ガンホーとソフトバンクが『クラクラ』のスーパーセルを買収

『パズドラ』の海外展開も強化されるか

ガンホー・オンライン・エンターテイメントとソフトバンクは、フィンランドを拠点にモバイル端末向けのゲーム事業を展開するスーパーセルを買収し、スーパーセルがソフトバンクの子会社となったことを発表した。スーパーセルは、引き続き独立性を保ちながらも、ガンホー及びソフトバンクとのパートナーシップを生かしてさらなる成長を目指していくとのこと。

今回の件についてガンホーは、“App Storeのトップセールスランキングにおいて、それぞれ137カ国と96カ国で1位を獲得するなどの実績を持つ『Clash of Clans』や『Hay Day』を手掛けるスーパーセルとの戦略的パートナーシップのもと、“the first truly global game company”という目標に向かって成長を加速させていく”と発表。
ソフトバンクは、2013年7月に米国のスプリント・ネクステル・コーポレーション（現スプリント・コミュニケーションズ・インク）を買収し、事業基盤を日本から米国へと拡大させた。海外展開を続けている『パズドラ』を手掛けるガンホーと、世界100か国以上に向けて事業展開を行うスーパーセルの強力な海外マーケティング力により、ガンホーグループの世界展開がさらに強化されていくと思われる。