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組織改革を行うセガの次の一手とマーケティング支援ツール“Noah Pass”のこれから

2015-02-19 22:22 投稿

セガサミーの構造改革を受けて

2015年2月19日(木)、渋谷ヒカリエにて“セガネットワークス メディアカンファレンス 2015 Winter”が実施された。ここでは、第1部の“Noah Pass事業戦略発表会”の模様をレポートする。

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始めに、本カンファレンスの骨子をまとめておく。

セガホールディングスは
CS事業AM事業など4つの事業を展開

スピード感を出すために
セガゲームスはカンパニー制を採用

2016年決算期までに
最低10本以上のタイトルを出す

“Noah Pass”の新プロジェクト発表
第1弾:講談社との協業
第2弾:データ分析による
マーケットサポート“Dash Board”の実装

では、さっそく流れを追っていこう。

カンファレンスが始まると、ステージにはセガネットワークスの代表取締役社長CEOの里見治紀氏が登壇。セガネットワークスが今後どのように発展していくのか、現状の取り組みについて報告が行われた。

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▲セガネットワークスの代表取締役社長CEOを務める里見治紀氏。

報告の中で里見氏は、「セガサミーホールディングスが構造改革を行っており、リゾート事業を新たな収益の柱に立ち上げました」と発表。氏によると、

①サミーを中心とした“遊技機事業”
②セガを中心とした“エンタテイメントコンテンツ事業”
③セガサミーゴルフ、韓国でのカジノ事業、セガから分社するジョイポリスなどを合わせた“リゾート事業”

の3つの事業セグメントで展開していくという。

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うち、セガホールディングスは

“CS事業”
(セガゲームスほか)
“AM事業”
(セガ・インタラクティブほか)
“TOY・映像事業”
(トムスほか)
“施設事業”
(SE)

の4つの事業セグメントで、グローバルトップシェアを目指すとのこと。

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構造改革が進む中、セガネットワークスとセガを擁するセガゲームスは、事業分野ごとに独立性を高めて組織するカンパニー制を採用

里見氏は、「これまでセガネットワークスに唯一欠けていたスピードが手に入った」と力強く語った。

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また、売上高の話題では「社内の目標は十分達成した」と報告しつつも、「残念な年でもあった」と告白。

期待の新作と言われるタイトルの多くが、来期以降にずれてしまったためと、その理由を続けた。確かに、期待作の配信が遠のいてしまったのは残念だが、

「国内に関してはラインアップの拡充をますます続けていきます。2016年の決算期には、最低でも10本以上のタイトルを発表できると思う」

と語ってくれたので、今後の動向に注目したい。

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マーケティング支援ツール
“Noah Pass”の新プロジェクト

続いてステージには、里見氏と入れ替わる形でセガネットワークスの上席執行役員、事業本部長の岩城農氏が登場。

セガネットワークスが3年間取り組んできた、“Noah Pass”の事業戦略が説明された。

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▲セガネットワークスの上席執行役員、事業本部長の岩城農氏。

Noah Passとは、

“セガネットワークスが展開するスマートデバイス向けのマーケティング支援ツール”

のこと。ゲームコンテンツ同士で広告を表示させ合うことにより、広告費を無料でユーザーを相互に送集客できる。

[関連記事]
※セガネットワークスのマーケティング支援ツール“Noah Pass”の新たな戦略とは?

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“参加社数”や“総ユーザー数”などの伸び、“継続率”、“投資効率”の最新のデータをもとに、Noah Passの成果を報告した岩城氏。

「損はないので、(Noah Passに)入らない理由はないのかなというところまできたと思います」

と力強くアピールした。

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また、岩城氏は「Noah Passを使った相互送客の中で、とくに大きな成果が出た」として、マンガボックスと実施した『恋と嘘』の実例を紹介。

20万件以上の相互送客の効果があったという。

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コミック、雑誌のパワーを改めて実感したという岩城氏たちは、電子コミックが今後伸びてくる分野であることに着目。

コミック市場をNoah Passのエコシステムを使って活性させたり、ファン層を増やすために、プロジェクトの第1弾として講談社との協業を発表した。

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具体的な展開は明かされなかったが、岩城氏は「Noah Passでゲームと電子コミックをより近づけることで、シナジーを創出していきたい」と決意を語ってくれた。

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▲当日は、講談社の第三編集局、週刊少年マガジン編集部の橋本脩氏も駆けつけた。

さらに、プロジェクトの第2弾としてNoah Passの“Dash Board”が公開された。

これは、これまで集めたスマホゲームユーザーのデータをもとに、分析を行い、独自レポート独自サービスで、マーケティングを行っていくというもの。

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これにより、マーケットやゲーム内イベント効果などの分析を行いやすくなるほか、分析をもとに共存するゲームユーザータイプの仮説を立てたりすることができるようになるという。

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Dash Boardを実現するために、以下の2社との業務提携を行うことが明らかに。

・アプリ市場の分析を行うメタップス
・ソーシャルメディアやビッグデータの分析ツールを提供するデータセクション

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Noah PassのDash Boardは、2015年4月1日にβ版が提供され始める予定とのことなので、続報に注目して欲しい。

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