【超熱血パズドラ部】第1492回:ブライダルガチャの結果は
2024-07-16 11:25
2014-05-19 14:14 投稿
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書こうと思っていながら、すっかり忘れていたネタがあった。もしかするとあまりにも悲惨な内容のため、記憶が封じられていたのかもしれない。そうじゃないかもしれない。
時計の針が若干巻き戻るが、4月29日開催されたパズドラジャパンカップの予選会も兼ねたイベント“ファミ通App角満杯”では、ニコ生の放送には載せなかった、会場限定公開のプログラムがいくつかあった。企画会議の段階から「あまりにもクダラナイので、生放送で公開するに耐えない」と満場一致で“非公開”が決まり、アイズオンリーのお楽しみとして来場者にだけお見せしたのである。
その最たるものが、“見ないで描いてみよう! 決定版”のコーナー。以前、当ブログで突発的に「何も見ずにリットを描いてみよう!」と“みんなでリット選手権”という企画記事を書いたが、それを来場者の眼前で、ステージで、ナマでやっちゃおうということになったのである。
ステージには、みんなでリット選手権のときにも覇を競ったライバルたち、つまり俺、中目黒目黒、そしてガンホーのY大課長が集った。本当はここに、当日のサプライズ……というか“ファミ通のリーサルウェポン”として、“世界でもっとも奇妙なモンスターボックスを持つ男”、“お花畑のお友だち”ことカミカゼ長田に参戦してもらう予定だったのだが、朝の集合時間になってもその姿が見えない。俺は首をかしげながら目黒に尋ねた。
「目黒、長田さんがまだみたいだけど、本番には間に合うよね?」
すると目黒、いきなり(◎◇◎)! ←こんな顔になり、思いもよらない懺悔を始めたではないか。
「ししし、しまった!! 長田さんに入りの時間を伝えるのを忘れてた!! い、いますぐ連絡してみます!!!」
スマホを握りしめた目黒は控室を飛び出し、約5分後にトボトボと戻ってきた。恐る恐る「ど、どうだった……?」と尋ねると、まことに残念な結果報告が……。
「長田さん、いま千葉の山奥でサッカーやってるそうです……。すぐに戻っても、会社に着くのは夕方とのことで、あきらめるしかなさげです……」
というわけでけっきょく、俺、目黒、Y大課長の3人でステージをつとめることになった。長田さんには、つぎの機会に大いに暴れてもらおうと思います。
で。
ここからは一気にいく。
今回の対決のルールは、“来場者に何を描くか決めてもらい、もっともヒドかった人に罰ゲームを与える”というものにした。俺らは互いに牽制しあい、「子どものころはマンガ家を目指していた」、「小学校のときに絵で賞を獲った」、「じつは美大出身」という、何がホントで何がウソなのかよくわからないことをバチバチと言い合う(まあほとんどがハッタリだけどな)。そうこう騒いでいるうちに課題提出者が決まり、司会の岩田ジュビ漏に指名されたその人は最初のテーマをつぎのように発表した。
「“ピエドラ”を描いてください!」
我々3人、2秒ほど「………………」と沈黙するも、すぐに元気を取り戻して口々に言い合った。
「ピエドラとか! 余裕かも!」(目黒)
「完璧に描ける自信がある。ヘタこいたら池屋さんに合せる顔がない」(大塚)
「なんなら、ドラウンジョーカーも描きましょうか?」(大課長)
そんな大言壮語をぶっ放したのち、俺らが描いたピエドラがコレだ!
俺たちは、火が噴きだしたかのように罵り合いをした。
「大塚さんのは置きにいってる! ズルい!!」(目黒)
「目黒さんのは、バ○ちゃんでしょ??w」(大課長)
「そういう大課長の、明らかにヘー○ルハウスじゃんww」(俺)
結果、もっともヒドい絵にY大課長が選出。幸先のいいスタートを切った。
さて、続いてのテーマとして選ばれたのは“ヘラ・イース”であった。これは一気にいきます。
何気に再現性が高かった俺(大きな結晶とビキニとかね)を除くふたりの勝負になったが、目つきの悪い女のまわりに石を描いたことだけが功を奏し、僅差の判定でY大課長が勝利。これで“ダメ判定勝負”は、目黒とY大課長がイーブンとなった。
そして、勝負は最終決戦に。なんと来場者が指名したモンスターは……!
「“プレゼントボックス”をお願いします!」
ステージ上の3人、とたんにザワザワとざわめき出す。
「プ、プレゼントボックスって……何??」(目黒)
「俺、パズドラグッズの担当もしてたけど……さっぱり思い浮かばない!!」(大課長)
「俺は何となくわかる……w ……さあもう描こう!!w すぐに描こう!!w」
笑撃の結果は……w
クリ~~~チャ~~…………
ただの箱~~~ん…………
あまりの惨状に(俺は除く)、俺たちはまたまた“公開いがみ合い”を展開。
「大課長の、ただの箱じゃないっすか!!w てか、なんでヒゲのおっさんがいるのよ!!w」(目黒)
「プレゼントボックス……まったくわからなかったんだよ!!w なのでお詫びとして、角満描いたw 似てるっしょ^^;」(大課長)
「いや若干似てるけど……(苦笑)。ていうか、目黒の新種のクリーチャーはなんだよwww ボックスですらねえしww」
この、どうにも判定しづらい駄作の羅列に審査員(来場者の拍手の多さで決めた)も相当頭を悩ませたようだが、最終的にはY大課長のいちばん負けが決定。
「なんで俺なんだよ!!!」
わめく大課長を押さえつけてビリビリマシーンに手を置かせるも、不思議なことにナゼか反応しない。
「やっぱり、神様は見ているんだな。俺がいちばん負けじゃないってことを。じゃ、角満やってみてよ」
大課長に言われるまま俺も手を置いてみたが、なんとここでも無反応。
「えええ?? これじゃ罰ゲームの意味がないじゃないっすかまったく……」
そう言って目黒が手を置くと……。
バチッッッ!!!!!
「っっっいってええええええ!!! な、なんで俺が罰ゲームを!!!!」
事実上、目黒がいちばん負けってことで“見ないで描いてみよう! 決定版”のコーナーは終了したのでした。
おしまい。
大塚角満Twitterアカウント→@otsuka_kadoman
大塚角満(おおつか・かどまん)……週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。編集業務のかたわら、執筆活動を精力的にこなしており、多数の連載記事を持つ。著書に、『モンスターハンター』シリーズのプレイ日記をまとめた『逆鱗日和』シリーズが9作、『ダークソウル』のプレイ日記をまとめた『折れてたまるか!』シリーズなど。ファミ通Appでは、“熱血パズドラ部!”を始めとするスマホゲームの執筆活動も行っている。 |
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