【注目レビュー】『トキノラビリンス』霧の先に待つは敵か味方か？　探索がアツいRPG

マックスむらいも絶賛する本作の魅力とは？

セガとAppBank Gamesがタッグを組んだ期待のRPG『トキノラビリンス』がサービスを開始してから2週間とちょっと経ちました。

マックスむらいがプレイ動画を公開したり、6月27日の配信後すぐに50万ダウンロードを突破したりと、ちらほらと話題に挙がる本作ですが、まだよく知らない人は、本記事をチェック！　私ライターのジャイアント黒田といっしょに伝説の錬金王国“ミストリア”に旅立ちましょう。

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敵を攻撃するか、マナの霧を消すか……バトルの緊張感がたまらない！

本作の主人公は、練金術の才能を持った少年。彼は少女・ソフィアとともに、伝説の王国“ミストリア”の跡地を冒険していましたが、時の精霊・クインと出会い、ミストリアが存在した300年前の時代へとワープしてしまいます。

こうしてミストリアを舞台に、さまざまな謎を解明する旅がスタートするというのが、本作の冒頭のストーリー。時の精霊・クインが主人公の前に現れた理由とは？　なぜ300年前の世界にワープしたのか？　栄華を極めたミストリアが消滅した原因など、序盤からさまざまな謎が散りばめられており、続きの展開が非常に気になる作りになっています。

プレイヤーをグイグイと引き込む魅力は、ストーリーだけではありません！　個人的にいちばんツボだったのが、本作のバトルシステムです。

バトルは、編成したチームでダンジョンに挑むと発生。“マナの霧”が立ち込めたダンジョンを探索しながら、出現する敵を倒していきます。マナの霧をタップすると先に進めるのですが、マナの霧には味方チームの力を溜める効果があり、マナの霧を消すと攻撃力が上がるほか、攻撃に参加するメンバーが増えていきます。

つまり、マナの霧を消せば消すほど強くなる仕組みですが、マナを霧を消すと新たな敵が出現することも。そのため、ここはマナの霧を消して力を溜めるべきか、それともいまの力で敵を攻撃するのかなど、さまざまな場面で“選択”が求められることに。この選択が、ダンジョン探索に適度な緊張感を生み出してくれるのです！

ダンジョンの最深部にはボスが待ち受けているのですが、ボスは通常の敵と比べてかなりの強敵。より慎重な選択が求められるため、ハラハラドキドキ感は、それまでのダンジョン探索の比ではありません！

攻撃を仕掛けるタイミングを見誤ると、反撃で手痛いダメージを受けたり、敵の数が増えて戦闘不能になってしまうことも。どれくらい力を溜めれば倒せるのか、プレイヤーの経験と腕が試されます。

仲間になったモンスターの能力をチェックしやすい！

バトルシステムのほかに、本作のモンスターのデザインや、システムまわりもお気に入り。まず、デザインですが、かわいいらしいものからかっこいいものまで、デザインの幅が広く、お気に入りのモンスターを見つけやすいのがいいですね。また、システム面で感心したのが、モンスターの成長後のHPや攻撃力がわかる点と、進化するかどうかを確認できる点です。

このふたつにより、ほかのゲームのように「育ててはみたけど能力がイマイチだった」とか、「進化させることができなかった」というありがちな難点を、最初から感じさせないようにしているのは良心的だと思います。

最後に、ほかのプレイヤーが持っていたSRやSSRカードの一部を公開！　こちらをご覧いただければ、本作のモンスターの多様さがわかってもらえるのではないかと思います。残念ながら僕はレアリティの高いモンスターを入手できませんでしたが、手持ちのRのモンスターをSRに進化させることができそうなので、じっくり育てていこうと思います。

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