『ブレス オブ ファイア』シリーズ最新作がスマホ&PCで始動!! 釣りも健在!
2016-02-04 20:41 投稿
『ブレス オブ ファイア6』始動!!
2016年2月4日、秋葉原UDXにて『ブレスオブファイア6 白竜の守護者たち』のメディア向け発表会が開かれた。本作はコンシューマ―でシリーズ展開を続けてきたカプコンのRPG『ブレス オブ ファイア』シリーズの系譜を組む最新作。
本作は、これまで続けてきたコンシューマ―ではなく、スマートフォン、PCプラットフォームでのクロスプラットフォーム展開がなされることとなる。なお、このクロスプラットフォーム展開に伴い、PCプラットフォームのDMM.comも『ブレス オブ ファイア6』に参画する運びとなっている。
発表会では、本作の特徴紹介とトークセッション、そして歴代ヒロインの衣装を身にまとった倉持由香、御伽ねこむ、坂元由奈、火将ロシエル、まゆふぁむ、茶々助の6名によるコスプレファッションショーも行われた。
明かされる注目ポイント
今回発表された本作の特徴となる点7つ。それぞれの詳細とポイントを、本作プロデューサーの杉浦一徳氏と、同運営プロデューサーの清川一郎氏が紹介してくれた。
ひとつめは竜変身。主人公が強大な竜へと変身するこのシステムは『ブレス オブ ファイア』シリーズ恒例のものとなっているが、本作でもそのシステムは健在。竜変身を使った主人公は、最大20秒の間、全パラメーターが300%アップするという。
ふたつめの要素は、本作独自の要素“スキルコネクト”。これは、スキルを連続して繋いでいくことで発生するコンボのようなもの。スキルコネクトを発動させると、竜変身に必要なポイント“DP”が溜まりやすくなるという。
ボス戦などの激しい戦闘では、スキルコネクトでポイントを溜め、竜変身を発動させるというのが基本的な流れになっていくという。
3つめのポイントはマルチプレイ要素。本作では、シングルプレイのほかに最大4人での完全同期のマルチプレイにも対応している。なお、本作にはスタミナという概念がないため、気が済むまでいくらでもマルチプレイが楽しめる作りになっているそうだ。
なお、このスタミナ制を廃した設計に関して、プロデューサーの杉浦氏は「『モンスターハンター エクスプロア』でもそうであるように、僕たちカプコンは、スタミナなしで遊べるというのを大事にしている。本作でもそれは変わらない」と述べている。
4つめに挙げられた特徴は、マルチミッション限定での最強奥義“古竜召喚”。これは文字通り作中最強の攻撃手段で、ラスボスクラスの敵でも一発で瀕状態に追い込むほどの威力を有しているという。
このシステムに関して、運営プロデューサーの清川氏は「最後のトドメは自分の手でズバッやりたいじゃないですか? だからラスボスクラスのものを確殺するものではなく、瀕死状態にするものになるようバランスを調整しました」とのこと。
5つめは、城下町の実装。これはオンラインゲームにおけるロビーにあたるものだという。しかし、ただのロビーではなく、最大100人が同時接続できるものになっているという。
杉浦氏は「モバイルを使った本格的なオンラインゲームという設計思想から導入を決意したもので、これほどの規模のものはおそらく現在のスマートフォンコンテンツにはないものだ」と、その出来に自信を見せていた。
6つめのポイントは“竜の物語”。『ブレス オブ ファイア』シリーズでは、竜に変身する能力に悩む主人公と、主人公を支える仲間たちによって綴られる本格的なシリアスストーリーが描かれ続けてきた。
そういったストーリーがこれまでのファンにも支持されていたことを受けて、本作でも10万文字にもわたる長編ストーリーが綴られるという。
最後のポイントは、こちらもシリーズ恒例となる“釣り”。シリーズの伝統であり、ファンも多い釣りのシステムも欠かさず実装! ルアーや釣り竿の変更といったシステムはもちろん、水深や操作タイミングが求められる充実した内容になっているそうだ。
また、本作の紹介の最後には課金システムも発表。本作では、ガチャを主体とした課金形態ではなく、バトル後に得られる報酬枠を増やす“ミッション追加報酬枠”という課金を行うというシステムを主体としていくという。
このシステムに関して杉浦氏は「安易にガチャでがっつり稼ぐというのは楽だが、楽しくはない。だから、本作ならではの課金要素を追加してみた。追加報酬枠を使ったときに、どのような報酬が得られるのかは隠さずにしっかり表示するため、そこに運の要素はなく、納得できる課金をしていただけると思う。この課金システムを使うことで、スマートフォンコンテンツの課金形態にムーブメントを起こしたい」と想いを語った。
