【新作】絶対にやってはいけない禁断の遊戯に手を出してみた 『脱出ゲーム ひとりかくれんぼ』

都市伝説シリーズ第2弾ついに登場!!

“幽霊を呼び出してかくれんぼをする”

そんな都市伝説がネットで盛り上がっていた。

幽霊を見たことがない人も見えてしまう強力な降霊術らしく、それに興味を持ったオカルト研究部の女子高生4人が実行しようと言い出す。

それがSEEC Inc.の最新作『脱出ゲーム ひとりかくれんぼ』だ。

本作は、同社が手掛けた『脱出ゲーム 都市伝説～杉沢村からの脱出～』の流れを汲むホラー脱出ゲーム“都市伝説編”の第2弾。

前作同様、奇妙な噂の真相を確かめようと、好奇心旺盛な女子高生たちがとんでもない事案に巻き込まれていく。

ちなみに本作の舞台は女子高生の自宅。
くぅ、なかなかいいシチュエーションじゃないか!!

ドキドキ！　真夜中のお宅訪問

都市伝説はこうだ。

綿を抜いてお米を詰めたぬいぐるみ、包丁、自分の血を用意。ぬいぐるみに血を入れ、包丁を刺して……。

「つぎは、ぬいぐるみの鬼！」
「つぎは、ぬいぐるみの鬼！」
「つぎは、ぬいぐるみの鬼！」

3回くり返して隠れると、幽霊が現れるのだという。

この、霊感のない人にも見えてしまう強力な降霊術を“ひとりかくれんぼ”と呼び、ネット上にはさまざまな霊症が書き込まれ、大いに盛り上がっていた。

ただこの都市伝説には根本的な注意点がある。
それは、“ひとりかくれんぼ”ってこと。

そう、ソロプレイなのだ!!

そんでもって選ばれたのが……。

個人的にはミドリちゃん家がよかったけど、こうして半ば強引に押し付けられても断れないアオイちゃんもかわいいよね。

さぁ皆さん。

女子高生のお宅に潜入ですよ！

この都市伝説、マジでした!!

“ひとりかくれんぼ”を開始したアオイちゃん。彼女が隠れたのはリビングにあるクローゼットだ。

幽霊がいつどこから出てくるかわからない状況だけど、この密室状態に違うドキドキを感じてしまう不謹慎な俺。一方、冷静なアオイちゃんは、儀式を始めたことをグループチャットでみんなに報告すると……。

はい、俺とアオイちゃんの密室タイムは早々に終了です。塩水がないとヤバイもんね。

しかし、お待ちかねの事案はすでに始まっていたのだ。

霊症待ったなし！　アオイちゃんを守るのはキミだ

塩水を入手して黒い影から身を守ったと思った矢先。

最初に送信した画像を色彩調整していたユリカちゃんが、そこに幽霊が映っていたことを突き止める。

アオイちゃん、ダメだって！
この都市伝説、かなり危険な匂いがするんだよ。

ここは朝までこのクローゼットでいっしょにさ……。

“ひとりかくれんぼ”効果抜群。

黒い影なんてかわいいもんで、今度はもう明らかに危険なやつがリビングでお待ちかねなのだ。

始まってしまった霊症はもう止めることはできない。無理に中断しようとすれば、いま以上の災難が起こるっていうのがホラーのセオリーだ。

ここはすべてを受け入れて、最後までかくれんぼをやりきるしかない。少しでもルールを破るような行動をすると……。

P.N.深津庵
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