期待作続々! セガネットワークスの新作発表会まとめ

2014-09-26 00:50 投稿

『チェンクロ』のアップデート情報も!

セガのスマートデバイス向け事業を手掛けるグループ企業、セガネットワークスは、2014年9月25日に東京・恵比寿にて“メディアカンファレンス 2014 Autumn”と題して同社の事業戦略や新サービスの紹介、アプリの新作&新情報の発表を行った。

本記事では、新作の発表や、人気作の新情報などが公開された第2部の内容をお届けする。

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第2部 新タイトル発表会

第2部では今秋よりリリースする新作アプリや、『チェインクロニクル ~絆の新大陸~』など、すでに配信中の人気作の新情報など、同社のアプリに関するさまざまな発表が行われた。

タイトルラインアップ
[新作]
スカッズ ~最凶の絆~
オルタンシア・サーガ ―蒼の騎士団―
大乱闘!ドラゴンパレード
オシャレコーデ GIRLS HOLIC
[既存作最新情報]
サカつくシュート!
チェインクロニクル ~絆の新大陸~ 

秋田書店との強力タッグにも注目!
『スカッズ ~最凶の絆~』

最初に発表されたのは、本格的な不良作品のノリを取り入れたマンガ風のストーリーと、個性溢れる総勢200人以上の不良たち、そして指1本だけで楽しめる簡単&爽快な喧嘩バトルが魅力の新作アプリ『スカッズ ~最凶の絆~』。

詳細については、先に公開された記事に動画付きで掲載されているので、そちらを参照してほしい。

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※【事前登録】『スカッズ ~最凶の絆~』指先ひとつでのし上がる最凶喧嘩バトル!

▲『スカッズ ~最凶の絆~』のプレゼンをする、同作の開発ディレクター古市憲生氏。

多人数対戦も楽しめる正統派RPG
『オルタンシア・サーガ ―蒼の騎士団―』

続いて紹介されたのは、iOS、Android対応の新作アプリ『オルタンシア・サーガ ―蒼の騎士団―』。

中世をイメージした剣と魔法の世界を舞台にした、正統派のRPGとして楽しめるという作品だが、同作にはもうひとつ、“日本中のユーザーによる、多人数対戦”という要素が盛り込まれている。

企画を担当したセガオンライン研究開発部の向山俊行氏によると、「スマホ向けのゲームはシングルプレイタイプが人気なのですが、ユーザーどうしがオンラインで繋がっての多人数対戦の楽しさも味わってほしい」と考え、本作が生まれたという。

開発は、制作会社“f4samurai”が担当している。

▲本作のプレゼンを行う、セガオンライン研究開発部の向山俊行氏(左)とf4samurai COOの田口堅士氏(右)。

架空の王国オルタンシアとカメリア公国の2国間対立を中心に、章立てでストーリーが展開していく本作。プレイヤーは亡き父の跡を継ぎ、オルタンシアに仕える小領主となった主人公となり、戦いに身を投じていくことに……。

ゲームの特徴となるのは、

・壮大なストーリー 
・簡単操作だが戦略性のある基本戦闘 
・奥深い多人数戦闘

という3つのポイント。

ストーリーでは、主人公を軸に進んでいくメインストーリーだけでなく、旅の途中で出会ったキャラクターたちのエピソードや外伝といった多彩な物語も展開し、かなりのボリュームとなっている模様。

また、それらを通じて物語中の“年表”を埋めていく、という要素も。かなり奥深いやり込み要素となっているようだ。

バトルは、クォータービュー視点でダイナミックに展開。剣士、弓兵、魔法使いなど各ユニットの特性を把握しながら敵と戦っていく必要があるため、多彩な戦略性が味わえるのだ。

さらに、多人数対戦では、敵味方合わせて最大40人が同時に対戦するリアルタイムギルドバトルが楽しめる。

多人数対戦は、大軍勢対大軍勢をどう表現するかがひとつのテーマとなっているようで、そこがいちばんこだわっているポイントなんだとか。「ワラワラと兵士がいるのを蹴散らす爽快感を出したいですね」と、両氏ともに熱く語っていた。

配信時期については「冬を越さないうちに出したい」とのことだ。

縦持ちにこだわったラインバトルゲーム
『大乱闘!ドラゴンパレード』

3本目に紹介されたのは、iOS/Android向けの育成ラインバトルゲームアプリ『大乱闘!!ドラゴンパレード』。

“わかりやすく、奥深く、より長く遊んでもらう”をコンセプトに、通常横長の画面で提供されることの多いラインバトルゲームを縦画面で楽しめるように作ったという、一風変わったユーザーインターフェースの作品だ。

