【東京インディーフェス】Nyamyamブースは純和風の逆輸入『Tengami』の芸術性が光る

2015-05-09 01:46 投稿

東京インディーフェスに咲き乱れた純和風の絵本風アドベンチャー

イギリス発ながら純和風、という逆輸入のようなかたちで日本にやってきた、飛び出す絵本風アドベンチャーゲーム『Tengami』。

このタイトルを手がけるのが、イギリスでインディーズゲームを制作しているNyamyam。もともとイギリスの大手ゲーム会社、レア社で働いていた東江亮氏を始めとした3名で新たに立ち上げた会社で、『Tengami』については、インディーだからこそ作れたタイトルだったそうだ。

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これぞ純和風の逆輸入!⇒※ゲームの域を超えた芸術アプリ『Tengami』が世界109ヵ国で売上No.1達成

『Tengami』は、古代日本神話のストーリーを、和紙と飛び出す絵本という要素で表現することで斬新かつ懐かしさのあるビジュアルで描いている。そのため、同ブースでは、海外からの来場者が長く足を止めて本作に見入っていることが多かったのが印象的。ブースにはiOS版とOSX版が用意されており、OSX版についてはブース中央に設置されたモニターを使って楽しむことができた。

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『Tengami』のゲーム性はというと、主人公となるキャラクターが飛び出す絵本の中にいて、タップすることで移動したり、仕掛けをスワイプして謎を解きながら先に進んでいくというもの。難易度調整がいちばん難しかったそうで、早い人なら1時間、ゆっくりプレイする人でも2~3時間でクリアーできるとのこと。また、難易度自体を少し難しめに設定しておいて、ヘルプを用意することでフォローしているそうだ。

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このゲームを思いついたキッカケについてブース関係者に聞いたところ、コアメンバー3名のうちふたりが日本フリーク(ひとりは東江氏)だったこと。また、子どものころに読んだ飛び出す絵本が印象的で、それをモチーフにしたゲームを作りたかったことをキッカケとして挙げていた。今後の作品に関しては現在企画中で、いろいろな案が飛び交っているそうだ。

Tengami

メーカー
Nyamyam
配信日
配信中
価格
600円[税込]
対応機種
iOS 7.0 以降。iPhone、iPad および iPod touch 対応。 iPhone 5 用に最適化済み

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