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業界のトップリーダーに学べ! mediba×ユニコンの合同セミナーをリポート

2013-12-12 21:27 投稿

デベロッパー必見のセミナー開講

2013年12月11日、スマートフォン向け広告配信プラットフォーム“ad Generation”を提供するmedibaと、モバイルゲーム開発支援プラットフォーム“fello”を提供するユニコンの合同セミナー“medibaビールナイトvol.3×ヒットゲームズラボ”が渋谷ヒカリエの特設会場にて開講された。mediba×ユニコンで合同開催されたセミナーのコンセプトとは、ゲームアプリの最前線における開発・運営・集客に役立つ情報をデベロッパーで共有するための勉強会。ヒットアプリのプロデューサーやディレクター、マーケッターといった各分野のトップランナーたちが登壇、ノウハウをシェアするだけでなく、デベロッパーどうしが交流を深める場ともなっていた。

合同開催のセミナーとあって多くの受講者が集まった特設会場には、App Annieの桑水氏やUnity technologies japanの安藤氏をはじめとした業界のトップランナーたちが登壇者として集結。“いま売れているゲームとは?”を題材として、それぞれの視点に立ったデベロッパー向けの興味深い講演内容を展開させていた。なかでもファミ通Appの読者が興味を引くであろう、ワンダープラネット久手堅氏の講演内容を今回は紹介していきたいと思う。

■セミナー講師(登壇順)
App Annie 桑水悠治氏
Unity technologies japan合同会社 安藤圭吾氏
ワンダープラネット株式会社 久手堅憲彦氏
株式会社ドキョウゲームズ 清竜也氏
株式会社ユニコン 田中隆一氏

▲セミナー冒頭「Google PlayとApp Storeを合わせた市場規模で、アメリカを抜いて日本が世界1位になりました」(桑水氏)とのビッグニュースも披露され、講演会場に衝撃が走った。

ワンダーを感じられるアプリとは?

新進気鋭のデベロッパーとして講義に登壇したワンダープラネットCMOの久手堅氏は、“日本のSupercellになる!”と題した講演を披露。このSupercellとは、全米で大ヒットしたシミュレーションゲーム『クラッシュ・オブ・クラン』を制作したフィンランドのゲームメーカー。つい先日(2013年10月15日)、ソフトバンクとガンホー・オンライン・エンターテインメントの共同出資によって、ソフトバンクの子会社となったニュースを目にした読者も多いのではないだろうか。

▲マーケティングで培った経験と実績を生かし、設立1年となる同社のCMO(Chief Marketing Officer)へ就任。名古屋発、世界一のアプリ企業をめざして、精力的に活動中の久手堅氏。

これは単純に“売れるシミュレーションを作る”といったワケではなく、「ワンダープラネットが掲げるスローガン“Tablet First.(タブレットファースト)”で世界をねらう」(久手堅氏)にも通じるところ。日本国内だと圧倒的にスマートフォンが強い印象のiOS市場ではあるが、世界的に見れば“iOSダウンロード数の約25%はiPad向け(App Annie調べ)”。久手堅氏によれば「PC市場で世界を席巻したジャンルが、デバイスの移り変わりでランキング上位を獲っている」とのこと。

実際シミュレーションなどのゲームジャンルに関しては、スマートフォンではなくタブレットで遊んでいる国内プレイヤーが多いのも事実。さらに世界的なシェアを考えれば、そこをターゲットとしたグローバルなタイトル開発がねらい目であることは間違いない。

▲世界トップの市場規模を誇る日本は、例外的な存在といえるタブレットのアプリ市場。裏を返せば、その普及率が進むに従って……アプリの売り上げが伸びることは確実ともいえる。

同社としては「はじめからグローバル市場をターゲットにしています」(久手堅氏)とのことで、これまでリリースした『パニックファーム』や『くるるファンタズマ』などは、もちろん日本語・英語・韓国語・中国語(香港や台湾寄り)の4言語に対応。とはいえ、あくまでも言語対応は必要最低限のことであり、久手堅氏いわく「タブレットにマッチした遊びやすいユーザーインターフェイスの開発こそが不可欠」とのこと。

現時点でも多くのアプリがデバイスごとの多様な画角に対応しているとはいえ、実際のところ“画面を引き延ばしただけのおざなりな対応”がほとんど。「スマートフォンであればタテ画面、タブレットならヨコ画面でのプレイしやすさ」(久手堅氏)を考慮した、ユーザーインターフェイスを望むユーザーの声は決して少なくない。そういった部分も含めて、久手堅氏は「まだ日本だとタブレット市場はこれからだと思いますが、NO.1を獲れるアプリを開発していきたいと思います」と講演を締めくくった。

▲久手堅氏が「これまでの1年間は研究開発期間に位置づけてきた」と語る2タイトルは、いずれもタブレット対応のグローバル仕様。興味がある読者は、ダウンロードして見てほしい。

これまでカジュアルなパズルゲームをリリースしてきたワンダープラネットだが、あくまでも“名古屋発の世界一”をめざすための試金石でしかない。これまで培ってきたノウハウを生かし、新感覚の“スラッシュアクション”を採用した新作タイトル『スラッシュ オブ ドラグーン』がローンチ目前。これまでにないタイプのアクションRPGとのことなので、ファミ通Appでも機会があれば新作タイトルを記事として取り上げていきたい。

▲2013年12月~2014年1月に正式リリースが予定されている『スラッシュ オブ ドラグーン』。“なぞって斬る!”といったアクションが斬新なバトル×育成タイプのアクションRPG。

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