【新作】『Fallout』のスピンオフ作品『Fallout shelter』を早速遊んでみた
2015-06-16 16:12 投稿
地下シェルター“Vault”を管理しよう!
E3 2015に先だって行われたBethestaのE3プレカンファレンス。現在世界中のゲーマーたちはそこで詳細がアナウンスされた、人気シリーズの新作『Fallout 4』の情報でかなりの盛り上がりを見せている。シューター+箱庭RPGという融合と、その可能性を世界に見せた『Fallout』シリーズの新作だ、当然の反応だろう。
しかし、『Fallout 4』が発売されるのは2015年11月の話。今からこの話題で盛り上がっていては息切れしてしまう。まずは同プレスカンファレンスで発表されたアプリ『Fallout Shelter』を楽しみつつ、新作の発売を待とうではないか!
本作をざっくりジャンルに分類すると、Vault内のマネジメントシミュレーション。Vaultとは何かを説明するには、『Fallout』の世界観を説明せねばならないので、まずはそこから始めよう。『Fallout』をプレイしたことがあり、世界観も熟知しているという人は、ここを読み飛ばして先に進もう。
【Falloutの世界背景】
『Fallout』の舞台となっているのは、核戦争勃発後のアメリカ。その世界のアメリカは、戦争や疫病を予見し、国内にVaultと呼ばれる地下核シェルターの建設計画を立案。その後予見は的中、核戦争が勃発する。人々の多くはVault内に移住し、そこでの生活を余儀なくされる。人々は、シェルターこそが安寧の地と定め、そこから外に出ることなく何世代にも渡りそこで生活を送る。
舞台設定はこのような感じ。今回紹介するアプリ『Fallout Shelter』の舞台となるのは、この地下核シェルター“Vault”。プレイヤーは“Vault”の管理者となり、人々が安心して暮らせるよう、施設の建設をしたりトラブルを処理したりといったことを行うことになる。
できることいっぱいのマネジメントシミュレーション
世界観こそ若干複雑だが、ゲームシステムはさほど難しくない。要は、“Vault”内が人によって居心地のいいものになるよう、電力、食料、水といったリソースを生み出しつつ管理すればいいだけだ。各リソースを生み出すには、それ専用の施設を建て、そこに人を配置すればオーケー! 配属された個人の能力に合わせてリソースが産出されていくぞ。
“Vault”内にいる人の能力は“Strength(力)”、“Perception(知覚)”、“Endurance(忍耐力)”、“Charisma(カリスマ性)”、“Intelligence(知性)”、“Agillity(素早さ)”、“Luck(運)”の6項目で表される。そして、各施設ではこれらの内のいずれかの能力が求められるようになっている。
人を施設に配置するには、人をタップ&ドラッグするだけなのだが、人をドラッグで持ち上げた状態で施設に合わせると、その人がその施設でどれだけの能力を発揮できるかが表示される。プレイヤーは、これを参考に、その人がどれだけ活躍できるかを見ながら配属してあげればいい。
ちなみに、施設を新たに増築するには画面右上にあるツルハシボタンをタップし、そこから建てたい施設を選択。その後建てたい位置をタップすればオーケー。この世界での通貨、キャップを利用して建造することができるぞ。
また、施設は同じものを横並びに繋げることでより大きな施設へと拡大することもできるほか、建築された施設を選択した状態で画面右上の矢印をタップ、そこで開かれるメニューからアップグレードを選択することで施設そのものが持つ産出能力を強化することも可能だ。
施設の強化が超重要!
部屋を増やしていくと電力供給が足りなくなってくるのだが、建てられる部屋数には上限がある。そのため、人が住むのに必要な居住区以外の施設でスペースを取るのは若干厳しいものがある。そこで活躍するのが、このアップグレード。ただキャップを支払うだけで、施設のサイズや個数をそのままに産出量だけを上昇させることが可能になるのだ。
住人たちの装備も忘れずに!
ここまでをチェックして「“Vault”マネジメントも簡単だな」などとは思ってはいけない。この世界は核戦争後の荒廃した世界。巨大なゴキブリが人を襲ったり、ならず者たちがはびこる世界となっている。“Vault”はつねに、これら災厄とも言えるに者たちに襲われるリスクを背負っているのだ。そう、本当に唐突に襲われる。そのため、住人たちはそれに備えてしっかり装備を調えておかねばならない。
装備は、クエストを達成することで引けるガチャのようなものや、探検で手に入るようだ。手に入れたら、住人をタップして装備欄にしっかりと装備させてもしものときの備えにしておこう!
いざ、“Vault”の外へ!
本作では、住人を一時的に“Vault”の外に送り、周囲を捜索させることもできる。探検をするには、ただ住人を“Vault”の外につまんで放り出し、そこから“Explore”を選択すればいい。送り出すのは簡単だが、外は“Vault”内以上に危険なので、しっかりと装備を整えたものを旅立たせるといい。
一度旅立たせたものを呼び戻したい場合は、どこかしらの部屋を選択した状態で画面左下のリスト(住人一覧)をタップ、リストの中から探検に出たものをタップし、“Recall”というボタンをタップすれば呼び戻せる。探検では、その住人が経験値を獲得できるほか、キャップや装備、アイテムなども発見できるので、余裕ができたら行ってみよう!
タブレットでのプレイがオススメ!
さて、一通り説明をしてみたが、とにかくものすごいゲーム容量! これが無料で遊べるとは、すごいとしか言いようがない。ちなみに、本作はBethestaの開発チームが「こんなアプリで遊んでみたいよね」というところから開発がなされたものらしい。そのため、『Fallout』の世界観がしっかりと、それはもうこれでもかというくらい反映された、よく出来たものになっている。
マネジメントシミュレーションゲームとしても、非常におもしろい。リソース管理はもちろん、人材管理、区画整備なども行えるので、やりたいことは一通り出来る状態になっている。
そして極めつけは、突如起こる襲撃イベント。のんびりとしたマネジメントシミュレーションに、襲撃というスパイスを加えることで、非常に刺激的なゲームに変化している。『Fallout』をプレイしたことがある人には、手放しでオススメできるタイトルと言えるだろう。
ただ、惜しむらくは動作がちょっと重いという点。それもそのはず、数々のリソース産出設備や、個別のパラメーターを持つ多くのキャラクターが登場するのだ。処理は重くなってしまうだろう。それに合わせて端末が熱を持ったり、バッテリーの消費量が跳ね上がったりといったことも起こるので、プレイはタブレットで行うのがベストのような気がする。タブレットを持っている人は、そちらにダウンロードしてプレイしてみるといい。
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角満&中目黒のこれ、知ってる?
編集長!これ、どうでしょう!?
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Fallout Shelter
- ジャンル
- シミュレーション
- メーカー
- Bethesda Softworks LLC
- 価格
- 無料(アプリ内課金あり)
- 対応機種
- iOS 7.0 以降。iPhone、iPad および iPod touch 対応。 この App は iPhone 5、iPhone 6 および iPhone 6 Plus に最適化されています。
- コピーライト
- © 2015 Bethesda Softworks LLC. All Rights Reserved.
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