【TGS2015】Fuji&gumi Games新作2タイトルを発表! 久石譲、下村陽子ら大物も参加
2015-09-17 18:19 投稿
新作タイトル2本+α(1本)を発表
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千葉県の幕張メッセで開催されている“東京ゲームショウ2015”の初日(9月17日)、250万ダウンロードを超える人気タイトル『ファントム オブ キル』(以下、『ファンキル』)を手がけるFuji&gumi Gamesの特設ブースにて、新作発表記者会見が開催された。
本発表会では、『誰ガ為のアルケミスト』、『シノビナイトメア』、そして世界観が大きく異なる『ファンキル』の海外版といった3タイトルを発表。
本記事では、そんな新作タイトルにフォーカスした内容をお届けしよう。
※発表会全体のレポートはこちら
『ファンキル』の正統進化! 『誰ガ為のアルケミスト』
新作タイトルの一作目として発表されたのが『誰ガ為のアルケミスト』。
本作はフィールドを俯瞰した映像で展開する、やりごたえ抜群のタクティカルRPG。“『ファンキル』のバトルシステムに“高さ”と“方向”を加えたもの”と考えたら想像しやすいだろう。
メインテーマには憤怒、嫉妬、色欲といった”七つの大罪”が据えられており、罪を背負った7人の主人公と彼らにまつわる7つの国家が物語のキーとなっている。
章ごとで描かれるキャラクターの視点が切り替わるため、7人の主人公たちの心象模様や過去などを存分に堪能できそうだ。シナリオでは3Dでの演出も施されるようなので、そちらも楽しみにしたい。
また『ファンキル』に続いて『誰ガ為のアルケミスト』でも豪華クリエイターが参画。
OPアニメーションをマクロスシリーズの”河森正治監督”が担うほか、主題歌・音楽はゲーム音楽業界の第一線で活躍している”下村陽子氏”が担当している。
さらにOP楽曲は本作の”アガサ”役を務める声優の”日笠陽子さん”が歌い上げているなど、アニメ、ゲームファンにはたまらない布陣となっている。
本作は2015年冬リリース予定。既に2015年も秋にさしかかっているので、配信までは「もう間もなく」といった感じだろうか? 続報に期待したい。
カジュアルに向けてじつはコアゲーム『シノビナイトメア』
『誰ガ為のアルケミスト』に続いて発表された新作タイトルが『シノビナイトメア』。
3Dモデルのダンジョン探索型”大河”RPGである本作だが、公開された映像の中でとくにブース内がどよめいた瞬間は”メインテーマを久石 譲氏が担う”ことが発表された瞬間だろう。
久石氏と言えば、スタジオジブリ作品の多くでメインテーマを担う大御所中の大御所。
そのほかOPアニメーションの監督を”元永慶太郎氏”、主題歌・キャラクター制作を”Elements Garden”、キャラクターPV制作を”KOO-KI”、そして開発を”アルファ・システム”が担うなど、こちらも『誰ガ為のアルケミスト』に負けず劣らずの豪華クリエイター陣が集結した作品となっている。
今泉氏が「”アニメ×RPG”をテーマに本作の製作に臨んでいる」と語っているだけに、納得のメンバーとも言えよう。
本作は和テイストが前面に出た作風となっており、古の力”サムライ”を召喚できる”クノイチ”の少女たちが、”物の怪”と呼ばれる敵からジパング大国を守る戦いを描いた物語が展開。
ストーリーごとでシナリオが変化し、アニメを見ているような感覚で楽しめるようだ。
メインキャラクターとして披露されている4人の少女たちには、内田真礼さん、優木かなさん、小松未可子さん、高橋未奈美さんが声を当てることになっている。
Elements Gardenが手がける楽曲を、彼女たち4人が歌い上げることになっているとのこと。
基本システムは3Dで描かれたダンジョンの探索。道中には、敵はもちろん多彩なトラップも用意されているようだ。
敵との戦闘では、プレイヤーが操るクノイチがサムライを召喚して物の怪と戦闘を行う。
今泉氏によると「見た目に反して、かなり奥深いコアなゲーム」になっているようで、やり込み要素も豊富に用意されているとのこと。
また「RPGの醍醐味は、HPやMPの残量を意識しながら、ダンジョンを探索すること」と今泉氏が触れていることからも、ダンジョン部分にもかなりのこだわりが込められていそうだ。
本作の配信は2016年春予定。豪華キャストはもちろん、かわいらしいイラストにも注目したい。
『ファンキル』の前日譚が語られる海外版
さらに『ファンキル』の海外版の配信も決定。日本版『ファンキル』ではおもに”天上世界”を舞台に描かれているが、今回の海外版では”地上世界”を舞台に100年前の物語が綴られるそうだ。
また公開された映像には『ファンキル』の人気キャラクター”レーヴァテイン”に加え、メインキャラクター(=キル姫)は女性のみで構成されている『ファンキル』では初となる”男性キャラクター”も登場するようだ。
そのほか『ファンキル』ではナビゲートキャラクターの位置づけとなっている”デュリン”に見た目が似ている”ヴァリン”というキャラクターも登場する模様。デュリンは背丈の小さい妖精だったが、大人の女性の雰囲気漂うヴァリンとの関係はいったい……?
本作の発表に際して、プロデューサーの今泉氏は「『海外版はまったく別物の新作を作る気概で制作に臨んだ」とコメントしており、ストーリーはもちろん、海外版にも『ファンキル』ならではの仕掛けが満載になっていそうだ。
なお本作の日本での配信に関してはまだ明言されていない。いずれ日本でも本作のストーリーを楽しめる日が来るのか、期待して待ちたい。
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