スマホアプリでも開発中 15年ぶりの最新作『大航海時代V』発表

2013-12-18 18:10 投稿

PCブラウザゲームとして今冬サービス開始

2013年12月18日、コーエーテクモゲームスはナンバリングタイトルとしては約15年ぶりとなるシリーズ最新作『大航海時代V』を発表。PCブラウザゲームとして今冬サービス開始を予定している。基本プレイは無料。具体的に時期については、本作のプロデューサーである武田智一氏から「年が明けたら、もう間もなく」との発言も。ローンチは同社のPC向けコミュニティサイト”my GAMECITY”にて行われ、本日より事前登録も開始された。

発表会では、専務取締役 小林伸太郎氏が登壇。ブラウザゲームとして提供する理由について「スマートフォンの普及等々で、あらゆるデバイス、プラットフォームにユーザーのプレイ環境が広がっているため」とし、スマートフォン向けのネイティブアプリも開発中であることも明らかになった。

▲「さまざまなプラットフォームでの展開も予定している」(小林氏)とのことから、スマホだけでなく、コンシューマへの展開も十分にありそうだ。

『大航海時代V』のコンセプトは”変わり続ける世界”。プレイヤーは艦隊の提督なり、複数の船団を指揮することになる。これまでのシリーズ同様、交易、探検、海戦という3つの柱を基本としながらも、本作独自の要素として”マルチ・ポルトラーナ”システムを搭載。ポルトラーナとはイタリア語で海図を意味する言葉。これまでのシリーズでは、実際の地形が航海の舞台となっていたが、本作では同じ場所でも複数の海図が存在。ドーバー海峡が地続きになったり、ピレネー山脈が海峡になったりと、史実とは違った異なる世界が構築されていく。地形の変化はゲーム性にも影響するため、プレイヤーごとに違った攻略法が生まれることになる。

交易の特徴

港ごとにそれぞれ設置された交易品を売買し、利益を稼ぐ
投資によって都市を発展させることで新しい交易品が登場
船の性能や航海士の交易能力により、積載できる交易品の量が変化

探検の特徴

未知の海域を探索して、探索の本拠となる拠点を発見
拠点をベースに調査を行い、遺跡を発見
遺跡を発掘することで珍しい事物やアイテムを入手可能
発見物を王宮に報告することで利益を得られる

海戦の特徴

最大5隻vs5隻の3Dバトル
刻々と変化する戦況に応じた的確な戦術変更
乗船させた戦闘航海士のスキルが発動すれば一発逆転も
船や航海士には戦術ごとに適性がある
戦闘に勝利すると戦利品を獲得

また、不思議な海図の謎に迫る壮大なストーリーや無数のクエスト、40種類以上ある船の造船と改装、航海士の育成、帰港したプレイヤーを癒す酒場娘たちなど、やり込み要素も豊富に用意されており、「シリーズ伝統の自由度の高い航海を楽しめる」(武田氏)とのこと。サービス開始直後からさまざまなイベントが開催されるとも発表されており、ブラウザゲームながらもシリーズ屈指の遊び応えになることは間違いなさそうだ。

プロデューサーの武田智一氏。
▲海洋冒険家の白石康次郎氏がゲストとして登場。26歳でヨット単独、無寄港世界一周という最年少記録を出し、すでに3回の世界一周を経験。航海中のさまざまなエピソードを写真ともに披露して会場を盛り上げた。

執行役員の藤田一巳氏からは、これまでPCブラウザゲームでサービスを行ってきた”my GAMECITY”のスマートフォン版を、12月19日午後4時から開始することが発表された。スタート時は、すでにPC向けに提供されているソーシャルゲーム『100万人の三國志 Special』、『のぶニャがの野望』に加え、新タイトルとして『100万人の超ワールドサッカー!』がスマートフォンでプレイ可能になる。いずれも基本プレイは無料。アカウントはPCと共用で利用できる。また、2013年 大感謝祭も開催中。”my GAMECITY”内で使用できる課金通貨のGCコイン(1円=1GC)が、通常の1.5倍になる”1.5倍返し”GCコイン大還元キャンペーン”など、3つのキャンペーンが行われている。

“1.5倍返し” GCコイン大還元キャンペーン
一人様一回限り!チャージされるGCコインがなんと購入額の1.5倍に!

“クリスマスプレゼント”キャンペーン
すべてのソーシャルゲームで豪華なクリスマスプレゼントを用意!

“総額100万円相当”リツイートして1万GCコインを当てようキャンペーン
ニャブラハム市長のツイッターアカウント(GamecityMayor)をフォローしてリツイートするだけで、抽選で100名様に10000GCコインが当たる

『大航海時代V』のネイティブアプリ版については、「近い将来」との発言もあり、期待が膨らむところ。続報が入り次第、ファミ通Appでもお届けする。

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