【新作】美少女ホムンクルスを錬成！ かわいいからこそひと言いわせてっ 『境界のアルケミスト』

小悪魔なホムンクルス“アリス”を愛でる錬金ライフ

すべての物質を完全なものにする“賢者の石”。

その完成を目指し、独自の研究を追い求めるお手軽クラフトゲームが『境界のアルケミスト』だ。

本作の主人公は、“安価な物質から金を錬成する錬金術”、“理想のパートナーの錬成”という、ふたつの研究に没頭する。

そしてある日、美少女の姿をしたホムンクルス“アリス”の錬成に成功。

しかし、ホムンクルスの錬成は禁忌とされているため、その存在を隠し、研究の助手として生活をともにすることになるのだ。

本記事では基本概要と本作の魅力、また、実際にプレイして感じた“今後に期待したいポイント”をまとめていくぞ！

すべての道は錬成につながる

フィールド上にあるさまざまな素材を採集、錬金術で商品を作って資金を稼いでいく。

その過程で描かれるのが、“献金術研究”を追い求めるメインストーリーと、アリスとのストーリーを進める“ホムンクルス研究”、2種類の物語だ。

そして、いずれにも共通する錬金の手順はこうだ!!

①採集：素材集め
②錬金術：アイテムを錬成
③販売：錬成したアイテムを売る
④研究：2種類のストーリーを進める
⑤記録：実績、ストーリーログなど

[素材集め]

[アイテムを錬成]

[アイテムを販売]

すべてにおいてシンプル設計。

素材さえ揃っていれば、クラフト系が苦手な人でも簡単にアイテムができあがるし、価格の相場よりちょっと高めの販売額でも大体売り切ることができる。

ちなみに、新たなレシピはストーリー進行やアイテムの販売のほか、いろいろな実績を解除することで入手可能。
これもプレイしていれば自然と増えていくお手軽さだ。

稼いだゴールドで“研究”を進めよう！

アイテムを売って稼いだゴールドの使い道。それが、研究という名のメインストーリーの開放だ。

ここで描かれるのは、禁忌とされるホムンクルスの存在を隠し続けるなか、財政難に悩む国家の事情に巻き込まれていく錬金術士のストーリーだ。

とてもわかりやすい設定だし、“国家”とか、“錬金術”なんてワードを聞くと、ちょっとハードな展開になるんじゃないかとワクワクしちゃうよね。

そして、なんといってもアリスがかわいい！

ただ、著者の期待が大きすぎたのかも知れないけど、個人的な感想としては、各章ごとのストーリー展開が弱く、章あたりのボリュームも少なく感じてしまった。

もちろん、今後の展開を期待させる伏線も多いし、アリスとの関係を描く“ホムンクルス研究”では、ホムンクルスへの理解を深めていく興味深いストーリーが待っている。

ちなみに、アリスとのストーリーを開放するのに必要な“オリハルコン”は入手が困難。

最初の1個は、ホーム画面のアリスを100回タッチするともらえるので覚えておこう！

期待を込めてリクエスト!!

集めたレシピから錬成するものを選ぶとき、未開放のリストを含めた一覧表しかなく、手持ちのリストを探すのがちょいとたいへんなのだ。

願わくば、解放済みのレシピや、素材が揃っているレシピのみをソートできる機能がほしい！

快適な錬成がストーリーを進める鍵にもなるので、作られた方が見ていらっしゃったらどうかご検討を（チラッ。

P.N.深津庵
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