サイバード謎解き絵本アプリ『NAZO』記者発表会 謎を解くと世界の著名人から宝が贈られる
2014-09-23 22:55 投稿
子どもたちの夢を見るための手助け”Share the Dream”プロジェクトも始動!
2014年9月23日、サイバードが約3年半の開発期間をかけた謎解き絵本アプリ『NAZO(ナゾ)』を、iPhone、Android向けに世界各国で配信開始。これを受けたマスコミ向けの記者発表会が都内で行われた。
『NAZO』とは、不思議なシアター”シアターNAZO”を舞台に、プレイヤーは劇場の中でくり広げられる物語を読み進めながら、支配人から出されるさまざまな謎を解き明かしていくというもの。
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※『NAZO』公式サイトはこちら
「いまから35年前、『マスカレード』という絵本によって世界的な宝探しブームが起こりました」と切り出したのは、サイバード代表取締役社長兼グループCEOの堀 主知 ロバート氏。同氏もこの絵本を読み、子ども心に「宝を見つけてやる」と目をキラキラさせていたことを覚えているのだとか。
『NAZO』には、ロバート氏が人生において好きなものである”宝探し”、”オリンピック”、そして”We Are The World”という3つのキーワードが盛り込まれている。本アプリは、物語中に出てくる謎を解いていき、最終的に本当の宝を探し出すという誰もが夢を見る”宝探し”のテーマがある。しかし、その一方で世界には夢を見ることも困難な子どもたちもたくさんいる。そこで『NAZO』では、夢を見るために世界中の著名人から宝が提供される。その宝を探すプレイヤーも、ゲーム内アイテムを寄付という形で購入し、その収益はすべて音楽教育プログラム”エル・システマ”を通じて、夢を見ることすら困難な状況にある子どもたちに届けられるというシステムに。それも「サイバードの経営理念である、ひとりでも多くの人にハッピーになってほしい」というロバート氏の考えであり、”We Are The World”というテーマに結びつく。もうひとつの”オリンピック”に関しては、「皆さんもプレイヤーとして『NAZO』に挑戦して、世界中の人たちと”世界宝探し選手権”に参加してほしいです」と説明した。
続いて、『NAZO』制作陣を代表して、本アプリの構成を担当した編集工学研究所の松岡正剛所長と、UIを担当した立命館大学教授のサイトウ・アキヒロ氏が登壇。それぞれ『NAZO』について以下のようにコメントした。
「人間はスフィンクスの時代からハリー・ポッターの時代まで、つねに謎と宝は一対のもの。謎を解いた者が宝を得られるというのが、根本にあるドラマです。そんな謎と宝をテーマにしたスマホのアプリを、世界各国で配信するならどうすればいいかを考え、ユーザーが劇場の中の物語をスマホから見るという形式にしたり、アイテムを使って競い合うなどして、ユニークなゲーム性とインタラクティブ性を用意しました。また、画面を上下二分割にして、上でイラスト、下でテキストを見せるようにしています。このアプリで、どれだけの方が謎を解いて宝に到達できるか楽しみ。挑戦者をお待ちしております」(松岡)
「私はファミコンが出たころからゲームを作って参りました。日本のゲームはこれだけ世界で受け入れられていますが、現場で作っていた身としては、とくに世界を意識はしていませんでした。日本のゲームの優秀性を考えると、それはインタラクティブだと思います。今回のアプリも、物語に参加して謎を解いて宝を探していくことが大きなテーマになっています。非常に複雑な構造で、物語を読むだけではなく、いろいろなところでプレイヤーにフックするところがあって、読み進めるだけでなく読み返したくなるはずです。また、マニュアルがなくても遊べるようにすることにも重きを置いて作りました。謎を解いた先にある宝にも期待してほしいです」(サイトウ)
『NAZO』の宝を提供する著名人がゲストとして登場
