【ロスレガプレイ日記~クレモンド紀行01~】その名はボカミリケン
2015-10-31 00:00 投稿
完璧な連載プラン?
全国のゲーマー諸君、ごきげんよう。ライターのかかし榮汰朗です。
本企画はAimingから配信された期待の大型RPG『ロストレガリア』のプレイ日記。これから全9回に渡って、筆者の冒険の模様やお役立ち情報、その他もろもろをお届けする予定だ。
実は今回、プレイ日記を執筆するにあたって、筆者にはいくつもの不安があった。その最たるものがこれである。
「本当に9回も保つのか?」
切実な現実、筆者にはネタが必要だった。そこで参考になればと、かの名著『ファイナルファンタジーXI プレイ日記 ヴァナ・ディール滞在記』をパラパラと捲ってみる……。ふむ、やはり面白い! そして筆者はひとつのヒントを得る……それは引き延ばしだ。
『ヴァナ・ディール滞在記』の何がすごいって、ヴァナ・ディールに降り立つのが連載10回目なのである。なんと50ページ以上もの間、機材がどうたら、接続がどうしたと何の進展もないのだ。しかし、それでも圧倒的に面白い! ページをめくる手がとまらない!
こうして思いついた連載プランがこちらである。
第一回:スマホ新調、はじめてのiPhone!
第二回:初期不良? 動け、僕のiPhone!
第三回:かかし VS. カスタマーサポートセンター
第四回:修理完了! 今日から僕もiPhoneユーザー
第五回:ついに『ロスレガ』ダウンロード!
第六回:アプリDL後のデータDLがこんなに長いなんて
第七回:キャラメイクに半日かける人っているよね
第八回:かかし VS. カスタマーサポートセンター リターンズ
第九回:かかしクレモンドに立つ
完璧だよォ! この連載プランはァーッ!!!
キャラメイクに半日かける人っているよね
はい、じゃあ連載1回目はキャラメイクの話からしようかね。
え? あぁ、例のプランね。普通に怒られたよ。ボツだよ。
あれから『ヴァナ・ディール滞在記』の構成について冷静に考えたんだけどさ、そもそも当時はネットゲームが気軽に遊べる時代じゃなかったわけ。『FFXI』にしても、プレイステーション2にくっ付けるBBユニットとかいう謎のアイテムを入手しなきゃいけなかったし、実際に遊ぶまでのハードルがすごく高かったんだよね。『ヴァナ・ディール滞在記』の冒頭はかつて多くのユーザーが辿った道、接続環境をととのえる苦労を再現していたからこそ、共感を呼べる面白いものに仕上がっていたってわけさ。
それに比べて、現代のネットゲーム『ロスレガ』はどうだろう。おぉ、手元の端末ですぐにでも遊べるではないか! 時代の変化を感じつつ、筆者は『ロストレガリア』をダウンロード、広大な幻想世界・クレモンドへの扉に手をかけるのであった……。
あ、でもこれだけは言っておきたい。全編フル3Dのかなりリッチな作りになっているので、初回起動時にはWi-Fiの利用がお勧めだ。
さて、そろそろ今回のテーマに移ろうか。キャラメイクである。キャラメイクと言っても、そこはスマホのゲーム。『ロスレガ』でプレイヤーが決められるのは名前と職業。ただ、ゲーム中でアバター装備を手に入れればキャラクターの髪型など、外見を大きく変えることもできるらしい。組み合わせによって個性をアピールすることも可能ってわけだ。
筆者がチョイスしたのは……、
最初は中学生が考えたみたいな設定(もちろん良い意味で!)の“操血士”に心惹かれたのだが、人気がありそうなので敢えて回避。マイナーなところを突いてみた。支援職の人口って少ないと思うんだけど、どうだろう。
この手のゲームではいぶし銀の爺さんキャラを作るようにしているのだが、たまには妙齢の女性キャラを使っても罰は当たるまい……。
続いて名前を考えるわけだが、ここでふと気になったのが自動入力というボタン。ふむ、どんな候補があるのか確認してみるのも一興だろう。センスの良いものがあれば、そこから選んでみるのも悪くない。
こんな名前が出てきたぞ!
ウリイハーン、ボカトレイル、スーカラ、ケニーボルト、ペリエエディ、パントトラム、ソロウダイン、タウトデブラ、セレスボブ、クランイリア、ランスルディ、ノエルパーク、タートゾフィ、ホヴェルポロ、カトリンカイ、ロムニーギド、ダニアケレン、ホプキンカロ、モーリブード、ヨハナハティ、シシィメイダ、ニヴントニア、ロンドウッド、ロリンパミラ、ハートチェン、ダダデブラ、ボカミリケン、ロロフレッド、クリムコリー、タモラモンク……。
なんか、独特の名前が多いな……。某国民的RPGの魔王っぽいというか、大ヒット狩りゲーのモンスターっぽいというか、ユテラルドやアダラパタに匹敵するレベルの斬新な名前が次々と現れるではないか。たぶん、用意された単語を2、3組み合わせてランダムに構成する仕組みなのだろう。
クランイリアってかっこよくね? スーカラ、ボカミリケンはねぇな。ダニアケレンも悪くない。ニヴントニアはちょっと厨二臭いか? うーむ、ヨハナハティ、ボカミリケン、ロリンパミラ、ボカミリケン……。
ボカミリケンが頭から離れねぇぇぇぇ!!
