【夕刊】英才教育

【担当者のヒトコト】

先日法事のときに、8か月になる姪っ子と3か月ぶりに再開した。

散々私が「猿みたいで可愛くない……」と言っていお顔も、だいぶ人間らしくなってきてだんだん可愛く見えてくるような気がした。

この話をすると、みんなから厳しい、と言われるが、私は子どもに厳しいことで有名なのだ。子どもだって、可愛くない子は可愛くないって世間の厳しさを教えなくちゃね！……ってなんのこっちゃ。

姪っ子は、そんな私を見透かすように、じーっと私の顔を見てくるのだ。「あなた、バカなの？」と言わんばかりに。

それもそのはず、この8か月になる姪、最近、私たちの父親が経営する幼児教室なるものに通っているらしい。自分の父親が経営しているわりに詳しいことは私にも分からないのだが(なんといっても機密教育だからね！)そこではエリートな子どもを育てるために日夜教育が行われているらしい。

そのせいか彼女、私が「〇〇さ～ん」と呼ぶと、「アイ！」と答えてくれるのだ。親戚一同がすごい、すごい、というので「これってすごいの？」と母親に聞くと、「あんたは1歳すぎるまで自分の名前を呼んでも反応しなかったわよ」と言うではないか。て、それって私がバカだったのでは？

ちなみにその幼稚教室では、姪っ子たちまだ喋れない赤子たちでさえ「もうあなたたちはもう赤ちゃんじゃないんですよ」などと言われるらしい。なんというエリート教育だろうか。まだ赤子でいることも許されないとは、生まれたときから資本主義社会においての競争は始まっているのだ。

そんなわけで、姪っ子が私の知能を抜かす日は近い。がんばれ、未来のエリート！

(さとるり)

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アイコンの女の子が可愛くて気になっているタイトル。だれがため、ではなく、たがため、と読むんですよ！　知ってた？　タクティクスRPGって、なんかノスタルジックな感じがして心をくすぐられるんだよね～。2016年も新作続々ですね。楽しみ！