最初の決勝進出者が決定 “第2回パズドラジャパンカップ”九州地区大会リポート

2014-03-30 22:03 投稿

予選から28000点超え

『パズチャレ』のナンバーワンプレイヤーを競う公式全国大会“第2回パズドラジャパンカップ”。本大会最初の地区予選となる九州地区大会が、3月29日に福岡県のイオンモール直方(のおがた)で開催された。

今大会では、一次予選、二次予選を勝ち抜いた12名が準決勝に進出し、さらに準決勝を勝ち抜いた3名で決勝戦を行う。その結果、上位2名が5月25日の決勝大会に参加できる仕組みだ。予選には、事前申込をした人に加えて当日応募者も多数参加。第一次予選から28000点台の高記録が飛び出すなど、レベルの高い戦いがくり広げられていた。決勝のリポートはこの記事の後半でお届けする。

山本Pと大塚角満が登場

第一予選の会場には、『パズドラ』の生みの親である山本P(山本大介プロデューサー)と“熱血パズドラ部”でおなじみの大塚角満が登場。ふたりの号令で予選がスタートした。ふたりはこのあと準決勝以降の会場となるイベントスペースにも姿を現し、今大会の概要をおさらい。さらに、現在実施中の世界3000万DLイベントや、”ガンホー公認 パズドラZ 角満式 超モンスター図鑑”(完成したばかり!)などの最新情報、そして会場のコーナー紹介も行った。

トークでは、ファミ通Appで連載中の“熱血パズドラ部”の新展開についても言及。続巻が出た暁には、覚醒プランが究極進化するという話も?

【会場のコーナー紹介】

パズドラチャレンジコーナー
大会と同じ『パズチャレ』の“第2回パズドラジャパンカップ”をプレイ。クリアーしたプレイヤーにはクリア賞として特製ステッカーが贈呈される。

 

テイマーカード交換コーナー
『パズドラZ』のテイマーカードを交換できるコーナー。また、30日には『パズドラZ』をプレイすると特製ジグソーパズルがもらえる体験コーナーも設けられていた。

 

物販コーナー
パズドラやパズドラZのグッズを販売。ぬいぐるみやソフトのほか、スマホグッズ、ニンテンドー3DSグッズ、文具コーナーも設けられている。

 

記念撮影コーナー
パズドラの人気モンスターが描かれた巨大パネルの前で記念撮影。たまにガチャドラがやってくる!

 

ステージ観覧特典
ステージの観覧特典として、訪れた人には『パズドラZ』の“死天龍・アークヴェルザ”が登場するスペシャルダンジョンのプレゼントコードも配布される。

 

熱血!パズドラ部でおなじみのメンバーが予選に緊急参戦

参加者のレベルが高くハイペースで予選が進んだため、急遽、山本Pや大塚角満、さらに取材に訪れていたファミ通App編集長の中目黒目黒、そしてガンホーのY大課長が急遽予選参加することに! 山本P以外の3人は、バトルが始まる前から「体調が悪い」、「練習してない」といったセコい防衛線を張っていたが……。

▲4人の中でもっとも高いスコアを記録したのは、やっぱり山本P! 直前に控え室でメッチャ練習していたのは、ここだけのヒミツだ。
▲2位は、以外にも(?)大塚角満! そして3位はY大課長、4位は中目黒。でもぶっちゃけ、一般参加者のレベルが高すぎて、山本P以外は大差ない。

魔法石も1個配布決定

ちなみに地区大会準決勝のあとには、これまた急遽“角満チャレンジ(角チャレ)”が開催。“山本Pと大塚角満のパズチャレ合計点で準決勝のハイスコア24660点を上回る”という条件に挑戦して見事クリアーできたので、後日、全プレイヤーに魔法石1個が配られることも決定した。

 

決勝大会への切符は誰の手に!? 地区予選決勝

12名(4名で同時プレイ×3)で行われた準決勝を勝ち抜いたのは、いずれも十代の若者たち。準決勝のスコアは、きのした選手23476点、たちかわ選手24660、ひらの選手22339点。まさに決勝を飾るにふさわしい選手たちによる、頂上決戦の火蓋が切って落とされた!

