コロプラ初の“女の子ゲーム”も!コロプラの新作発表会をレポート

2014-12-17 23:31 投稿

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こだわったのは、“今までにないゲーム”

2014年12月17日、恵比寿ガーデンプレイス内のコロプラ本社において同社が開発しているスマートフォンゲームの新作発表会が行われた。お披露目されたのは、『東京カジノプロジェクト』、『バトルガール ハイスクール』、『Rumble City(ランブル・シティ)』の3タイトル。

発表会の冒頭に挨拶した代表取締役社長・馬場功淳氏によると、これまでコロプラがリリースしてきたスマートフォンゲームとは、かなり毛色の違う内容になっているとのことだ。それは、今までのタイトルも、“今までにはないもの”にこだわってきた結果、ヒットに結び付いたから。今までにない、ユーザーが潜在的に求めているものは何かを考え、およそ1年におよぶ開発期間を経て、今回の発表に至ったと言う。

ちなみに当初は3タイトルを同時に発表するつもりではなかったが、気づいたらこの時期に集中してしまったとのこと。昨今のモバイルゲームの、限られたリソースの中で質の高いものを開発し、長く運用しなければならないので、もちろんデーター量で言えばコンシューマーには敵わないものの、開発面ではモバイルゲームもなかなかの難易度であると語った。

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▲馬場社長はこのまま新作について発表したかったが、社内から、ぜひ制作チームから発表したいから、と反対されたらしく、このあとの発表は開発者へゆだねられた。

そんな苦労のなか発表されたタイトル。どれもコロプラの自信作だと言う。

新作タイトル1 『東京カジノプロジェクト』

ロゴ
casino

『東京カジノプロジェクト』は、カジノリゾートをテーマにしたシミュレーションゲーム。プレイヤーは東京湾に浮かぶカジノリゾートのオーナーになり、みずからカジノに出向いてお金を稼ぎながら、カジノ施設を充実させていく。

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施設の外観だけでなく、内部も3Dグラフィックで表現されており、プレイヤーの分身であるアバターを操作して、自由に動き回れる。

ロビー

リリース時には、50種類のアバターや、7種類のカジノゲーム(ルーレット、ポーカー、スロット、バカラ、ブラックジャック、パター、リバージ)が実装される予定。もちろん、サービス開始後には新しいアバターやカジノゲームが追加される。

ポーカー
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カジノゲームでは他のプレイヤーとリアルタイムで可能。戦績はリーグランキングに反映され、勝利すると莫大な報酬を獲得できる。またリーグランキングの上位ランカーは、特別に用意された“V.I.P.ルーム”への入室が許されるという。V.I.P.ルームに何があるのかは、残念ながらまだ秘密!

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会場では、トレーラーも公開された。

新作タイトル2 『バトルガール ハイスクール』

バトルガール_ロゴ
バトガール

『バトルガール ハイスクール』は、コロプラ初の美少女キャラクターにスポットを当てたアクションRPGだ。ゲームの舞台は、“ロスト”と呼ばれる侵略者の脅威にさらされた近未来の東京。プレイヤーは教師となり、女子生徒を育成してロストとのバトルをくり広げる。リリース時には、性格も能力さまざまな15人の美少女キャラクターが登場予定。豪華声優陣を起用し、フルボイスでゲームプレイが楽しめる。

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主人公の星月みきは、CV洲崎綾。みきは元気で明るい少女だ。

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スポーツ万能少女は、今人気絶頂の声優である、佐倉綾音をボイスに起用。

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ゲームパートは“学園パート”と“バトルパート”の2種類。学園パートでは生徒をコミュニケーションを取って親密度をアップさせたり、特訓を行ったりすることが可能。

キャプチャー_グラウンド
キャプチャー_教室

生徒同士の会話など、学園生活の日常も楽しめる。

キャプチャー_ストーリー

なでてあげると、生徒たちが色々な反応を見せてくれるぞ! ちなみにこの画面のキャラクターの動きは、非常になめらかであった。

キャプチャー_なでなで

一方、バトルパートは3Dフィールドで生徒を操作して、出現する敵をアクションで倒していく。バトルに勝利すると、武器を作成・強化するために必要な素材や、生徒の育成に必要なポイントを獲得できる。

キャプチャー_武器作成

操作システムには、『白猫プロジェクト』でおなじみの“ぷにコン”が採用されており、スライドやフリック、長押しなどの操作を行うことで、攻撃や回避など多彩なアクションを実行できるようになっている。

キャプチャー_渋谷

トレーラーも公開中。

新作タイトル3 『Rumble City(ランブル・シティ)』

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ロゴあり(2)

『Rumble City(ランブル・シティ)』は、土地にさまざまな建物を建てて街を発展させる街作りシミュレーションゲーム。

プレイ画面

商業施設を建てて資金を稼ぎ、住宅を建てて人口を増やして街を大きくする。プレイ中、“ランブルパニック”というさまざまなハプニングが発生するので、火災には消防署、犯罪には警察署といったように、対応する施設を建てて対処しなくてはならない。

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建物の種類は、リリース時点で数百種類を実装予定。中華街やイタリア風など、プレイヤーの好みに合わせた街作りが楽しめる。

建物リスト
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また、本作では他のプレイヤーと街作りで対戦できるのが大きな特徴。広いフィールド上に複数のプレイヤーが街を建設しており、ときにはライバルの施設を買収するなどして、出し抜かなくてはならない。

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世界いちの大富豪の後継者の座をかけて街づくりで対決することになったという設定。募集者をつのるTVCM風につくられた、動画も公開されている。

実際に新作ゲームを触ってみた

今回会場では、『東京カジノプロジェクト』、『Rumble City(ランブル・シティ)』の2タイトルが実際に触れるようになっていたので、実際に触ってみたぞ!

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『東京カジノプロジェクト』では、初期段階ではまだザ・開拓地といった印象。確かに東京の湾岸地域の雰囲気、出ている! 建物はスワイプで移動して、チェックで建てる。『白猫プロジェクト』のタウンパートをどこか彷彿とさせる操作感。カジノではスロットをやってみましたが、エフェクトが派手でつい見入ってしまう。これはなかなか手軽にできそう。“カジノ”なんて言葉を聞くと、つい構えてしまうかもしれないが、カジノのゲームはもともと単純な仕組みで面白くできているものが多い。空いた時間にさっくりできそう!

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つづいて『Rumble City(ランブル・シティ)』。最初の段階ではこの画面のようにナビゲータのキャラクターが優しく教えてくれるので、迷うことがなさそうだ。建物に限らず、UIや画面全体がとってもポップ。これは海外で出すときのことを想定しているのだとか。建物は育てれば育てるほど見た目も華やかになるので、どんどん育てたいところ。街づくりゲームでは珍しい、マルチプレイもとても楽しみである!

カジノゲームも、美少女ゲームも、街作りゲームも、意外にコロプラでは初めてとなるジャンルばかり。コロプラが作るとどうなるのか、今後の続報にも注目だ。いずれのタイトルも、配信は今冬から2015年春に予定されている。
※本記事内の画像は、すべて開発中のものです。

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