プレゼンを担当したセガネットワークスの斎藤誠記氏と、アクセルゲームスタジオの佐藤竜史氏によると、その魅力は、

・奥深いゲーム性を手軽に楽しめる
・必殺技まで指一本で出せる
・対戦モード(PvP)の結果で村が発展する

という3点に集約されているという。

▲セガネットワークス 編成局の斎藤誠記氏と、アクセルゲームスタジオ チーフディレクターの佐藤竜史氏。

炎、水、森、光、闇の属性を持ち、多彩な個性を持つモンスターたちを召喚し、戦略と必殺技を駆使して敵モンスターを討伐。敵軍のタワーを破壊するのが目的となる本作。

味方となるモンスターは各々の属性に加え、攻撃が得意だったり、守りが得意だったり、遠距離から攻撃できたりと、タイプ別の特徴を持っており、デッキの組替えで戦いの幅は大きく広がる。

さらに、それらのモンスターの召喚や必殺技“ソウルブレイク”も、指1本の簡単操作でくり出すことが可能。ストレスを感じることなく戦うことができるのだ。

なお、拠点となる村を発展させるという育成要素も。

ほかのユーザーと対戦したり、ユーザーランクを上げたりと多彩な条件を満たすことで、ゲート(自軍タワー)のHPレベルを上げたり、装備アクセサリーを作ったりと、さまざまな機能をパワーアップできる。

もうひとつ、本作は話題の“ゲーム実況”にも対応しており、Lobi(※)の『REC SDK』を使うことにより、インカメラで自分の顔を映しながら実況動画を簡単に作れるようになっている。

(※)Lobiとは、株式会社カヤックが提供するスマートフォンゲーム実況録画ツールです。本機能の導入により、スマートフォンでプレイ中のゲーム画面録画やゲームプレイ中の実況も可能となります。録画されたプレイ画像はYouTube、Facebook、Twitter、LINE、LobiなどのSNSへシェアも可能です。

実在ブランドとのコラボレーションや連携要素も
『オシャレコーデ GIRLS HOLIC』

続いては、ファッションコーディネートを楽しめる女性向けのiOS/Android対応アプリ『オシャレコーデ GIRLS HOLIC』が登場。

“女の子の大好きがいっぱい”をコンセプトに、ゲームでありながら現実通りの細かい設定が楽しめるリアルさが魅力の作品となっている。

プレゼンテーターを務めた、開発ディレクターの中川侑美氏によると「スマホユーザーの半分は女性だが、アプリは男性向けのものが多いというのが現状。そこで、自分がやりたいゲームは自分で作ろうと思って」と、この企画を立ち上げたのだとか。

▲本日のプレゼンテーター陣の中では紅一点となった、中川侑美氏。

ゲームの特徴は、2000以上にもおよぶ最新のトレンドアイテムの導入や、リアルな設定、SNS投稿などのソーシャル要素。

トレンドアイテムについては、配信開始時点で2000以上を用意しているうえに、毎月100アイテムずつ追加することを予定しているとのこと。

また、服や小物だけでなく、さまざまなパターンの顔やヘアスタイル、メイクから自分好みのものを選ぶことができるため、アバターのトータルコーデがとことん楽しめるようになっている。

また、多数の人気リアルブランドとコラボレーションしており、配信開始時点では“EGOIST”、“WEGO”、“夢展望”、“esNAIL”、“galaxxxy”、“kitsch”、“SandyClause”、“CandyDoll”、“QUEEN EYES”が登場し、今後も追加される予定。

なお、気に入ったアイテムは、ゲームと連携している各ブランドの通販サイトに移動して購入可能だ。

プレイヤーは、アパレルショップの経営者となって、自分のお店にやって来るお客をコーディネートしていくことに。

そこでお客の要望に合ったアイテムを選ぶと、ファッションアイテムの買い付けに使えるポイントが手に入り、そのポイントを使って新商品を買い付け、お客のさらなる満足度アップへ……という流れになっている。

そのほか、自分でコーディネートしたファッションはスナップ撮影機能で撮影し、保存することも可能。ポーズや表情、背景やフレームなども自由に変えられるので、さまざまなアレンジが実行できる。フレンドのアバターとの2ショット撮影も可能で、SNSへの投稿もアプリから行える。

さらにゲーム内では、毎日ファッションショー“おしゃれグランプリ”が開催されており、テーマに合わせたコーディネートでエントリーして、ほかのユーザーとおしゃれバトルが楽しめる。