『NAZO』の肝とも言えるのが、アプリ内で謎を解いたあとにゲットできる”宝”の存在。この宝は、世界中の著名人から提供される、お金では買えない、まさに夢のような体験、時間、品物の数々が登場するとのこと。宝を提供してくれる著名人たちも、皆このアプリのプロジェクト”Share the Dream”に賛同し、宝の提供が実現したわけだ。
“Share the Dream”とは、自分が夢を見ることが、地球上の誰かに夢を見る喜びをもたらすきっかけとなり、世界中の人々が胸を膨らませるような夢を抱くことを目的に立ち上げた企画。本プロジェクトに賛同した世界中の著名人から提供される宝を巡り、『NAZO』をプレイする世界中の人たちからの専用アイテム(※アプリ内で使用できるチケット)の販売収益を、冒頭でロバート氏も説明したとおり、”エル・システマ”を通じて子どもたちへと届けていくとのこと。
そのプロジェクトに賛同した著名人の中から、今回の記者発表会には元F1レーサーの片山右京氏、世界的な指揮者であるグスターボ・アドルフォ・ドゥダメル・ラミレス氏、ハリウッドプロデューサーのクリストファー・ブロートン氏、楽天株式会社の黒坂三重氏がゲスト出演。それぞれが提供する宝について、つぎのように説明した。
「ロバートさんから、謎を解いてがんばった方にご褒美をあげるという今回の話を聞いて、僕にできることは何だろうと考えました。内容については、サイバードさんとずっと共感してきた冒険、ドキドキ感ということまでしか言えません。詳しいことは”NAZO”にしていただければ(笑)。ただ、ひとつだけ言えることは、笑うこと、泣くこと、感動すること、そして最後にワクワクドキドキすることを感じられる場所を、TeamUKYOで提供したいと思っているので楽しみにしていてください」(片山右京)
「私はハリウッドで映画を制作しています。カメラの前に立つこともあれば、カメラの後ろにいることも。皆さんにとって映画は娯楽ですが、その裏でどれだけの人たちが映画製作に携わっているか想像できないと思います。今回、ゲーム、そして宝を通して、たくさんの人たちを巻き込んでいきたい。お金では買えない宝、それは愛です。愛は自分から人に与えてのみ成立すると考えます。私からの宝の内容は、ハリウッド映画の制作現場にエスコートしたり、ハリウッド俳優が集うパーティへの参加などいろいろと考えているところですが、詳細はゲームの名前の通りNAZOにさせてください(笑)」(クリストファー・ブロートン)
「今回、Share the Dreamに賛同してここに参りました。私自身、エル・システマを出ています。そのメンバーとして、夢や可能性を共有し、夢を実現させるために協力したい。私自身、皆さんの夢を叶えるための一端を担うことができてうれしく思います。私が用意する宝ですが、私と一日過ごすというものですが、打ち合わせをしたりコーヒーを飲んだりとすごく忙しいのできっとクレイジーな一日になると思います(笑)」(グスターボ・アドルフォ・ドゥダメル・ラミレス)
「”楽天株式会社がサイバードさんとどうして?”と思うかもしれないですが、私たちも女の子たちの夢を少し叶えてあげられればと思い、今回の企画に賛同しました。私たちから提供させていただく宝として、ガールズアワードを提供します」(黒坂三重)
黒坂氏からそう説明されたあと、ガールズアワードにモデルとして出演する小倉優子が登場。ガールズアワードの宝の内容について説明を行った。
『NAZO』というアプリを軸に、世界のさまざまな著名人たちが賛同するこの一大プロジェクト。ぜひスマホゲームファンも、『NAZO』をプレイして、彼らが提供する宝を探し出してみよう。
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※『NAZO』公式サイトはこちら
NAZO
- メーカー
- サイバード
- 配信日
- 配信中
- 価格
- 無料(アプリ内課金あり)
- 対応機種
- iPhone、Android
- コピーライト
- (C)CYBIRD Co.,Ltd All Rights Reserved.
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