爆弾発言!?も飛び出したトークセッション
イベントで最後に行われたのは、本作プロデューサーである杉浦氏と、DMM.com取締役の
によるトークセッション。出されたトークテーマに沿ったトークを展開するこのセッションでは、興味深い話がいくつか飛び出した。“DMM内での『ブレス オブ ファイア6』の評価”というテーマでは、「これまでコンシューマ―でリリースされてきた人気シリーズタイトルをフリートゥプレイという形で出させていただくということで、かなり緊張している。なぜカプコンさんは、歴史あるシリーズのナンバリングタイトルを、コンソールではなく、この市場に持ってきたのでしょう?」(片岸氏)
「『ブレス オブ ファイア』というシリーズは、カプコンの中でも寝かせることになってしまったタイトル。それをいきなりコンシューマーで復活させるのはちょっと難しい。それなら、元気のあるスマートフォン市場で復活させたほうがいいのではないかというのが、ひとつめの理由。ふたつめの理由は、今のカプコンにはRPGというコマが少ないこと。これを機に人気RPGであった『ブレス オブ ファイア』を復活させて、現役でずっとお客様に遊んでいただけるものにしたいという想いがある。そういった思考があって、この市場に持ってきた」(杉浦氏)
また、“DMMサービスで実現した夢”というトークテーマの中からは「VRの世界に進出したい。これに関しての詳細は、来年には我々から発表できるかなと思う」(片岸氏)という非常に興味深い発言も飛び出した。
最後に、スペシャルゲストとしてビデオメッセージを残してくれた岸田メル氏と、各登壇者からのメッセージをまとめて本項をしめくくろう。
杉浦氏「『ブレス オブ ファイア』は、カプコンが大事にしてきた古くからのタイトル。ナンバリングタイトルにした以上、昔からのファンには納得していただけるようなものに出来るよう、最大限の努力をしていく。また、シリーズを知らない人も楽しめるよう、爽快なプレイ体験が得られるようにもしているので、楽しみにしていただきたい。課金システムにも工夫を加えてみたので、そこもぜひ見てほしい。ガチャ100%で課金システムを考えたほうが楽ではあるが、真剣にそれを変えたいと思っている。ぜひ応援よろしくお願いします」
片岸氏「今回『ブレス オブ ファイア6』という素晴らしいタイトルを取り扱わせていただくということで、すごく緊張しています。これまでPCゲームでさまざまなチャレンジをして、DMMも成長をしてきているので、今回はそこで培ったものを活かして、コンテンツとともにDMMそのものも、またしっかり成長させていただければと思います」
清川氏「リリース延期で皆様をお待たせてしまい、本当に申し訳なく思っています。ですが、延期でいただいた時間で、かなりいいものにできました。なので、ぜひプレイしていただいて、それを実感していただければと」
岸田メル氏「今回は、イラストレーターとしてイメージビジュアルを描かせていただきました。ヒロイン“ニーナ”もフィギュア化し、6月にコトブキヤさまから販売される予定なので、そちらもぜひお楽しみに! それと、僕も遊ぶ予定なので、見つけたら一緒に遊んでやって下さい」
『ブレス オブ ファイア6 白竜の守護者たち』は、シリーズ生誕から23年という時を経てリリースされるタイトル。スマートフォンとPCとでのマルチプラットフォームで展開される、本格RPGとなっている。
なお、リリースに先立って行われる先発テストは、2月19日からスタート予定。先発テスト中にある条件を満たすと、サービス開始時には最高レアリティのユニット“アミリア”がプレゼントされるという。
正式サービス開始は、Android、PCが2月24日からの予定。iOS版は3月中の予定を目指すという。
なお、iOS版がリリースされて少し経った時点、現段階では4月中には、ギルドシステムなどを拡充させる1回目の大型アップデートが予定されているほか、『ヴァンパイアセイヴァー』、『バイオハザード』、『ストリートファイター』などのカプコンIPや、DMMのIPである『かんぱにガールズ』とのコラボも予定されているという。
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