ファミ通App的2015年ベストゲーム その1

2015-12-28 10:00 投稿

2015年もさまざまな名作が誕生した、いい年でしたね! そこで、ファミ通App編集部が選ぶ2015年のベストゲームを担当者のインプレッションと合わせてご紹介!
(※2014年12月~2015年11月26日の期間に配信されたタイトルから選んでいます)

※ベストゲームその2はこちら

城とドラゴン

■アソビズム

 
城ドラ1

編集部がもっとも愛した 国産RTS決定版
『ドラゴンポーカー』や『ドラゴンリーグ』など、つねに新作にオリジナルシステムを採用しているアソビズムから、今年2月に配信された『城とドラゴン』(以下、『城ドラ』)。最大3対3の全国オンライン対戦が楽しめるリアルタイム対戦ストラテジーゲームだ。ガチャが存在せず無課金で楽しめるのもありがたいが、筆者がとくに楽しんでいるのは、個性豊かすぎるキャラクターたちの中からお気に入りを選び、カッコよく、ときにキモカワイイ(!?)装備を研究すること。自分好みの編成で戦略を練り、対戦で勝利を目指す。これが醍醐味だ。しかも、定期的に追加される 新たなキャラクターで対戦の環境がガラッと変わるので、飽きずに新しい戦略を練れるのもうれしい。 これだけでも筆者は10ヵ月間毎日飽きずに遊んでいる。さらに熱いのが、相手と向かい合って対戦する”目の前の人と遊ぶ”という対戦形式。キャラクターごとに違う倒しかた、守りかたを覚えてお互いの手札を読み合う心理戦は、いい勝負であればあるほど、声を上げてしまうくらいのめり込める。「勝っても負けてもクセになる」という、 テレビCMのキャッチコピー通りだ。まだ遊んでいない人は、ぜひ始めてみてほしい。そして本作が100倍おもしろくなるこの対戦を、 友だちと体験してみてはいかがだろうか? (太陽王ムハハーン)

ゴシックは魔法乙女 〜さっさと契約しなさい!〜

■ケイブ

 
ゴシック 02

スマホに特化、昇華した 新時代のシューティング!
画面を埋め尽くすほどの敵弾が飛来する”弾幕シューティング”で有名なケイブが、2015年4月に配信を開始したスマホ向けシューティング。短時間でサクサク遊べ る縦シューのステージ(クエスト) をプレイし、クリアーやハイスコアを目指すのが基本で、”使い魔” と呼ばれるたくさんの乙女たちが登場する。この使い魔でチームを編成するカスタマイズ性のほか、 合成や進化、属性優劣といったスマホアプリの定番要素も加わり、 純粋な反射神経以外にもシューティング攻略のアプローチがとにかく多彩。シューティングに苦手意識を持つ人にこそ遊んでほしい作品に仕上がっている。そんな中でも注目なのは、純粋なシューティング部分の遊びやすさ。たとえば使い魔のシューティングの強さは、レア度に依存しない。レア度で変わるのは使い魔のHPと魔力(獲得スコア)。 レアな使い魔ほど安全にスコアを稼ぎやすい利点はあるが、それでなくても工夫しだいで 高難度クエストに十分太刀打ちできる。また、ケイブのスマホシューティングは、移植作でもスワイ プ操作が標準仕様。精密な動作が難しい代わり、任意の2点間を瞬時に移動可能だ。もともとの作品と明らかに異なる、新たなゲーム性が生まれている。画面の小さいスマホでは英断だと思う。 (バロンマサール)

