ゲームロフト 2014年上半期売上は1億1130万ユーロ

2014-08-04 22:41 投稿

恒常為替レートベースで前年比10%の成長率を記録

2014年7月28日、フランスに本社を構えるゲームロフトが、2014年上半期(1~6月)の売上報告を行い、2014年第2四半期(4月~6月)における連結売上は5500万ユーロ(1ユーロ=137円換算で75億円)。2014年第1四半期の連結売上と併せ、同年上半期の連結売上が1億1130万ユーロ(152億円)であると発表した。恒常為替レートベースでは前年比10%増、現在の為替レートベースでは前年比2%増。

同社は、2014年上半期に大型タイトルの配信こそなかったものの、2014年上半期における売り上げの95%以上は、ゲームアップデートによって活性化された既存タイトルの存在が大きかったようだ。

〈以下、リリースより転載〉

平成26年上半期の当社の連結売上高は、1億1130万ユーロとなり、恒常為替レートベースにすると前年比10%増、また、現在の為替レートベースにすると前年比2%増の達成となりました。欧州・中東・アフリカは平成26年上半期の売上高全体の33%、北米は30%、アジア太平洋地域は19%、中南米は18%を占めました。

ゲームロフト社の著しい成長は、大型タイトルの配信開始がない上半期の間も継続しました。現時点で、ゲームロフト社より平成26年度間に配信開始される予定である12~15の新ゲームのうち、4つのゲームのみが上半期に配信を開始されています。従って、平成26年上半期における売り上げの95%以上は、ゲームアップデートにより着実にゲーム寿命を伸ばしている既存タイトルがもたらしています。

ゲームロフト社は最新作『モダンコンバット5:Blackout』で大きな成功を収め、配信開始直後から、当タイトルはApple社の全世界のApp Storeで最もダウンロードされた有料アプリの一つとなりました。今後は『アイス・エイジ:アドベンチャー™』、『Spider-Man Unlimited※』、『アスファルト:Overdrive』、『Brothers in Arms 3: Sons of War』、『Gods of Rome』など、新作タイトルを続々とリリース予定です。他にもいくつもの大型タイトルを順調に配信開始予定であり、これらは平成26年第下半期の売上を牽引していくものとなります。

ゲームロフト社は前年度の売上高、営業経費がそれぞれ2億3300万ユーロ、2億490万ユーロであったのに対し、平成26年は2億4500万ユーロ、2億3000万ユーロに近づくと予測しています。当社の平成26年上半期の連結財務報告は、平成26年9月10日に発表される予定です。

▲2014年7月に配信された『モダンコンバット5:Blackout』。本作を始め、今後配信を控えるタイトルがゲームロフトの2014年下半期の売上を牽引していく。

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