【事前登録】『モバノブ』 あの人気野球カードゲームと融合した『信長の野望』

2014-04-10 19:11 投稿

発表会に行ってきました

モブキャストはコーエーテクモゲームスと共同開発した、合戦シミュレーションゲーム『モバノブ』の事前登録を2014年4月10日(木)より開始。それにともない、コーエーテクモゲームスにて発表会が行われた。

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プラットフォームの進化に期待を込めるモブキャスト

まず、モブキャストの代表取締役社長である藪考樹氏が登場。モブキャストは、2010年よりスポーツに特化したモバイルゲームを配信しており、4年目となる今年にプラットフォームを刷新し、30代を中心とした負けず嫌いの男性をターゲットにしたと、最近の動向を説明。

SVS(Social Victory Space)と呼ばれる、人と人とが競い合うことを楽しむ空間がコンセプトのモブキャスト独自の要素をふんだんに使い、タイトルを手掛けている」とした。そして、業界で有数のゲームメーカーであるコーエーテクモゲームスと協業できることを感謝しつつ、プラットフォームのさらなる飛躍を期待したいと述べた。

コーエーテクモゲームスが目指す新しい分野

続いて登場したのは、コーエーテクモゲームスの代表取締役社長の襟川陽一氏。シブサワ・コウとして『信長の野望』シリーズや『三国志』シリーズなど、30年にわたって自分もゲームを作り続けてきたが、今日の新作発表で、これからコーエーテクモゲームスがどのようにゲーム業界で活躍していこうとしているか、ひとつの指標として案内できるのではないかと語った。

新作お披露目! タイトルにかける両社長の思い

そしていよいよ新作『モバノブ』がお披露目。『信長の野望』が新アプリとして登場し、前述のSVS要素を取り入れた作品ということが明らかに。

その後進行役によって、藪氏と襟川氏に気になる質問がいくつか投げられた。

まず、両社がタッグを組んだ経緯についてだが、藪氏は「経緯というより、もともと私を含めて開発メンバー全員が今回の協業を期待しておりました。感無量です」と回答。

襟川氏は「昨年『信長の野望』が30周年を迎え、31年目に当たる今年から新しいことをやりたいと考えていました。モブキャストさんの『モバプロ』を始めとするソーシャルゲームがおもしろいということは知っていましたので、新しいことをやるときにコラボレーションできたらいいのではないかと常々考えていました。そこにちょうど藪さんからお話をいただいて、社名のとおりまさに“光栄”でした」と答えた。

続いて『モバノブ』に期待していることを問われた両氏。襟川氏は「SVSというシステムを用いて、スマホで新しいおもしろさを作り出していくのが狙いで、うまくいくことを期待しています」とし、藪氏は「『信長の野望』の熱狂的ファンは、モバキャストの新プラットフォームがターゲットとしているユーザーと近く、会員数の拡大につながればと思っています」とした。

最後に藪氏は「言うまでもなく個人的にもとても期待しているタイトル。戦略性が高く、ユーザーどうしがコミュニケーションを取り合って楽しめる要素がふんだんに取り込まれています。ぜひ楽しんでください」と述べ、襟川氏は「『信長の野望』は歴史シミュレーションゲーム、オンラインゲーム、ロールプレイングゲームなどいろいろな形で展開してきました。当社のIPを広く展開する方針のひとつとして、今度は『信長』がアプリとして初登場するわけですが、SVSと融合した新しいおもしろさをファンの方に楽しんでいただきたい」と述べた。

▲『モバノブ』の成功を祈願して固く握手する両社長。

気になるゲームの中身は!?

