グリーとHTC、アミューズメント・レジャー施設にVR体験を共同で提供

2016-03-10 17:59 投稿

グリーとHTC、バーチャルリアリティ事業における業務連携で合意

グリーと、HTC が、日本国内におけるバーチャルリアリティ(以下、VR)の業務連携で合意。両社は今回の業務連携を通じて、国内のアミューズメント・レジャー施設(テーマパーク・アミューズメント施設・カラオケ・ショッピングセンター等)に、VR体験の提供を共同で推進していくことを明かした。

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2016年は、各メーカーが相次いで製品版のVRシステムを発売予定であることから”VR元年”として盛り上がりを見せており、ゲーム・アミューズメント・観光・医療・住宅・報道・広告など、多方面の産業に普及していくと言われている。

そんな中、グリーとHTCは、双方のリソース・技術力・ノウハウを活用したさまざまな取り組みを行い、より多くの一般消費者の方に最高のVR体験を提供することで、VR市場の拡大と新しいエンターテインメントの創出に貢献していきたいと語っている。

GREE VR Studioについて

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グリーは2015年よりVR事業に本格参入している。同年9月には初のVRコンテンツである謎解き脱出ゲーム『サラと毒蛇の王冠』を東京ゲームショウ2015に出展。11月にはVR開発専門スタジオ“GREE VR Studio”を設立、スマートフォンアプリ『シドニーとあやつり王の墓』をリリースしている。

また2016年5月10日には、VR業界の第一線で活躍する国内外のプレイヤーをゲストに迎えたカンファレンス”Japan VR Summit(JVRS)”を開催する予定とのことだ。

※GREE VR Studioの詳細についてはこちら

HTC Viveについて

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HTC Viveは、HTCとバルブによって共同で開発された新しい仮想現実体験を体験できるシステム。2つのワイヤレスコントローラー、ルームスケールの測定を行うセンサーステーション、フロントカメラおよび電話機能搭載のヘッドマウントディスプレイからなる。

HTC Viveの最大の特徴はルームスケールの位置トラッキングシステム。最大5m×5m四方の空間をHTC Viveを装着した状態で自由に動くことができるという。座る、寝そべる、後ろを向くといったあらゆる動作が全ての位置で可能で、最も没入型VR体験を提供することが可能となっている。

コンテンツ開発者にとっては、動きまわるものから着座で楽しむものまで、コンテンツ制作に柔軟性を持たせることを可能にするアイテムになるという。HTC Viveは2016年のCESではHTCの先駆的なVRシステムとして、14賞を受賞している。

※HTC Viveの詳細についてはこちら

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