オシャレをテーマにした、新しい遊びが詰まった本作。配信は2014年9月末を予定しているとのこと。

過去最大規模のすごいこと!?
『サカつくシュート!』

続いては、iOS/Androidで配信中のサッカーアプリ『サカつくシュート!』。

「4年に1度のあの大会のおかげで、ユーザーが大幅に拡大しました」(開発プロデューサー、中村泰良氏)ということもあって、2014年9月時点で140万ダウンロードを突破している人気タイトルだ。

2014年12月10日で配信1周年となるこの作品では、「過去最大規模のすごいこと」(中村氏)になるという、ビッグプロジェクトを展開予定。この発表会では、そのヒントとなるふたつのキーワードが公開された。

▲プレゼンを担当したのは、開発プロデューサーの中村泰良氏。

キーワードのひとつ目は“監督”。具体的な内容は不明だが、監督の手腕でクラブのさらなる強化が可能になるという、新要素が搭載されるらしい。監督の能力をフルに活かせば、試合を有利に進められそう。

そして、もうひとつのキーワードは“留学”。家庭用ゲーム版の『サカつく』シリーズをプレイしたことがある人にはおなじみの要素だが、それが本作にも搭載されるようだ。

留学先のクラブに応じて、さまざまな効果があるようだが……。留学先の情報などはまだ不明。これも続報が気になるところ。

今回は予告のみにとどまったが、「これ以外にもさらに強化を予定している」(中村氏)。『サカつくシュート!』ファンは首を長くして待っていてほしい。

待望のアップデート!
『チェインクロニクル ~絆の新大陸~』

iOS/Androidで配信中のRPG『チェインクロニクル ~絆の新大陸~』では、ファン待望の新要素を搭載した“ver2.1”への大型アップデートが実施される。

このアップデートでは、以下の3つの新要素が搭載される。

・タイムアタックルーレットシステム
・絆アビリティシステム
・武器持ち替えシステム

タイムアタックルーレットシステムは、専用の“カジノコイン”を使ってクエストに挑戦し、多彩な報酬を獲得できるというもの。

カジノへは、副都のクエスト“カジノの噂”をクリアすると行けるようになり、カジノコインは同じく副都のクエスト“カジノコイン拾い(初級)”や“カジノコイン狩猟(上級)”をクリアすると獲得できるようだ。

そして、カジノ専用クエストで得られる報酬は、ルーレットでランダムに決定。その景品には、高レアリティのアイテムも用意されているとのこと。

ルーレットには、金、銀、銅の3種類があり、タイムアタック形式となっているカジノ専用のクエストを、より早くクリアすることで豪華なルーレットに挑戦できる仕組みになっている。

▲タイムアタック形式のクエストに挑戦して、より早くクリアするとレアリティーの高い報酬が得られるルーレットを回せる。SSRのキャラクターも登場するぞ。

ふたつ目の新要素“絆アビリティシステム”では、パーティキャラクターを、仲間の絆でより強くすることができるようになる。

出撃キャラクターに、サポート役のキャラクターを設定できるようになり、設定すると出撃キャラクターの能力がアップしたり、特殊なアビリティが発動するというもの。

かなり便利な機能だが、キャラクターのレベルが40以上でないと使用できなかったり、サポート役のぶん、総コストもかさむといったデメリットもあるので、アップデート後はパーティ編成に頭を悩ませる、うれしい悲鳴が聞こえてきそうだ。

 
▲サポート役を設定すると、総コストはかさむが便利なアビリティが発動するようになる。

ユーザーから熱望されていたという3つ目の新要素は、“武器持ち替えシステム”。これは、1キャラクターにつき武器を3種類装備できるようになるというもの。

クエストに応じて適した武器を持っていけるので、Aランク武器や魔神襲来用の特殊武器、さらに属性付きの武器などを使い分けることで、より効果的に戦うことができるようになるのだ。

▲これで泣く泣く武器を成長しなおさせる必要もなくなり、狂喜乱舞するユーザーも多いのでは?

プレゼン担当のチーフプロデューサー、秋山隆利氏によると、これらのアップデートは「(2014年)9月29日ごろを予定している」とのこと。待望のXデーはもうすぐだ!

▲『チェインクロニクル ~絆の新大陸~』チーフプロデューサーの秋山隆利氏。新シナリオの登場も待ち望まれており、まだまだ忙しい日々を過ごすようだ。

バラエティー豊かな新作の数々に加え、配信中のタイトルでもこれまで以上に意欲的な新要素の発表が行われた今回の発表会。セガネットワークスからは、今後も目を離せない。

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