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【大塚角満の熱血パズドラ部!】第331回『涙のステージ』

2014-05-27 17:51 投稿

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涙のステージ

何から書いていいのやら……

って感じですが、とりあえず思いつくままに。

すでにたくさんの記事がアップされているが、5月25日にガンホーの一大イベント“ガンホーフェスティバル2014”が、東京ビッグサイトにて盛大に行われた。『パズル&ドラゴンズ』を筆頭に、『ラグナロクオンライン』、『ケリ姫スイーツ』、『サモンズボード』などなど、ガンホーが擁する数々のコンテンツの最新情報や展示物、ステージイベントが集う催しということで、じつに31000人を超えるファンが会場に足を運んだ。このご時世、単独メーカーでこれほどの集客を誇るイベントを実施することは、異例中の異例といえる快挙なのではなかろうか。

……と、まるで週刊ファミ通の巻末コラムのような雰囲気で書き始めてしまったが、ここからはふだんの熱血パズドラ部調で書かせていただく。

俺はこのイベントのパズドラステージに、なんとゲストとしてお呼ばれしていた。まあ、パズドラジャパンカップの地方大会にも参加させてもらっていたので(きっとそういうことになるだろうな)と予感はしていたが、正直、俺の心は曇っていた……どころか、集中豪雨の土砂降り状態だった。というのも、同じような公衆環境でのプレイでまともな姿を見せたことが一度もなく、そのたびにいろいろ言われてさすがに心が疲弊していたから。そもそも俺は“ゲームのうまさ”を主張しているわけではなく、“このゲームはこんなに楽しいよ!”ってことを文章を通じて発信している人間に過ぎないので、衆人環境下でプレイを見せることに多大な抵抗があったのである。

パズドラジャパンカップの北海道地区大会で失態を演じた俺とY大課長(パズチャレでタイムオーバーだった)は、帰りのタクシーの中でこんなことを話していた。

「人前でプレイするのは、さすがにもうキツいっす……。俺、ヘタクソなのに、影響が大きすぎて……」

泣き言を言う俺に、Y大課長も神妙な表情をした。

「ガチのステージは、我々には向いてないですな……。申し訳ない」

それでも数日後、Y大課長から、ガンホーフェスティバルに参加してほしいとの打診の電話がかかってきた。出張に向かう新幹線の中で電話を受けた俺は、「ホントにすまんす!」と言うY大課長に最終的にはこう告げた。

「わかりました。出ましょう! もう1回だけ、恥かいてきますわ」

その日から、俺は空いてる時間を見つけてはパズチャレを起動し、コソ練に没頭した。対戦のルールも、対戦相手も誰だか知らなかったが(ステージで初めて知ったw)、「見ている人をがっかりさせない程度のプレイはしたい!」と強く思い、飽くことなくクルクルクルクルとドロップを動かし続けたのである。

これほど真剣に“競技としてのゲーム”に向き合ったのは、モンハンフェスタの地方予選突破に向けて毎日徹夜で練習したとき以来だと思う。自宅でも、「最近、ぜんぜん据え置き機のゲームに触ってないけど、大丈夫なの?」なんて言われたが、「パズドラやってる」とだけ答えてクルクルクル……。トイレでも、そして浴室にもスマホを持ちこんで(マネすんなよ!)パズチャレの練習に打ち込み、徐々にだが安定した得点が出るようになってきていた。

そして、本番の前日。

じつはこの日は知り合いの結婚式で、ふつうに考えたら泥酔してもおかしくない(?)タイミングだった。でも俺は、まわりの人々がいい感じに酔っぱらって騒いでいるのを横目で見ながらウーロン茶でお茶を濁し、「あれ? 大塚さん、飲まないんですか?」と振られても「俺は明日が本番だから」と言って頑なにお酒は拒否した(乾杯の1杯は飲んだけど^^;)。

(ホテルに戻ったら、仕上げの練習をしなきゃ)

そんなことを考えながら二次会を終え、宿に入るやいなやパズチャレの練習を開始した。

しかし、まったく結果が出ない……。

数時間後にはイベントが始まる……というプレッシャーからかドロップ配置がぜんぜん頭に入って来ず、メチャクチャに盤面をいじくるだけでタイムオーバーを連発してしまう。

「やばい……。どう動かしていいか、さっぱりわからなくなった……」

焦燥は不安を呼び、不安は不眠を連れてきて、「もういい! 寝よう!」と吹っ切ろうとしてもまったく眠れなくなってしまう。そして、眠れなくてヒマなもんだから「練習すっか」となり、またまたタイムオーバーになって「あああああ…………」と慟哭……。ぶっちゃけ、逃げ出したくて逃げ出したくてしかたがなかった。

