【新作】激ハマりパズルの問題（Q）を作成する『Q craft』で自分だけの“人類への挑戦状”を創り出せ！

あわせて『Q』の大型アップデートも！

リイカより配信中の人気パズルゲーム『Q』。“問題に直接何かを書き込んで答えを導き出す”という独特のゲーム性と、シンプルながらも丁寧に作り込まれた問題の数々に夢中になった人も多いはず。

▼『Q』ってどんなゲーム？
ゲームデザイナーから全人類への挑戦。遊びやすく深すぎるパズルゲーム『Q』

2016年6月6日、そんな『Q』の問題をみずから作成できる新作『Q craft』が配信された。

“解く”ときとはあまりにも違う『Q』

遊んだことがある人にはおなじみのパーツを組み合わせつつ、クリアー条件やテキストも自由に編集できる『Q craft』は、まさしく『Q』の問題を“創る”アプリだ。

『Q』が誇る自由度の高いパズルをみずからの手で構築できるのはもちろん魅力なのだが、ゲーム開始時から使用できるパーツの数や設定項目が“あまりにも自由すぎる”ため、最初は戸惑うかもしれない。いや、戸惑うはず！

使えるパーツの種類が豊富なだけでなく、サイズの変更はもちろん回転や固定、左右反転に重さの設定などあらゆるカスタマイズが可能。夏休みの自由研究テーマをなかなか決められなかった人は、筆者のようにパーツをひとつ置いていじっては引っ込めて……をくり返すことだろう。

そんなときは、画面右上から“ヘルプ”を確認するのがオススメ。パーツを置いた後の操作はもちろん、細かい調整をしやすくするズームや、50手まで操作を取り消し＆やり直すことができるヒストリー、テスト的に重力を働かせて落下位置などの調整ができるスタビライズといった、テクニカルな機能の解説もしてくれる。

また、ヘルプからは問題作成の基礎となる流れや初心者向けのFAQなど、より基本となる情報をまとめたwikiに行くこともできる。

本家『Q』に活路が!?

「楽しそうだけど、どんな問題を作ろうか……」といった人は、まず『Q』をプレイしてみよう。『Q craft』のリリースにあわせたアップデートにより、自分以外のプレイヤーが『Q craft』で作成・アップロードした問題を遊ぶことができるようになった。

配信初日にも関わらず、すでにかなりの数が投稿されている。エディットにそこまで興味がなく、「とにかくいろいろなステージに挑戦したい！」という人にとっても、魅力的なアップデートと言えるだろう。

制作者がクリアーしないと投稿できないため、どんなに「いや、無理でしょ……」と思ってしまうようなステージでも必ず解法がある。そして、それがまた悔しくてついついプレイしてしまうのだ。

注目は画面左の“自分で作る”。ここをタップすると一発で『Q craft』に戻り、ステージ制作に移ることができるのだ。投稿されたエディットコースから“ビビッ”とくるギミックや構成を見かけたら、すぐさま戻ってパク……参考にしてみよう。

『Q craft』と『Q』を行き来しつつ、問題が完成したらタイトルやコメントなどを入力してアップロードしよう。前述の通り、制作者みずからクリアーしていないと投稿できない。

じつは“パズルを作る”だけじゃない!?

本家をも凌ぐ圧倒的自由度の『Q craft』は、パーツを合体（？）させて『Q』にはなかった“モノ”を生み出したり、ステージ全体をキャンバスのようにして“お絵かきツール”的な遊びかたができたりと、単なる“パズルゲーム部分の拡充”では終わらない。

……とは言ったものの、筆者のセンスでは“宇宙的な生物（ナマモノ）”を創造してしまったため、以下は公式リリースの遊び心をご覧いただこう。

本家『Q』のパズルで感じられる良さをしっかりと“創る”ことができるだけでなく、エディット系の遊び特有の“おもしろければ何でもOK”といった楽しみかたもアリな『Q craft』。もともと『Q』を遊んでいた人はもちろん、「初めて知った」という人もこの機会に2本まとめて遊んでみよう！