【新作】Appleデザインアワード受賞作『Does not commute』がとんでもないマゾゲーだった
2015-06-16 11:54 投稿
過去の自分がジャマになる!
本日紹介するタイトルは、Appleデザインアワードを受賞した『Does not commute』。Appleデザインアワードとは、デザイン性に優れたソフトウェアを表彰するもの。2015年6月9日深夜2時(日本時間)より行われた、Appleの技術開発者向けカンファレンスWWDC 2015内で受賞作品が12作品発表されている。本作は、その中のひとつとなるわけだ。
本作はシンプルなドライブゲーム。複雑なルート、そして複雑に行き交う車の群れに衝突しないよう注意しながら、制限時間以内にどれだけゴールにたどり着けるかを競うというもの。操作は単純で、画面右側をタップで右折、左側をタップで左折となる。ただ、この右左折は車から見ての右左折となり、プレイヤーの鳥瞰視点からの右左折ではないので注意しよう。
本作のユニークな点、それは街を走る車はすべて過去にプレイヤーが運転した車だということ。たとえば、ステージ1でゴールを目指して走った車がステージ2で障害として登場。ステージ1で自分が走らせたときと同じルート、同じ速度で街を走ることになる。そのため、「なんだよ、この車ジャマしてくるなよ!」と憤ってもムダ。うっかり操作を間違えて暴走しようものなら、次のステージは大パニックである。
制限時間は基本的には60秒だが、街に落ちている時間追加アイテムを取得することで制限時間を延長させることも可能。ただ、この時間追加アイテムは置かれているところが狭いところであったり、次以降に自身走らせるであろうルートなどに配置されているので、取得するにはドライビングテクニックとある種の覚悟が必要になる。
Appleデザインアワードを受賞しただけあってミニチュアのようなグラフィックも、ゲームデザインもユニークでおもしろい。ただ、序盤こそ不慣れな操作でも進められるが、中盤以降、車の量が増えると一気に難度がアップ。“車が増える⇒操作をミスる⇒ぶつかる⇒暴走車化⇒暴走した車が増える”というスパイラルに陥ると、もはや崖っぷち状態。おまけに、60秒を過ぎてゲームオーバーになると最初からやり直しというマゾ仕様。難しいほどゾクゾクしちゃう!って人なら、ぜひ遊んでみてほしい1本だ。
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Does not Commute
- ジャンル
- アクション
- メーカー
- Mediocre AB
- 配信日
- 配信中
- 価格
- 無料(アプリ内課金あり)
- 対応機種
- iOS
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