【ファミ通App iPhone】『ガンズアンドソウル』闇より顕現せし伝説のMF”ダークエンジェル”を汝の手に

2014-02-24 19:55 投稿
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スクウェア・エニックスから配信中の『GUNS N’ SOULS』(ガンズアンドソウル)(以下、『ガンズ』)がどうにも痺れる熱いゲームだった。もともとラン系ゲームが好きだったので好きなタイプだろうとは思っていたのだが、キャラクター性やストーリーが個人的にヒットしてしまった。いや、端的にいうと中村悠一のボイスがツボだった。
『GUNS N’ SOULS』は『Temple Run』に代表されるラン系ゲームにカード(”ミュージックファイターカード”)の育成を組み合わせたアクションRPGだ。まずは序盤のストーリーを簡単に説明しておこう。
機械兵によって支配されつつある世界。
主人公”ジギー”が目を覚ましたのは、囚人移送船の中だった。
ジギーは、とある罪により、監獄星である地球に 移送される最中だったのである。
ジギーが犯した罪、それは…
弟の”ゼロ”を、その手で殺したこと
…だがそれは機械兵達を束ねる存在、 KTK-Kill The Kingの謀略によるものだった…
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と言った感じなのだが、古くからのスマゲファンならピンとくるはず。そう、本作はスクウェア・エニックスがiPod用に開発・配信したシミュレーションRPG『ソングサマナー 歌われぬ戦士の旋律』の関連タイトルとなっている。主人公ジギーはもとより、ソウルマスターなどの登場人物は前作から引き継いだものとなっている。
とはいえ、前作を知らなくてもまったく問題はない。プレイヤーは、ST(スタミナ)を消費して各ステージに挑戦し、クリアーするとつぎのステージが開放され、ストーリーも徐々に明らかになっていく。つまり前作未プレイの人でも、ゲーム中のジギーと同じ目線でストーリーを楽しんでいけるというわけだ。
キャラクターは自動で前に進み、プレイヤーはフリックを駆使して各種アクションを行う。敵が出現した際は、敵の前にジギーを移動させて攻撃を行う。なお、プレイヤーのステータスはデッキにセットしたカードに直結しているので、アクションが得意なだけでは敵を倒しきることはできない。テクニックも必要だが、カードの育成もバランスよくこなすことが必要となる。
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左右へのフリック:中央、左、右の3ラインで構成されており、フリックした方向へ移動する。
上へのフリック:ジャンプ
下へのフリック:スライディング(ボス戦時はしゃがむ)
ジャンプやスライディングは障害物をかわすだけでなく、敵の攻撃を交わす際にも使用し、ジャンプ中に左右に移動することも可能となっている。
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そして、各ステージの最後ではボスとのバトルになる。専用ステージに移動する場合と、そのままシームレスに走りながら戦う場合の2パターンがあり、専用ステージのボスは時間制限がある。撃破が間に合わなかった場合でもクリアー扱いになるが、ボスは倒せていないので、次回同じステージをプレイしたときにボスの体力が引き継がれた状態からバトルすることになる。
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なお、一回のミスでゲームオーバーになってしまう一般的なラン系ゲームとは異なり、本作ではライフ制を採用。HPがゼロになるまでは走り続けることができる。HPは後述するデッキの組み方によって増減するので、アクションに自信のない人はHPの高いカードや回復スキルを持つカードでデッキを構成するなどして対応しよう。
スキルの話が出たので説明すると、デッキを構成するカードは固有のスキルを持つものがある。スキルは“LEADER SKILL”と“AUTO SKILL”の2種類。
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そのカードをデッキのリーダーとした場合に使用可能。ステージ中で使える回数は限られている。
デッキ内に入っていれば自動的に効果が発揮される。
AUTO SKILLのなかには“トラップのダメージを軽減する”というようなものもある。『ガンズ』では、スキルの活用がステージ突破のカギとなるのだ。
カード系ゲームではお馴染みの育成要素ももちろんある。合成は、最大10枚までのカード使ってもとになるカードのレベルを上げるというもの。同属性であれば経験値にボーナスがつくので、極力同属性同士の合成を心がけよう。
なお、まったく同じカード同士を合成すると、“限界突破”して最大レベルの上限がアップする。限界突破は複数回可能なので、序盤に入手する★の少ないカードは限界突破で底上げしよう。
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そして合成して高レベルになったらつぎに狙うのが“進化”だ。進化はもとになるカードに進化用のカードを合成して、新たなカードにパワーアップさせることができる。絵柄も豪華になるのでお気に入りのカードは進化も視野に入れて育成していこう。
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ちなみにカードの中には、“ウタカタ”と呼ばれる歌付きのカードもある。“特定のステージで特定のカードを使用する”といった条件をクリアーすると、オリジナルのステージ楽曲と共に、強力な力を得ることが出来るのだ。
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“ウタカタ”は非常にレアなので、たくさんカードを入手してもなかなかお目にかかることはできないだろう。だが、ステージ音楽が歌入りになるのは想像以上に気持ちがアガる。ぜひゲットして使ってみてほしい。
もちろん本作の要素はこれだけではない。フレンド、召喚(ガチャ)、デッキ編集などじつに多彩。だが本記事ではそれらはあえて割愛させていただき、筆者が感じる魅力を語らせていただきたい。それは、やや恥ずかしい見出しに書いたとおり、キャラクターがじつに魅力的だということ。本作では、主人公のジギー役に中村悠一さんを起用しており、ゲーム中ジギーはじつによくしゃべる。
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「一気に行くぜ!」
「捉えた!」
「逃ーがさないぜっ」
中村悠一が(違うけど)こんなこと言いながら戦っているのである。これは女子でなくても萌えるというもの! あまりにもかっこよすぎて、中村悠一が(ジギーが)叫ぶたびに筆者も心のなかで叫ぶのである。
「一気に行くぜ!」(「一気に行くぜ!」)
「捉えた!」(「捉えた!」)
「逃ーがさないぜっ」(「逃ーがさないぜっ」)
と言った具合だ。書き起こしてみるとキモい気がしてきた。だが心のなかでなら構わんだろう、私が中村悠一になりきったとしても!
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まるで筆者が極度の中村悠一ファンのように書いてしまったが、そうではない。なんかかっこよくてつい真似したくなってしまう魅力があるということを言いたかったのだ。
ゲーム全体の話しに戻ると、正直なところUIなどにはまだ改良の余地ありと思っている。カードの選択やデッキの編集などはやりにくくて触るのを敬遠してしまう。ランゲームも、このタイプには珍しく横持ち仕様となっているが、それによるメリットが見いだせていないと思う。奥の敵や障害物が見づらいというのも、ノーダメでいきたいプレイヤーにとっては結構な障害だ。つまり、バットな部分も間違いなく持ち合わせているのだが、それを差し置いても本作はプレイしたくなるような勢いを感じさせる。
ぜひとも今後磨き上げて、さらなるおもしろさを見せていただきたい。それまで筆者もさらなる中村悠一化を果たしておくとしよう。
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