【プレイ指南】復活した信長が暗躍する『鬼武者Soul』その熱き魂に酔いしれろ
2013-12-27 17:00 投稿
戦国大名となり自国を育てよ
カプコンの人気アクションゲーム『鬼武者』シリーズをモチーフにした、戦国シミュレーションRPGが『鬼武者Soul』。基本無料でプレイでき、カプコンオンラインゲームズ(COG)のIDを取得すれば、パソコン版とデータ共有されるので外ではスマホ、家ではパソコンといった遊び方も楽しめる。パソコン版はハンゲームやニコニコアプリ、mixiゲームなど多くのプラットホームでもプレイが可能。パソコン版のサービス開始から1年が経過した本作は、どのアカウントでもすべてのプレイヤーどうしで遊ぶことができる、本格シミュレーションゲームとなっている。
戦国武将1000人以上が豪華イラストで描かれるだけでなく、有名どころの声優陣によるボイスまで完全収録されている力の入れよう。毎週新イベントを実施、頻繁に行われるアップデートのおかげで、つねに新鮮な気持ちで遊べるのも魅力のひとつ。
アクションゲームとしてリリースされた、過去のシリーズ作品をすべてプレイしている身としては、ちょっと戸惑ってしまったことも確か。いままで気にはなっていたものの、プレイするキッカケがなかった。勇気を出して、”いまから始める戦国大名”をテーマに、本作に挑んでみる。
※Google Playへは、Android端末からアクセスしてください。
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指南・其の壱:3つの陣営から属する国を選ぼう
47都道府県から好きな陣営を選択できる本作には、鬼陣営、人陣営、幻魔陣営の3つがある。どれを選んでもいいのだけど1点だけ、事前に知っておきたいこと、というか、教えておいてほしかったことがある。それは、同国内であらゆるランキングを競い合い、コンテンツによっては互いが協力し合う関係性だ。
つまり、過密な国であればランキングに関わりにくくなるため、報酬を獲得できるチャンスが減る。そのぶん、過疎状態にある国だとランキング上位を狙いやすいが、協力し合い仲間が少なくなるということだ。フレンドに聞いた感じでは、国力が10位から30位くらいの中間の都道府県を選ぶほうが新規のプレイヤーは安心して楽しめるんじゃないかな? っということだった。
ちなみに、最初に選ぶ城主はあくまでも初期設定で、ずっと使い続けるわけではない。例えば、”自分の出身地に合わせて始めたいけど、絵柄が好みじゃない”なんてプレイヤーは、そのへんを気にせず地元愛を優先しちゃって問題なし。
知らずに始めてしまった新米武将の深津庵は、見た目だけを優先して選んだ結果、現在1位の岐阜を拠点にゲームを開始。心強い環境だけど、ランキングに関われるチャンスは限りなく低そうだ……。
【鬼陣営】
『鬼武者』シリーズでいう主人公側の陣営。それを象徴するように“鬼の篭手”が描かれている点が従来のファンには魅力のひとつ。
【幻魔陣営】
『鬼武者』シリーズでいう敵側の陣営。文字どおり魔を連想させるデザインが多く、建造できる建物なども禍々しいのが特徴的だ。
【人陣営】
プレイヤーと同じ人間たちの陣営。登場するキャラクターも正統派なデザインが多い。
指南・其の弐:拠点となる城下町を作る
自分の城を中心に建築物の設置や生産、収穫を行って拠点をパワーアップ。部隊を編成したり、物語を進めて行くことになる。
1)プレイヤー情報
2)現在進行中のイベント
3)資源情報
4)行動ポイント
5)内政(建築、ショップなど)
6)メニュー(物語、編成など)
まずは畑や精米所で食料、植林地や木工所で木材を確保。たたら場や鍛冶工房で鉄鉱生産して資源を蓄える。それを使って内政やメニューにある、さまざまな建築物を設置して城下町を賑わせていこう。
ちなみに、道に隣接するように建築物を設置すると、経験値や生産量が大幅にアップする効果がある。無作為に畑や植林地を並べず、道に接するようにすると序盤に資源稼ぎが快適になる。
指南・其の参:3つの行動ポイントを使いこなせ
本作を進行するうえで欠かせない内政ポイント、物語ポイント、悪鬼羅刹ポイント。ここからはそれぞれの使用目的を解説する。
【内政ポイント】
建築物の設置と生産、生産したものを回収するときに使用。なにをするにも1ポイントを消費するが、一定時間で回復する。城下町の発展にもっとも欠かせない重要なポイント。
【物語ポイント】
これは言葉のとおり、『鬼武者Soul』の本編を描く鬼物語、各種クエストを進めるために必要なポイント。1回の進行に2ポイントを使い、内政や悪鬼羅刹ポイント同様、レベルが上がるとフル回復する。
【悪鬼羅刹ポイント】
これはボスと戦うときに使う特殊なポイント。1回の戦闘で倒せなくても、敗北ではなく一時撤退となり、制限時間内に討伐できればクリアーとなる。
指南・其の四:鬼物語の仕組み