ググってみたところ、ボカミリケンという文字列はこの世に存在しないようだ。もうボカミリケンで良いかな? いや、でもな……。冒険している間、ずっとボカミリケンがチラつくのは嫌すぎる! よし、決めた。この癒し手の名前は某ランプの貴婦人から頂こう。某マンガの影響なのだが、やっぱり藤田先生は最高だぜ! うん、これしかない。
残念ながら筆者の入力した名前は既に使われていたようである。よろしい、ならばボカミリケンだ。×××××って名前で遊んでるお前、そうお前だ! 覚えとけよ。お前の所為でウチの娘はボカミリケンだ! ゲーム内で見つけたら一言、もの申すからな。機会があったら一緒に遊ぼうぜ!!
かくして、クレモンドに新たな冒険者が誕生した。彼女の名はボカミリケン。この先に待ち受ける苦難の数々を、今は知る由もない……。
ボカミリケン、宿敵と出会うの巻
ついに始まったボカミリケンの冒険。ログインすると何やら暗がりに放り出された。夢か現か幻か、それすら定かならぬまま歩みを進めると、何やら妖しげに煌めく光を発見。触れてみるとチュートリアルを兼ねたバトルが始まった!
……突然だが、ここでちょっとだけ真面目な話をしたい。
『ロスレガ』には様々なオート機能がある。特にクエストの説明文をタップするだけで自動的に目的地に向かい、イベントをこなしてくれる機能は最たるものだろう。
しかし!
ボカミリケンの冒険においては、この機能を封印する。
昨今のゲームは本当にオート機能が充実している。なるほど、忙しい現代人には便利な機能だろう。でも、ゲームの醍醐味って、自分で操作するところにあるんじゃないの?
筆者はポチポチやっているだけのゲーム、眺めているだけのゲームが好きではない。それが面白いっていうプレイヤーもいるだろうし、それで良いと思う。楽しみ方は人それぞれだから。そういう遊び方を否定するつもりはないのだが、ボカミリケンの冒険においては封印しようと思う。
倒す必要のないザコ敵と無駄に戦ったり、迷い込んだエリアの風景に目を奪われたり、クエストの進行に必要なキーアイテムをくれるNPCの位置がわからなくて、がむしゃらに走り回ってみたり……それがゲームだろうがっ!! (゚Д゚)クワッ
あ、オート戦闘で経験値稼ぎをする、みたいなのはアリだと思ってます。でもさ、RPGなのに冒険を自動化って正直どうなのよ? まぁ、あるに越したことはない、のかな。イヤな人は使わなければ良いんだし。自分のプレイスタイルに合わせた遊び方を選べるところがネットゲームの醍醐味なのだから。よし、フォローも書いたから削られることはないだろう(オイ!)。
……痛い宣言を終えたところで、ボカミリケンの冒険に話を戻そう。初陣を勝利で飾ったボカミリケンだが、妙な連中と鉢合わせた。
ボカミリケンも大概だが、謎の人ってどうなんだ? しかも取り巻き連中の肩、かなり世紀末な角度で尖ってやがる……絶対に悪人だ!
全く相手にしてくれないので仕方なくクエストを進めると、何やら愛らしい妖精が囚われている空間にワープ。いったい何が起きているんだ?
ちょっとした戦闘に勝利すると精霊が解放された! しかし、この精霊……本当にさっきのイラストと同じキャラなのか?
あまりにも開き直ったデザインに驚きを通り越して拍手を贈りたくなった(笑)。今後も気になるところには臆せずバシバシと突っ込みを入れていくつもりだ。
怒られるまでやってやる!
今回の冒険はここまでにしておこう。精霊との出会いがボカミリケンに何をもたらすのか、本当に9回も連載は保つのか、生温かい目で見守って頂ければ幸いである。
続く!
オマケ:レベル上げには“時空の裂け目”を利用せよ!
実は筆者はリリース前に少しだけ『ロスレガ』をプレイしている。つまり、新米冒険者の皮を被った熟練プレイヤー、記憶を引き継いだループもの主人公のような状態なのである(かなり盛ってます)。そんな筆者から心ばかりのアドバイスをしておこう。
『ロスレガ』ではクエストをクリアしたタイミングで莫大な経験値が手に入る。そのため、クエストを進めているとトントン拍子にレベルが上がっていくのだが、たまに困ったことになってしまう。「⚪︎⚪︎レベルまで上げる」というメインクエストが存在するため、自力での経験値稼ぎが必要になるのだ。そこで利用したいのが“時空の裂け目”。1日に2回しか利用できないが、かなりまとまった量の経験値を入手できるぞ。
フリーライター/かかし榮汰朗
ネットでの人付き合いを大の苦手とする時代遅れのライター。ネット上での距離感がわからず、日々痛々しい姿を晒しては苦悩している。こんな人間にネトゲのプレイ日記が務まるのだろうか? これまでに触れたことのあるMMORPGは『信長の野望 Online』、『AVABEL ONLINE』、『剣と魔法のログレス』の3種類。やり込んでいたわけではないので、本格的に遊ぶのは『ロストレガリア』が初めてとなる。
ロストレガリア
- ジャンル
- RPG
- メーカー
- Aiming
- 配信日
- 配信中
- 価格
- 無料(アプリ内課金あり)
- 対応機種
- iOS7.0以上(iPhone4S以降)/Android4.0.3以上
- コピーライト
- © Aiming Inc. © 2004-2015 Perfect World Co.,Ltd.All Rights reserved .
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