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【注目アプリレビュー】すべてが丁寧に作られたボードゲームの“超良作”『サモンズボード』最高!!

2014-03-03 16:06 投稿

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古今の名作ボードゲームの“現代的解釈”

いよいよ“あのゲーム”について書くときが来た……!! ……って大塚角満ですコンニチハ。

俺的な良作が大豊作なこの冬において、いまもっとも時間を割いて遊んでいるとあるゲーム。それは……ガンホーが満を持して放った“スマホ時代のボードゲーム”こと、『サモンズボード』だあああああああ!!! いやこれ、お世辞じゃなく楽しいんですよダンナ

『サモンズボード』については、かねがねウワサは聞いていた。周囲の人曰く「ガンホーが誇るエースクリエイターが作っている」、曰く「ボードゲーム好きにはタマラナイ造り」、曰く「大塚角満がハマらないわけがないゲームデザイン」などなどなど……。しかし、情報の出所はすべてガンホーのY大課長と中目黒目黒だったので、俺は話半分……どころか、“話10分の1”くらいの割合で聞いていた。「へ〜」と相槌を打ちながら、耳掃除なんかをしていたかと思う。それくらい、このふたりの言うことには重みがないのだ。

しかし。

突如として公開されたサモンズボードのスクリーンショットを見た瞬間、俺は言葉にならない悲鳴を上げた。あえて文字にすると、

「へぅ!!!!!!!!!!!!!!」

ってな感じだったろうか。“おもしろそうな予感”に、全身を貫かれてしまったのだ。俺は、マス目で区切られたボードの上に、チェスの駒のようなユニットが置かれたゲームを見ると自動的にヨダレが垂れてくる習性がある(病院行け)。

「この手のゲームに、ハズレはない!!」

ジュルジュルと溢れるヨダレをぬぐいながら、俺は超極論をぶっ放した。

そして、iOS版が配信されるのを待って始めた『サモンズボード』は、俺の期待を裏切らない抜群の出来であった。

誤解を恐れずに『サモンズボード』の特徴を書くと、古今の名作ボードゲーム、たとえば将棋、チェス、軍人将棋……などからおもしろさのエッセンスを抽出し、現代風にアレンジをしたのちにスマホの端末に封じ込めた……という感じだろうか。

ボードゲームは“ルールの発明”こそが命であり、それがシンプルすぎても、複雑すぎても“遊ぶ人を選ぶ”という状況に陥りがちだが(そもそも“ボードゲーム”を謳った時点でプレイヤーを選ぶけど)、『サモンズボード』はじつに上手にバランスを取って、最大公約数のユーザーを獲れるところに落とし込めたんじゃないかと思う。

『サモンズボード』のルールは、じつに簡単だ。

4×4の盤面に自軍と敵軍のモンスターが配置され、それぞれ“1手ずつ”(ここがミソ)交互にターンのやり取りをし、攻防をくり返して相手を全滅させたほうが勝ち……というもの。

“駒”になるモンスターには、チェスや将棋と同じように“移動できる方向”と“攻撃できる方向”が決まっている。それは、各モンスターのサムネイルについている矢印を見ることで確認可能だ。

たとえばこの“ハイパープルゴブリン”というモンスターは、“斜め後ろ以外の方向に1マスずつ動くことができる”ってこと。将棋でいう“金将”と同じだ。移動方向と攻撃方向はイコールなので、“斜め後ろ以外に隣接しているモンスターに攻撃する”という意味でもある。では、もう1種見てみよう。

この“火騎士・ドレイク”はいわゆる“飛車”と同じ動きをする。斜め方向にはいっさい動けないけど、上下左右だったら何マスでも(敵や障害物がない限り)移動することができるってわけだ。

これらモンスターには、属性、レベル、コスト、HP、攻撃、スキル、リーダースキル(ないものもいる)が設定されていて、成長や進化なんて要素もある。将棋にも、敵軍に攻め入った駒が“成駒”に成長する(?)という要素があるが、サモンズボードはそれをずっとずっと大きく、深くしたものと考えればわかりやすいかもしれない。

そんな、成長要素も多分にあるモンスターでパーティーを作る自軍に組み込めるモンスターは最大4体で、これはコストの兼ね合いもあるのでなんでもかんでも入れられるってわけではない。ゲームを進めるに従って、「こいつのリーダースキルを活かしたいから、闇属性のモンスターばかりでパーティーを」とか、「回復が不安なので“全体化”(フィールドに落ちているアイテムを拾ったときの効果が、パーティー全体に及ぶ)の能力を持つモンスターを多めに入れよう」などという戦術も考えるようになるが、最初のうちはテキトーにピックアップしてパーティーを作ればいいと思う。そんなに選択肢もないしな。

パーティーを作ったら、ダンジョンに潜ろう。すると、例の4×4マスの盤面とともに敵モンスターも現れる。さあ、戦闘開始だ。

前述した通り、1ターンで動かせるモンスターは1体だけだ。もしも動かしたくなかったら、どれでもいいので自分のモンスターを2回タップすればいい。自軍のターンが終わると、敵の行動に。それが終わったら自軍、そんつぎは敵軍……という感じでターンをくり返し、どちらかが全滅するまで戦う。基本、これが『サモンズボード』というゲームの全貌だ。

もちろん、何も考えずに駒を動かしているだけでは速攻で壁にぶち当たる。この小さな4×4の盤面には、“勝つための定跡”と“底なしの戦略”が同居しているから。キチンと考え、駒を動かすことで、難解なダンジョンにも立ち向かえるかもしれない。それくらい、『サモンズボード』は深いゲームなのである。

『サモンズボード』の戦闘をおもしろくしているのは、定跡だけでは計ることができない“不確定要素”がたくさん用意されているところだ。たとえば、複数の味方ユニットで敵を攻撃するときに発生する“コンボ”や、ときたま炸裂する“クリティカル”、たま〜にボード上に現れる障害物や回復アイテムの使いどころなんかも不確定要素に含まれるだろう。

属性の相性(火は木に強く、木は水に強く、水は火に強く、光と闇は打ち消し合う)や移動方向といった、端からわかりきっている約束ごとと不確定要素を鑑み、アレコレと戦略を立ててダンジョンに臨めるのがこの上なく楽しい。1回や2回くらい跳ね返されても、「駒の動かしかた次第でなんとかなるかも!」と希望を持たせて遊ばせてくれるのが、本当に秀逸だと思う。

現在、俺は中目黒目黒やY大課長とギルドを結成し、切磋琢磨しながらモンスターを育てている。なのでまた近々、サモンズボードについては何か書く……かもしれないよ!

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サモンズボード

ジャンル
ボードゲーム・RPG
メーカー
ガンホー・オンライン・エンターテイメント
配信日
配信中
価格
無料(アプリ内課金あり)
対応機種
iOS 5.0 以降。iPhone、iPad および iPod touch 対応。 iPhone 5 用に最適化済み。Android 2.3.3 以上

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