唯一の年会費サービスなので、“1年間使い続ける”ことを前提として……ではあるが。
“作品数”で比べてみる
簡易比較にて12万本以上と表記したdTVやU-NEXTだが、PPV作品を除けばHuluとそこまで大きな差はないようだ。数字を見るとNetflixの本数が極端に少なく感じるものの、じつは海外作品の数でAmazonプライムビデオを上回っている。
それぞれが持つオリジナルコンテンツの魅力も含めて、全体の数よりも“自分が好きなジャンル”の作品を数多く有するサービスを選ぶのがいいだろう。海外ドラマならHuluやNetflix、アニメならU-NEXT……といったところだろうか。それらを含めたジャンル別のオススメサービスを以下にまとめたので、参考にしてほしい。
海外ドラマをメインに楽しみたい!
先述の通り海外作品に強いふたつに加えて、2015年のゴールデン・グローブ賞で作品賞に輝いた『MR. ROBOT / ミスター・ロボット』を限定コンテンツに持つAmazonプライムビデオをピックアップ。ただし、『24』や『ウォーキング・デッド』といったメジャーな作品だけあればOK! という人には、リーズナブルな価格で利用できるdTVもアリだろう。
日本の映画・ドラマが好き!
今回利用した5つのうち、このふたつは日本発のサービスだけあって国内の作品を多く取り扱っていた。ちなみに、マイナーな作品を探す場合はdTVのほうがオススメ。かなりの確率で求めるものが見つかるハズだ。
アニメがあれば何もいらねえ!
先述の通りアニメに強いU-NEXT。このジャンルだけで見放題コンテンツ1000作品、PPV込みで2000作品という充実ぶりは文句なしと言っていいだろう。Huluは『はじめの一歩』や『カイジ』などの日テレ系アニメが強く、ほぼ最新の作品までカバーしていた。
動画配信サービス紹介・番外編
今回比較してみた5つ以外にも、ここ最近で新たに登場したものや、ひとつのジャンルに特化したものなど多岐にわたる配信サービスが存在している。最後にその中から一部をピックアップしてご紹介!
AbemaTV
3月からスタートしたライブストリーミングサービス。“すべて無料のインターネットテレビ局”としてスポーツ、音楽、アニメなど複数の専門チャンネルが並行して配信されているほか、新たに“過去の番組をいつでも視聴できる”という月額サービスも登場! 6月の段階でアプリ500万ダウンロードが報告されており、いま勢いに乗っているサービスのひとつ。
バンダイチャンネル
アニメ・特撮に特化したサービスで、月額1080円(税込)で1000以上の作品が好きなだけ楽しめる。こちらはPPVを含めれば3000近い作品数となるため、アニメに関してはU-NEXT以上の充実度と言える。『仮面ライダー』、『ウルトラマン』、『機動戦士ガンダム』といった有名シリーズの作品も当然のようにほぼすべて揃っているため、このジャンルありきでサービスを選ぶ人にとっては決して無視できない存在だ!
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