【新作】いわくつき物件で肝試しは案の定な展開だった！ 『恐怖！廃病院からの脱出：無影灯』

360度視点で院内に消えた友人を探しだせ

世のなかには数え切らないほどの噂がある。

全国の学校にあるに違いない七不思議から、地元で有名な心霊スポットまで、その内容はじつに幅広い。

本作で登場する主人公らも、そんな噂に吸い寄せられちゃった好奇心旺盛な若者たち。そして案の定、帰ってこない仲間を探して、テンプレのようにいわくつきの物件に踏み入ってしまう。

はい、ようこそおいでやす!!

『恐怖！廃病院からの脱出：無影灯』、始まりです！

廃病院をドキドキ360度探索

いわくつきの廃病院で行方不明になってしまう友人。
あきらかに不穏な空気が漂うなか、主人公であるプレイヤーは勇気を出して院内に身を投じていく。

気になったところをタップで探索。
入手したアイテムを組み合わせるなど、脱出ゲームでおなじみな要素はもちろん。

なんといっても本作最大の特徴はこれ。

振り向くのも嫌になるヘッドフォン推奨の音響。

廃業に追い込んだ過去の事件、その真相に迫るなか、さまざまな恐怖がプレイヤーに襲い掛かる。

廃病院＋肝試し＋怪現象＝だいたい院長のせい

そう、まぁおおかた医療ミスが原因だよね。それじゃ、いったいなにが理由でこんなことになったのか。

廃病院の様子を実際に動画でチェックしてみよう！

『無影灯』序盤お試しプレイ

恐怖演出も多めでスリル満点

動画で観てもらったのが本作の前半部分。
キューブの絵柄を揃えて電池を入手後、暗くて探索できなかった霊安室でブレーカーを操作する。

これで院内の電源が回復。
診療室奥にあるレントゲンを使えるようになり、物語はクライマックスへ。

そして、ヤツらの活動も活発になっていく。

そう

コイツら!!

本作全体のボリュームから考えると恐怖演出はかなり多め。

気を抜く暇を与えてくれないくらい、ヤツらが現れるのだ。

そのタイミングが秀逸で、分かっているのに驚かされてしまう。

そうだな、テンポのよさは新喜劇。
最後まで飽きさせない、ドッキドキの廃病院探索が楽しめるぞ！

ほどよい難易度で遊びやすい謎解き

テンポがいいのは恐怖演出だけじゃない。

謎解きの難易度も、脱出ゲームになれた人なら迷うことのないレベル。クリアーまでの道のりが平均1時間ほどっていうのも本作の魅力だ。

また、院内に残された数多くのメモには、事件の発端に関する重要な情報が書き記されている。

いちいち読むのは面倒。
そんなプレイヤーも多いと思うけど、なかには謎解きのヒントも隠されいるので、ぜひチェックしてもらいたい。

本作のタイトルでもあり、手術室のマストアイテム“無影灯”。

これね、よーく見ると不規則に動いているのだ。今回のプレイ中、著者が唯一迷ってしまったのがその操作だった。

もしも同じポイントで迷うことがあったら、おもいっきりスマホを傾けてほしい。

きっと重要なアイテムがキラりと落ちてくるはずだぞ!!

P.N.深津庵
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