けっきょく、ほとんど眠れぬまま本番当日を迎え、寝ぼけ頭でシャワーと着替えを済ませて会場に向かった。最初の出番だった『パズバト』のステージが終わったらすぐに運命のパズチャレ対決の時間で、ステージ裏に出場する面々がズラリと集まっていた。

対戦相手のAppbankチームはマックスむらいさんを筆頭に、とうふさん、コスケ君、スプリングまおさん、ゴー☆ジャスさん俺が組み込まれた山本プロデューサーチームも、ハライチ岩井さん、サスケさん、ガチ子(ティアラちゃん)と錚々たる面子である。その威容に圧倒され、俺は思わず山本さんに尋ねた。

「あの……。この中で、パズルに難アリな人はいるんですか……?」

山本さん、キリっとした顔で答える。

「もちろん、全員ガチでうまいですよ!!」

(難アリなのは、俺だけか…………)

終わった……と思ったね。

そして、とんでもない数の観衆が見守る中で対戦が始まったわけだが、俺は心ここにあらずの状態だった。自分が何番目にプレイするのかも知らされていなかったので、ただただじっと、名前を呼ばれるまで、おとなしく画面を見つめるだけ……。高校のとき、大嫌いな数学の授業で先生に当てられるのを待っているときのような気分で、俺はステージの椅子の上に座っていたのである。

けっきょく俺は4番目に呼ばれ、あろうことか実力者のとうふさんと対戦することになった(……まあ、AppBankの誰と当たっても同じようなもんだがw)。

「大塚さんは、とうふ封じの刺客です!」

と山本さんが言ったのが聞こえた。俺は腹の中で(トラの尾を踏んだと思ったらハムスターだった……ってくらいの刺客だなw)と自虐的に笑っていた。

そう、きっと誰も、俺には期待していない。だったら後のことは気にせず、いまできることを思いっきりやればいいや……!

腹をくくれたのか、不思議なほど緊張感はなかった。真剣な顔で睨みつけるとうふさんに、俺はハッタリをぶちかます。

「とうふなんて、醤油かけて食ってやりますわ」

とうふさんが、ニヤリと笑った。さあ、対戦スタートだ!

対戦がスタートしてからの約5分間のことは、俺はほとんど覚えていない。感覚的に、

(あ、けっこうキレイにつながるぞ)

(意外と速く進むな)

と考えていたくらいで、得点がどうとか、とうふさんの進捗はどうなんだとかはまったく頭になかった。そして、いつもよりもちょっぴり早めにイザナギが俺の前から消えたと思った瞬間、「うおおおお!!」という大歓声が耳に飛び込んできた。

「ナイスファイト!!」と山本さん。

「角満さん、すげえ!!」とむらいさん。

放心状態で画面を見ると16000点くらい(覚えていないw)の点数が出ていて、俺にしては大健闘もいいところのプレイができたことがわかった。

「よかった……! やっと終わった……!」

うれしさよりも先に込み上げてきたのは、なんとかプレイをまとめられたことに対する“安堵感”だったと思う。大した点数じゃないけど、これまでの醜態に比べたら天と地ほども差がある結果であることは間違いなかった。

対決イベントを終えてステージ裏に戻ると、真っ先にY大課長が駆け寄ってきて握手を求めてきた。

「大塚さん、無理言って出てもらってホントにすいませんでした! そして、ありがとうございました!!」

Y大課長の声は震えていた。そして、涙をぬぐっていた。

「泣くなよ~! 大課長~!!」

そう言いながら、俺も泣きそうだった。

ステージ上では(誰も俺には期待していない)と思ったけど、Y大課長目黒、そしてイベント直前に「見返してやれ!!」、「応援してる!!」等々のエールを送ってくれた友だちや同僚、ファンの皆さんがたくさんいたのだ。
そんな人々の想いにちょっとだけでも応えられたことが、何を置いてもうれしかった。

こうして、俺のガンホーフェスティバル2014は幕を閉じた。自分の出番が終わったあとは純粋にイベントを楽しむ“いちユーザー”で、各ブースの催しやパズドラジャパンカップ決勝も存分に堪能させてもらいましたw

練習期間も含めれば長い長いイベントだったけど、終わってしまうとなんとも寂しいもので……。でもこれからは“競技”ということは考えず、以前のマイペースに戻ってパズドラを楽しもうと思います。

それにしても……おもしろかったーーーーー!!!

▼ガンホーフェスティバルを振り返る 記事はこちら▼

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大塚角満Twitterアカウント→@otsuka_kadoman

大塚角満(おおつか・かどまん)……週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。編集業務のかたわら、執筆活動を精力的にこなしており、多数の連載記事を持つ。著書に、『モンスターハンター』シリーズのプレイ日記をまとめた『逆鱗日和』シリーズが9作、『ダークソウル』のプレイ日記をまとめた『折れてたまるか!』シリーズなど。ファミ通Appでは、“熱血パズドラ部!”を始めとするスマホゲームの執筆活動も行っている。

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