そして、詳しいゲーム内容について、両社のプロデューサーから語られることに。コーエーテクモゲームスの藤田一巳プロデューサー、モブキャストの中山法夫プロデューサーが登場。

▲甲冑姿で登場した中山氏(右)と藤田氏(左)。甲冑は安土桃山資料館から借りたものとのこと。ふたりの話で出ていたのだが、ちょっと消防士っぽい(笑)? ちなみに藤田氏は、『モバプロ』のヘビーユーザーだそう。

ここで改めて中山氏がSVSについて説明。これまで『モバプロ』などのスポーツもので展開してきたが、そこにこだわらずやっていこうとするなかで、『信長の野望』に注目した旨を語った。

続いて、SVSのシステムの特徴として「1日5分で楽しめる」というコンセプトを説明。中山氏は「操作自体は1日5分だが、残りの23時間55分は戦略を考える時間として当ててもらいたい」とのこと。

これを聞いた藤田氏は「その考えている時間が長いというのは、『信長の野望』っぽい」と返した。そして、話はいよいよゲームの具体的な中身について。要点をまとめると以下のとおり。

300人以上の戦国武将が登場
100種類以上の陣形戦術、さまざまな武将の適正
・リアルタイムに成長衰退する武将たちを登用で入れ替え、最強の軍団を目指す
1日5回、時間が来ると自動で合戦開始
・石高を上げて城を攻略
戦乱⇒石高の獲得⇒領地の拡大⇒戦乱……の流れ
・天下二分の関ヶ原などのさまざまなイベント

なかでも、注目が武将が成長衰退する点。これは『モバプロ』と同じ仕様で、選手(武将)のピークを見極める必要がありそうだ。また、『信長の野望』という以上、城の攻略についてはどうしても外せない要素で、調整がかなり難航したとのこと。その後、武将カードの一部が公開となった。

織田信長

真田幸村

明智光秀

ちなみに、中山氏はじつは河野家の末裔とのこと。能力値はさておき、プロデューサー権限で入っているそうだ(笑)。

最後に質疑応答へ。PCブラウザとスマホの連動については「データベースは同じなので、PC版のユーザーとスマホ版のユーザーが戦ったりすることはあります。ただ、自分のPCのデータとスマホのデータを連動するような施策はありません」と藤田氏が回答。

続いて事前登録者数と、1ヵ月後の会員登録者数の目標を聞かれたところ、中山氏は「事前登録者数は20万人が目標す。会員登録者数のほうですが、『モバプロ』が半年で100万人だったので、それを超えるために1ヵ月後は50万人を突破していたいです」と答えた。

藪氏にはSVSのより具体的な機能が問われ、「大きく3つあります」とまず回答。

そして「ひとつ目は、ゲームに費やした時間とお金を、ユーザーになんらかの形で資産として残せるようにして、それをほかのユーザーに羨ましがられるようなものにします。ふたつ目は、こちらが用意した手軽に使えるコミュニケーションツールを用いることで、よりユーザーどうしが活発にやりとりしてもらえればと思っています。三つ目は、世界対戦です。国境を越えた戦いというのはやはり熱いと思いますので、こちらも準備を進めています」とした。

最後に襟川氏には、モブキャストと組む意義、IPの展開についての質問が。まず襟川氏は「モブキャストさんのSVSの強みと、『信長の野望』という戦略シミレーションのおもしろさの強み、このふたつを掛け合わせて新たなおもしろさを生み出せるというのがひとつの意義かと思っています。」と回答。

IPの展開については「プラットフォームでの展開、さまざまなゲームジャンルでの展開、コラボレーションでの展開などいろいろ考えております。その過程で、もっともっとたくさんのゲームユーザーの皆さんに『信長の野望』のおもしろさをお届けできればと考えております」と締め括った。

▲最後にコーエーテクモゲームスの総合ポータルサイト、“GAMECITY”の初代市長のニャブラハム(一番左)と、モブキャストの公式マスコットのペロン(一番右)らと記念撮影。ペロンは『モバノブ』仕様で髭を蓄えているのだとか。

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モバノブ

メーカー
モブキャスト
配信日
2014年5月15日予定(PC版は2014年5月29日予定)
価格
基本無料(一部課金あり)
対応機種
iPhoneはiOS5.0以上、Android2.3以上

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