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【パズドレ日記】第5回 70キロを無駄に走った話(その1)

2016-04-06 20:40 投稿

70キロを無駄に走った話(その1)

その1週間ほど前から、俺はあることを決めていた。それは。

「つぎの日曜日は自転車で荒川サイクリングロードを走り、パズドラレーダーのトレジャー探しをする!!」

ってこと。趣味のポタリングを楽しみつつ、実益であるトレジャー探しもしてしまう……という、文字通り趣味と実益を兼ねた日曜日にしようと思っていたのであった。

そして、先日の日曜日。

「よし!! 朝だ!! 自転車だ!! トレジャーだ!!」

俺の布団の中でいびきをかいていたニャンコを蹴散らしながら跳ね起き、ガラリと窓を開けてみる。天気予報ではその日の関東地方はほとんど曇りだったので安心していたのだが、見ればなんと、雨が音を立てて降っているではありませんか。

(そういえば深夜からずっと、遠くで水が跳ねる音が聞こえていたんだよな……。あれはまさに寝耳に水だったな……。……俺いま、うまいこと言ったな……)

絶望的な気分でヤケクソ気味のつぶやきをしつつ、寝室を出る。布団でのぬくぬくの眠りを妨げられたニャンコが「ギニャア!! ブニャア!!」と泣き喚きながら足元に絡み付いてきたが、これは抗議ではなくメシの要求であることを、俺はよく知っていた。

とりあえずネコにメシを与えて黙らせてから、ツーリングの準備を始めた。雨は少しずつ小降りになってきていたので、当初の予定よりも出発時間は遅くなりそうだったが「きっといける」と思ったのだ。

そんな願いが通じたのか、本当に1時間後に雨は上がった。空全体をブ厚い雲が覆ってはいたが、最高気温は19度にもなり、日中は雨の心配はないと天気予報が言っている。俺が所有する自転車はどれも泥除けがついていないので路面が濡れていることだけが気になったが、まあ水溜りを避けて走ればなんとかなるだろう。

「おし!! 自転車を展開するかー!!」

2階の自室から折りたたみ自転車を庭に降ろし、さっそく組み立てた。

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本日も相棒は、メイメイ号ことタルタルーガ Type-S GTだ。この日は最低でも50キロは走る予定だったので、“より速く、より楽に”と考えたら折りたたみのミニベロではなく、ロードバイクがベストな選択だったろう。しかし、あえてこの日は折りたたみ自転車を相棒に選んだ。そしてこの判断がのちに、「あのとき折りたたみを選んだ俺を人命救助で表彰してあげたい!!」と言わしめるのだが、それはまだ先の話である。

展開した自転車の荷台にくくりつけたカバンに、上着、工具、自転車のカギ、軽食(エナジーバー系)、カメラ、そしてステキな桜スポットに出くわしたらノンビリできるよう、こっそりとレジャーシートなどをブチ込む。そして、いつものようにハンドルに常設してあるスマホホルダーにスマホを装着し、ナビアプリとパズドラレーダーを起動した。これで、準備完了だ。

「さあ、出発だ!!」

右脚に全体重を乗せて深く踏み込み、その日最初のひと漕ぎをくり出す。ミニベロはタイヤが小さいので乗り出しが軽く、発進がスムーズなのが特徴だ。俺は自然な手つきでドロップハンドルの変速機に指を伸ばし、「カチッカチッ!」と小気味のいい音を立てて2段ほどギアを重くした。しばらくはこのまま街中を走って、身体を慣らしていこうか。

数キロほどグルグルとテキトーに走ると、じきに身体が温まってきた。しかし、パズドラレーダーはほとんど反応ナシで、近くにトレジャーある気配はない。ま、こんなのはよくあることだ。俺は再びカチカチとギアを操作し、より軽い足取りとなって、その日の目的地方面に自転車を向けた。

「ではぼちぼち、荒サイ(荒川サイクリングロードのこと)方面を目指すかなー」

さいたま芸術劇場前を抜けて、新大宮バイパスへ。

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▲さいたま芸術劇場。入ったことはない。この日はいつまでも、どんよりと雲っていた。

その途中、信号待ちのときにパズドラレーダーの画面にすると、すぐ近くにトレジャーがあることがわかった。

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「お! これはゲットできそうだな!!」

先日のアップデートにより、マップ画面に方位が表示されるようになったので、トレジャー探しはだいぶ楽になったと思う。そのまままっすぐ自転車を進めると、思った通り……。

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この日最初のトレジャー、ゲットォォォォオオオ!!! “キング大量発生!”は、これで2個目だ。

「いいねいいね!! このペースだったら50キロ走りきるころには、最低でも10個くらいはトレジャーを入手できそうだぞ!^^」

ニコニコと爽やかに笑いながら、スマホの画面を眺める。でも傍から見たらきっと、えっちなサイトを凝視してニヤつく不気味な中年のおっさんに見えたかもしれない。そうじゃないかもしれない。

再び走り出すと、自転車は国道463号にぶつかった。埼玉県内で完結する唯一の国道で、埼玉県の越谷市から入間市までの長距離を結んでいる。俺がいつも使う浦和のあたりのこの道は、通称“浦所バイパス”、もしくは“埼大通り”と呼ばれていて、全長17キロにもおよぶ日本一長いケヤキ並木で彩られている。見ればその名の通り、目の前に埼玉大学が現れた。

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「お! 埼大だ! もしかしたら、このへんにもトレジャーがあるんじゃね!?」

ステキな予感に導かれるように自転車を止め、パズドラレーダーを確認する。しかし、埼玉大学のまわりにはいっさい何もなかった。

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「く……。」

同僚の埼大出身者の顔を思い浮かべつつ、ささっとその前を通過。目的の荒川サイクルロードは、ここから目と鼻の先なのだ。

埼玉大学の前から1キロほど西に進路を進め、天国まで続いているんじゃ……ってくらい長い長い上り坂を登ると、広大な荒川の右岸と左岸を結ぶ羽根倉橋に到着した。

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橋長859.63メートルにもなる長~~~い橋で、その近辺には数々のグラウンドやゴルフ場、サーキットなんてのもあったりする。俺はこの日、右岸側を走るつもりだったので、強風吹きすさぶ橋の上をエッチラオッチラと進んでいたのだが、チラ見する橋の下にはこんな光景が広がっていた。

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お! 桜が咲いているぞ!!

読者諸君はもしかしたら知らないかもしれないが、トレジャー探しと長距離走行のほかに、じつはこの日の“裏クエスト”として“桜スポットでお花見を”ってのが設定されていたのだ。なので満開の桜を確認できたのは、なかなかの僥倖だったのである。

そして間もなく、荒川の右岸を沿うように走る荒川サイクリングロードに到着した。

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何もね~~~~ん……

はてさて、この殺風景なサイクルロードを走りながらいくつのトレジャーを見つけることができるのか!?

続きは次回~。

大塚角満(おおつか・かどまん)…… 週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。編集業務のかたわら、執筆活動を精力的にこなしており、多数の連載記事を持つ。著書に、『モ ンスターハンター』シリーズのプレイ日記をまとめた『逆鱗日和』シリーズが9作、『ダークソウル』のプレイ日記をまとめた『折れてたまるか!』シリーズな ど。ファミ通Appでは、“熱血パズドラ部!”を始めとするスマホゲームの執筆活動も行っている。

 

パズドラレーダー

メーカー
ガンホー・オンライン・エンターテイメント
配信日
配信中
価格
無料(アプリ内課金あり)
対応機種
Android/iPhone

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