【新作】何日生き残れる？ ゾンビが徘徊する町で極限のサバイバル『Buried Town』

モノクロの世界がじわじわくる

本作にはリアルなゾンビや、ド派手なバトルはいっさない。

小屋を拠点に周囲から資源を集め、武器や食料、さまざまな資源をクラフトしながら、1日1日を生き抜くためのサバイバルに挑むのが『Buried Town』の醍醐味だ。

静止画で描かれたモノクロの世界は、過激な表現を使わずとも危機的な状況を演出し、テキストベースで交わされる戦闘も簡潔していて遊びやすい。

そこで、『Buried Town』を楽しむ基本的な流れを紹介しつつ、生き残るために覚えておきたい5つのポイントを解説するぞ。

[1]小屋の設備をアンロックしよう！

旧式の無線機で自分と同じように生き残った仲間を探したり、音楽を聞きながら毎日を過ごす主人公が住むのは、とある南方の小町“べリードタウン”。

ゾンビが徘徊するこの地に残された限りある資源を使って、1日でも長く生き抜くことが本作最大の目的である。

[ポイント]
小屋には仮眠をとるベッドやクラフト台などがあり、必要な資源を集めることでアンロックされる。まずは、この小屋の設備を整えることが生存への第1歩なのだ。

[2]ゾンビが徘徊する町で資源収集

衛星写真を思わせるリアルな空撮マップをベースに、小屋から近い施設を順に探索して、貴重な資源を回収。
遠方になればなるほど移動に時間必要で、体力など各ステータスも消費するぞ。

各施設ごとに探索できる深度が異なり、広い場所になればそれだけ奥まで探索することができる。

1歩奥に進むたびに進捗が更新され、最深部にたどり着くとその場所での探索が終了するぞ。

ここで重要なのは、持ち帰れる資源の上限だ。

小屋の施設をアンロックするのに必要なもの、命に関わる食料などを優先してリュックに詰め込み、入りきらない分は各探索場所にあるキャビネットなどに一時的に保存。

[ポイント]
キャビネットなどの保管庫は各探索場所の入り口にある。
リュックの空きができたら再度訪れ、その場で引き出すってのが有効。

各地の保管庫に何を保存してあるのか、しっかりメモを取って資源を管理するのもオススメだ。

[3]ゾンビと遭遇！　キミはどうする!?

本作のバトルは戦うor逃げるを選ぶと、それ以降はオートで進行。

勝利すれば奥に進むことができるし、逃げればその探索場所から撤退することになる。

[ポイント]
ゾンビの情報を確認して倒せるかどうかを判断。
本作での負けは死、ゲームオーバーを意味するので、深追いせず手元の資源を手堅く持ち帰るのも生きていくコツだ。

[4]ステータスを回復する

探索で集めた資源を使ってHPの回復や、満腹度などのステータスを満たすことができる。

①外傷
感染症を引き起こす＆HPの最大値が減るので薬で対応。

②感染
腸管感染、気管感染、外傷感染を発症。薬で素早く治癒しよう。

③満腹度
飢餓状態になる前に食事を取る。

④元気
低下すると仕事効率と戦闘力が低下。ちゃんと寝るべし。

⑤気分
失敗、疲労、病気などで低下。休憩で回復する。

⑥HP
0になるとゾンビ化するので、傷の治癒、食事や睡眠を怠らないこと。

[ポイント]
基本的に資源は枯渇気味。すべてのステータスを満たすことは難しいので、もっとも減少しているステータスの回復を優先。

必要なアイテムをクラフトすることが重要だ。

[5]NPCとの出会い、そして……

ゲームを進めていくと自分と同じように生き残った住民と出会ったり、ときには夜間にゾンビの襲撃を受けることもある。

[ポイント]
ここで重要なのは生存者たちとの交流だ。
ともに生きていくには、限りある資源を分け与えることになるため、仲間を増やせばそれだけ生存率が低下してしまう。

生存者との会話から信用できる相手を選び、少数精鋭で生きていく道を選ぶ。そんな決断も時には必要なのだ！

くり返し遊びたくなるおもしろさ！

入手できる資源、ゾンビの襲ってくるタイミングはランダムなので、最初のうちは身動きが取れずに衰退していくことも多い。

何を優先すべきかは毎ゲームごとに異なるけど、HPと空腹度の維持はどんなパターンでも欠かせないポイント。

刻一刻と変化する状況から必要なアイテムと素材をリストアップして、生き残る術を模索してもらいたい。

ホラー特有のグロいシーンや恐怖を煽る演出はいっさいない。その手の作品が苦手な人も、極限のサバイバルにチャレンジしてみよう!!

P.N.深津庵（ゾンビ大好き！）