▲左から、たちかわ選手、きのした選手、ひらの選手。たちかわ選手の自己最高記録は、なんと29000点!

【決勝戦リポート】
バトル1でひらの選手がコンボ数が多くなり出遅れてしまう。
きのした選手はバトル2、3とムダのないパズルで頭ひとつ抜け、4分以上残してバトル5へ突入。きのした選手はバトル5もスムーズに進み、バトル6に差し掛かったあたりで残りのふたりに動きが。
地道にコンボを積み重ねていたひらの選手がたちかわ選手を抜いてバトル5へ。しかし、直後にたちかわ選手が巻き返して先にバトル6へ。バトル6では3人ともなかなか5属性同時消しができず、そのままの順番でクリアー。コンボ数などによるスコアへの影響に注目が集まった。

▲結果、優勝はきのした選手! 2位はたちかわ選手、3位はタッチの差でひらの選手に決定!

【決勝戦スコア】
1位 きのした選手 19326点
2位 たちかわ選手 17733点
3位 ひらの選手 17413点

序盤からすさまじいスピードでドロップを動かしていた3選手。決勝の緊張からか、準決勝ほどの高記録とはいかなかったが、4属性同時消しはほぼ確実に決めていた。

というわけで、1位のきのした選手と2位のたちかわ選手は、5月25日に幕張メッセで開催される決勝大会への進出が決定!

 

山本P&大塚角満が九州地区予選を振り返る

山本P「たくさんの人に来ていただいて、ありがとうございます。やっぱり、うまい人のプレイは見てるだけでおもしろいですね。僕は、たちかわ選手に期待してます。彼は緊張さえしなければかなりやると思いますよ!」
大塚角満「みんな若いし、とにかくパズルがうまい。角チャレは失敗しなくて本当によかった……。あの1コーナーですっげえ疲れたけど(笑)。盛り上がってくれてよかったです。すばらしい地区予選でした!」

 

【取材後記】
開店時は雨ということもあってか客足もまばらだったが、昼以降から一気に人数が増加。決勝戦時には1回のイベントスペースはもちろん、吹き抜けになっている2階にも観覧者がギッシリ。訪れている世代も老若男女幅広く、改めて『パズドラ』の知名度と人気の高さを感じた。

メインの地区予選については、ニコ生や会場で戦いを見ていた人なら感じたと思うが、準決勝の段階でプレイヤーの実力はすでに肉薄しており、そのときどきの運や直感力が勝敗を分けた印象。誰が勝ち抜けてもおかしくなかった。昨年の大会の決勝戦同様、十代の活躍が目立つあたりは、ユーザー層の幅広い『パズドラ』ならではだが、20代以降のプレイヤーにもぜひがんばっていただきたいところ。

前回大会は、予選から決勝までを1会場のみの1日で消化したため、参加人数の規模からするとそこまで大きくなかったと言える。しかし今回は地方予選が行われることで、全国各地から激戦を勝ち抜いた者だけが決勝大会に駒を進められる。より厳選されたメンバーが集まることにより、前回大会を上回るハイレベルな戦いになりそうだ。

地区予選は今回の九州を皮切りに、全国7箇所で開催される。タイムアタック大会だけでなく、ほかにもいろいろなお楽しみ要素が用意されているので、近くで開かれる際には会場に足を運んでみてはいかがだろうか。

※第2回パズドラジャパンカップ公式ページ

ちなみに、決勝大会への特別枠が獲得できる“ファミ通App角満杯”の応募締め切りも迫っている。「我こそは!」という腕自慢のプレイヤーは、ぜひ下記もチェックしてみてほしい。

↑参加応募はこちら↑

パズル&ドラゴンズチャレンジ

ジャンル
パズル
メーカー
ガンホー・オンライン・エンターテイメント
配信日
配信中
価格
無料
対応機種
iPhone/iPod touch/iPad iOS5.1以降の対応機種、Android 2.3以降、Kindle Fire、Kindle Fire HD

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