【新作】『キャンディクラッシュ』のKingから南国農牧ゲームが配信！この夏は南の島でスローライフ生活

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パズルゲームの雄、Kingが放つ農牧ゲーム

「海が恋しいっ!!」

そんなあなたにオススメのタイトルがKingの島作りゲーム『Paradise Bay』だ。Kingと言えば『キャンディクラッシュ』や『ファームヒーロー』などのパズルゲームで知られるヒットメーカー。そのKingがついに本日（2015年8月7日）農牧ゲームに手を出したのである！　この記事では事前に手に入れたテスト版でのインプレッションをお届け！

『Paradise Bay』の舞台は南国の小さな島。プレイヤーの元に1通の手紙が届く場面から物語は始まる。

島の開拓となると現実では一仕事だが、そこは電脳世界。タップ＆ドラッグの簡単操作で道を敷いたり、施設を建てたりすることができる。

なお、農牧ゲームの基本だが、作物を育てたり、施設を建てたりするには時間経過が必要。数分で済むものもあれば、数十分かかるものもあるぞ。課金通貨（ジェム）を使っての時間短縮など、定番の機能も搭載されている。

逆に、敢えて定番を外して来たところもある。農牧系のゲームと言えば、牧畜の代表格としてウシやニワトリが登場することが多い。しかし、ここは南国。もっとロマンに溢れる生き物が登場する。

無論、育てて食べるわけではない。ウミガメたちは頼もしいハンターなのだ。アイテム“網”を渡すことで、マグロやエビなどの海産物を捕獲して来てくれる。

ウミガメ以外にもラッコやナマケモノなど、そんじょそこらの農牧ゲームには登場しないであろう変わり種が多数登場。南国ならではの魅力と言えるだろう。

産業を回して島を発展させよう

島の住人の要望に応えると対価としてアイテムを獲得できる。さらに、要望に応え続けると友だちレベルが上がり、宝箱が手に入るぞ。

住人の要望にはどんどん応えたいが、一筋縄ではいかない場合もある。たとえば、“焼き魚”を欲しがっている住人がいたとしよう。“焼き魚”を手に入れるには次の工程が必要となる。

1：“畑”を用意する
2：“畑”に“綿”を植える
3：“綿”を収穫する
4：“機織り工房”を建てる
5：“機織り工房”で“綿”を“網”に加工する
6：“ウミガメ”を購入する
7：“網”を“ウミガメ”に渡す
8：“ウミガメ”から“マグロ”をもらう
9：“バーベキュー”を設置
10：“バーベキュー”で“マグロ”を焼く
11：完成した“焼き魚”を納品する
※施設は残るので、2回めからは1、4、6、9番の工程を省略できる

“焼き魚”というシンプルな料理を提供するまでにこれだけの工程が必要になるとは……。でも、苦労の末に手に入れたアイテムを納品し、対価を受け取る瞬間が堪らないんだよね！　そして、その対価を投資して、新たな産業ルートを開拓する。こうして島の発展は進んでいくのだ。

ちなみに、新たな作物や施設はプレイヤーのレベルが上がると解放される。経験値は収穫や納品をくり返すことで手に入るぞ。

また、レベルが上がるとシナリオに関わるイベントが発生することもある。解決してやれば新たな住人が現れることも。

Facebook連動のソーシャル要素もあり

Facebookと連動することでほかのプレイヤーとフレンドになることもできる。アイテムの売買ができるようになるなど、遊びの幅が広がるぞ。

もちろん、連動をしなくても『パラダイス・ベイ』は十分に楽しむことができる。

筆者の場合、今回の試遊はフレンド不在のぼっちプレイをしていたので、上で出品した商品は決して売れることのない不良在庫になってしまうと思っていた。でも、島の住人が買ってくれたよ……！　『パラダイス・ベイ』はひとりでも楽しめるゲームだよ！！

このあたりでまとめよう。

『パラダイス・ベイ』は南国の空気感を存分に感じられる島作りゲームで、とにかく雰囲気が明るい。がっつり箱庭作成を楽しみたいプレイヤーだけでなく、スローライフを満喫したいカジュアル層にもオススメの一本だ。

波の音や鳥の声が混じったBGMも癒し効果が抜群なので、都会の喧噪とは無縁の爽やか南国ライフが実現できる。

夏休み中の学生も、休暇が取れなかった社会人も、この夏は南の島にトリップしよう！

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