俺(大塚角満)のチーム烏合の衆とゴーレム軍団

2014-03-28 17:40 投稿

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“チーム烏合の衆”誕生

またまたまた『サモンズボード』のことを書きます。大塚角満でございます。

ゲームを始めてまもないころ、俺はガチャで火騎士・ドレイク、ナイトメアカオス、そしてイエロードラコというモンスターを手に入れていた。ほかに所有していたモンスターはイヌ(ガルム)やリス(カーバンクル)がいいところだったので(序盤だからね)、しばらくはガチャで手に入れた彼らがメインの戦力になるだろう。ここにもう1匹加えるとしたら(パーティーは4匹構成なので)、最初に1匹だけもらえる“御三家”が鉄板か。となれば、俺の場合は木属性の“ガルー”だ。

「でも、この4匹だと……」

レギュラー候補の4匹を改めてチェックし、俺はすぐに“あること”に気付いた。……そう、ものの見事に属性がバラバラなのだ。

この手のゲームのセオリーのひとつに、“属性特化”という考えかたがある。改めて書くのも釈迦に説法な気がするが、要するに火なら火、光なら光のモンスターばかりパーティーに集め、それにそぐうリーダースキルのモンスターを大将に据えるという戦術である。一点突破の火力に優れるので、相性のいい属性が相手なら破壊的なパワーを見せつけてくれること請け合いである。

しかし、俺の手元にいたモンスターたちは属性特化とは真逆にいる、いわば烏合の衆のようなもの。例えるなら、小学校の時代からリトルリーグで活躍していた選手ばかりが集まったエリート野球部に対し、そもそも部員が足らず、ほかの運動部からヒマそうな連中を助っ人として掻き集めた野球同好会くらいの差がある。とはいえ、無い袖は振れない。このメンツで、なんとか体裁を整えるしかない。俺はひとりごちた。

「問題は、リーダーをどうするかだな……」

心理的には、もっともレアリティーの高い超激レアモンスター、ナイトメアカオスをリーダーに据えてみたかった。レアリティーの高さがそのまま強さに直結しているわけではない……とわかっちゃいるが、やはりステータスとして、超激レアなモンスターをリーダーに置きたいと考えてしまうのよ。しかし、ナイトメアカオスのリーダースキル“漆黒の覚醒”は、“闇属性の味方のクリティカル時のダメージが6倍になる”という、そのものズバリな属性特化用。闇属性モンスターが1匹しか入っていないパーティーでは、ほとんどその恩恵を受けられないに違いない。となれば……。

「……やっぱりリーダーは、コイツしかいないな」

俺は最初にガチャで引いたモンスター、火騎士・ドレイクをヒョイとつまみ上げた。こやつのリーダースキル“騎士の進撃”は、“6コンボ以上で味方のダメージが1.8倍になる”というもので属性の縛りがない。今回のようなバラバラパーティーには、まことにありがたい効果なのだ。ガルーのリーダースキルもそれに近いものだったが、効果が若干弱かった(3コンボ以上で味方のダメージが1.4倍)のでドレイクが勝ち上がり。残るイエロードラコはそもそもスキルが回復系なので、火力イノチの脳筋ファイターの食指は動かなかった。こうして、ドレイクをリーダーにした“チーム烏合の衆”が完成したのである。

▲チーム烏合の衆の活躍。

しかしこのパーティー、自分で言うのもナンだが、なかなかにして使いやすかった。リーダーのドレイクは、将棋で言う“飛車”の動きで機動力があり、さらに“全体化”の能力もあるので回復アイテムを拾ったときの効果も高い。そしてほかのメンツも、攻撃力、HPともにそこそこ高く、“飛行”の能力を持っていたのでじつに扱いやすい(ガルーは“ガルラーダ”まで進化させる必要があったけど)。

「おし、チーム烏合の衆で、いけるところまでいってやる!」

決意も新たに俺はこの4体を率いて、ノーマルダンジョンをコツコツをクリアーしていった。

振り返れば、俺はかなり運がよかったとも思う。過去の自分の歴史を顧みるに、「お、大塚角満が、こんなに順調でいいの……??」とオノレで思ってしまったくらい、必要な進化用素材がピンポイントで手に入ったのだ。

▲ガルラーダも、わりと簡単に作れた。

▲イエローグランドドラゴンも、早々にゲット。

順調にモンスターが進化することで火力の底上げがなされ、続々とアンロックされるまだ見ぬダンジョンにも自信を持って臨むことができた。まさに、順風満帆。

「この調子なら、チーム烏合の衆でノーマルダンジョンは制覇できちゃいそうだなあ^^」

社員食堂で昼飯を食いながら、ご満悦で中目黒目黒に話しかける。すると目黒は、

「いいですね、順調な人は……。それに比べて、俺のパーティーは……

とため息をつきながら、静かにスマホの画面を俺に見せてきた。そこには……。

岩~~~~~ん…………

ただただ堅いゴーレムばかりで編成された、岩のカタマリのようなパーティーが……w

俺が「う……っ」と言葉を飲み込んでいると、目黒は自嘲気味に笑いながらこんなことを言った。

「堅そうでしょ……? こいつら、見た目だけじゃなくホントに堅いんすよ……。でも火力がまったくなくて、ちょっと強い敵が出てくると歯が立たないんす……」

「だ、だろうねぇ……」と俺が暗く返すと、目黒はさらに、寂しそうに言った。

「それで終わりゃいいんですけど、なまじ堅いもんだから、なかなかゲームオーバーにもなってくれないんですよ……。まあ、リタイヤすりゃいいんでしょうけど、それもなんかね……。はは。ははははは……」

ゴーレム軍団に、幸あれ……。

大塚角満Twitterアカウント→@otsuka_kadoman

大塚角満(おおつか・かどまん)……週刊ファミ通、ファミ通コンテンツ企画部副編集長。編集業務のかたわら、執筆活動を精力的にこなしており、多数の連載記事を持つ。著書に、『モンスターハンター』シリーズのプレイ日記をまとめた『逆鱗日和』シリーズが9作、『ダークソウル』のプレイ日記をまとめた『折れてたまるか!』シリーズが2作品ある。現在、ファミ通.com上でブログ“大塚角満のゲームを読む”、“『ドラゴンズドグマ』で暮らす”、アメーバブログで“大塚角満のブログ”などを連載中
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※大塚角満のブログ (Ameba)

サモンズボード

ジャンル
ボードゲーム・RPG
メーカー
ガンホー・オンライン・エンターテイメント
価格
無料(アプリ内課金あり)
対応機種
iOS 5.0 以降。iPhone、iPad および iPod touch 対応。 iPhone 5 用に最適化済み。Android 2.3.3 以上

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