本作には現在全部で22の物語があり、それぞれ1話もしくは5話で構成。プレイヤーはどの物語からでも始められ、同時に進行することも可能となっている。また、各話はさらに複数の章で細分化されていて、各章をクリアーすると武将や金銭などを獲得。全章をクリアーするとさらに特別な報酬が得られる。鬼物語のおもな展開は下記の5つ。
・個性豊かな登場人物らとの会話
・ランダムで出現する敵との戦闘
悪鬼羅刹が出現する場合もある
・武将やアイテムの取得
・他プレイヤーとの遭遇
・ボス戦
ただポイントを消費して進むありふれたゲームとは違い、先の読めない展開がプレイヤーを待ち受けている。
鬼物語ガイド・領内巡検編:第1〜2話を攻略
ここからは本作の序盤、領内巡検編を攻略していく。とはいえ、ストーリーに関しては実際にプレイしながら楽しんでもらいたいので、ネタバレしないよう一切触れず、各章ごとの敵将と入手できる武将をまとめていく。
【第1話 季節外れの桜】
1章
・敵将:刀足軽・改
・クリアー報酬武将:奥村安、平手政秀
2章
・敵将:かえで
・クリアー報酬武将:志村光安、・栗屋元親
3章
・敵将:迷い死屍
・クリアー報酬武将:伊達愛、大村純忠
4章
・敵将:酔いどれ神主
・クリアー報酬武将:蒲生賢秀、多目元忠
5章
・敵将:斧足軽
・クリアー報酬武将:京極マリア、里見義弘
6章
・敵将:手長
・クリアー報酬武将:宇喜多忠家、上杉景信
7章
・敵将:弓足軽
・クリアー報酬武将:生駒吉乃、七里頼周
8章
・敵将:三つ目
・クリアー報酬武将:八戸祢々、和田昭為
9章
・敵将:ギャラーン
・クリアー報酬武将:高力清長、芳賀高定
10章
・敵将:闇蜘蛛
・クリアー報酬武将:平岩親吉、奥村長福
この第1話でもっとも厄介なのは、やはり最後の闇蜘蛛。攻撃や防御はここまでの相手とあまり変わらないが、とにかく体力が多く、持久戦になると負けてしまう可能性がある。ここまではまったく強化せずに突き進めるが、この10章だけはしっかり武将を強化してから挑みたい。
【第2話 行方不明の漁民】
1章
・敵将:ボルチマンド
・クリアー報酬武将:仲宗根豊見親、尼子誠久
2章
・敵将:ボルチマンド
・クリアー報酬武将:赤穴光清、長尾綾
3章
・敵将:手長
・クリアー報酬武将:甲斐宗雲、小笠原長時
4章
・敵将:手長
・クリアー報酬武将:沼田麝香、人見藤道
5章
・敵将:闇蜘蛛
・クリアー報酬武将:前田玄以、岡本禅哲
6章
・敵将:バラバズー
・クリアー報酬武将:犬童頼安、諏訪湖衣
7章
・敵将:闇蜘蛛
・クリアー報酬武将:楯岡満茂、一国姫
8章
・敵将:ゴザレス
・クリアー報酬武将:桂元澄、春日局
9章
・敵将:ギラムサイド
・クリアー報酬武将:吉田重政、結城政勝
10章
・敵将:レナルード
・クリアー報酬武将:京極竜子、高嶽院
第1話の10章に登場した闇蜘蛛がくり返し襲ってくるだけでなく、8〜10章にかけての敵将も体力が多く持久戦が強いられる。さらに、8章のゴザレスは攻撃が高くて被ダメージもかなり手痛い。8章以降は防御面もしっかり強化して挑まないと返り討ちにあうので要注意。
鬼くじを使ってレア武将を引け!
鬼物語などを進めていくと紫や緑など、さまざまな色の鬼くじポイント(魂)を入手できる。強力な武将はもちろん、いらない武将たちは強化素材として役立つので、魂ポイントがたまったらガンガン引いていこう。武将を強化するときには、どんな技を持っているかも重要だ。
この魂、かなり熱い!
まさにやらず嫌い。原作ファンが映画化された作品を観てもいないのに拒否してるかのように壁を作ってプレイせずにいた、この1年が悔やまれるくらい楽しめるんだって手応えは十分。
また、『ストリートファイター』シリーズの春麗や、カプコン関連のキャラクターも多数登場。同社のファンとしてはうれしい要素もたくさんあるのだ。そんなファンサービスだけでなく、クライアント更新のたびに不具合の解消、ユーザビリティーの向上に全力で取り組んでいるようで、気になる障害もかなり早く対応してくれていると感じた。
勝敗はひとまず気にせず、鬼物語をコツコツ進めてストーリーを楽しみつつ、そのあいだに溜まる鬼くじポイント(魂)でレアな武将を引き当てる。それくらいライトな身構えでも十分に遊べてしまうので、同じ境遇でプレイせずにきちゃったひと、『鬼武者』を知らないから出来ないと思い込んでるひとも、基本無料なので、この年末年始を使ってチャレンジしてみませんか?
P.N.深津庵
鬼武者Soul
- メーカー
- カプコン
- 配信日
- 配信中
- 価格
- 無料(アプリ内課金あり)
- 対応機種
- iOS 5.0 以降。Android 2.2 以上。
- コピーライト
- (C)CAPCOM CO., LTD. 2012, 2013 ALL RIGHTS RESERVED.
- 備考
- ※Google Playへは、Android端末からアクセスしてください。
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