モンスターハンター エクスプロア

■カプコン

 
モンハン01

本格的な狩りをスマホで! これをやらずに何をやる!
『モンスターハンター』(以下、『モンハン』)シリーズのファン待望の、 スマホで楽しめる本格ハンティングアクションゲームがこちら。何がスゲーって、実際にやってみると想像以上に『モンハン』してるところ。『モンハン』って、全部のボタンを使って操作するくらい、豊富なアクションがあるんだけど、 本作は指先ひとつで移動、 攻撃、 回避、ガードが簡単に出せちゃう。 “モンスターの特定の部位をターゲットしてそこを中心に動く”という、 本作ならではの要素を取り入れてるんだけど、これのおかげで操作はめっちゃ簡単。簡単なんだけど、 モンスターの攻撃が来たら避け、 ガードし、隙を見つけて攻撃する、という『モンハン』ならではの本格的な狩りが楽しめまくる! これがマジですごい。モンスターの動きはシリーズでおなじみのそれなので、『モンハン』シリーズの経験者はその知識も活かせちゃうってわけだ。前述の通り、複雑な操作はないから、「『モンハン』って難しそう」って思っていた人も、気軽 に始められること間違いなし!  それでいて、やり込み要素は超豊富。武器防具の収集や強化、タイムアタック的な遊びかた、全国のハンターとのマルチプレイ、称号 集め、HR上げなどなど……。 遊べる要素はまさに∞! スタミナとかもないから、時間の許す限りプレイできるぜ! (バサラ佐藤)

ドラゴンスラッシュ

■ゲームヴィルジャパン

 
P05-ドラゴンスラッシュサシカエ01

壁に飾りたくなる“美ゲーム” そのゲーム性も、じつに美しい
2015年の上半期にもっとも夢中になったブランニューのアプリは、この『ドラゴンスラッシュ』である。一見すると、よくあるベルトスクロール形式のアクションゲームに見えるが、そんなひと言で片付けてしまったら絶対に後悔する。『ドラゴンスラッシュ』は、生半可なゲームではないのだ。このゲームの最大のウリは、圧倒的なまでに美しいゲーム内ビジュアルだろう。油絵のような、ポスターのような、それでいてマンガのような2Dグラフィックは徹底的に 描き込まれ、そして、よく動く。 どのシーンを切り取っても1枚の絵画として部屋に飾っておきたいほどで、とくに戦闘中に派手なスキルをぶつけ合っている様子に関しては、「過去、 これほど美しい2Dグラフィックがあったろう か!?」と驚嘆してしまうレベルだ。 この映像美を見るだけでも『ドラゴンスラッシュ』をダウンロード する価値がある。しかし、いくら 美しくてもゲーム性がついてこなければ本当にただの絵。 その点、 『ドラゴンスラッシュ』はしっかりと、ゲームの”ツボ”も押さえてい る。ハック&スラッシュの香りがするレアアイテム収集、オートで小気味よく展開する戦闘、そして作り込まれたストーリー。映像美に甘えないその造りは、作り手の ライドを感じさせる。長く遊びたい1本だ。 (大塚角満)

フィンガーナイツ

■ゲームオン

 
フィンガーナイツ2

気が抜けないバトルとパーティー考察に夢中
いまや”ひっぱりアクション”と呼ばれるジャンルが確立されているが、本作もそのジャンルに属する。敵に自軍のキャラをぶつけて攻撃する爽快感や、めまぐるしくバトルが展開していく小気味よさが気持ちよく、筆者のようにこのジャンルが初体験の人でもすんなりと入っていける。ゲームが進行して敵が手強くなると、ターン制で一手ごとに敵味方が激しく動きまわるので、つねに気が抜けない。 キャラにはソルジャーやウィザード、ヒーラーなど6種類のクラスが用意されていて、たとえばシューターなら放射状に弓で攻撃したり、ヒーラーは味方にぶつけて回復したりといった個性がある。その一方で、一撃で戦況を覆せるスキルもあるため、敵との相性を考えて戦略を立てるだけでなく、スキルに頼った戦いかたもできるのだ。育成面では、どんな英雄騎士 (キャラクター)でも最高レア度である星5まで進化するので、好み の英雄騎士を育てられるのもいい。 筆者はいろいろな編成を考えるのが好きで、各英雄騎士のスキルを考慮しながら、あれやこれやと編成を考察している。そして育成した自慢のパーティーは、全国ランキングに対応したレイド戦に挑んだり、エリアバトルでほかのプレイヤーの防衛パーティーに挑んだりして活躍させられる。これがまた熱い! (太陽王ムハハーン)

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