恐竜と人間が共存する箱庭シミュレーション『The Tribez: 恐竜王国』がロマン溢れる！

ジャングルはロマンのかほり

人々を導くチーフとなって、未開の土地を開拓していくシミュレーションゲーム『The Tribez: 恐竜王国』。恐竜王国と名がついているように、この世界では恐竜と人間が仲よく暮らしています。それだけでなく、この土地は何やら太古の謎が秘められている模様。経営と謎の探究、ロマン溢れる本作を掘り下げていきますよ！

オーロラちゃんのガイドでクエストをこなしていこう

文明社会（もしくは未来？）から訪れたプレイヤーを案内してくれるのは、オーロラという少女。見かけよりも、声が幼い感じがまたキュートです。プレイヤーはクエストに沿って、畑や家屋を建てたり、資源を得ていくことになります。ここでは、主な施設をご紹介♪

・家を建てて、スタッフ増員！

プレイヤーの手足となって働いてくれるスタッフたち。彼らのお家を建ててあげると、スタッフの人員の上限が増えていきます。家はさまざまな種類があり、グレードアップさせると、時間経過で回収できる税金も増えていきます。

▲初めは藁小屋だった家も、レベルを上げていけば“居心地のいい家”に。人間誰でも、居心地の悪い家には住みたくないですよね（笑）。

・畑などの生産施設で資源を回せ！

ハラが減ってはシゴトはできぬ。スタッフにお仕事をお願いするときには食糧が必要になるので、畑で野菜などを育てましょう。そして、木こりの小屋では材木を、採石場では石を切り出して、建物の資材にします。

▲資源の収集は、アイコンが出ているところをタップ。空いている時間にちょこちょこ回収しちゃいましょう。

・娯楽施設でハッピーな暮らしを

スタッフたちも人間です。仕事上がりにバーで一杯ひっかけたりしたいようです。フキダシアイコンをタップして、彼らの願いを叶えてあげるのもチーフの大事な役目。施設は、 バー、食堂、浴場、願いの祭壇（結婚式場のようなところ）などさまざま。こうした施設や装飾品を建設すると、スタッフたちの“幸福度”が上がります。なお 幸福度は、建物の建設条件などに関係してきます。

▲文明の進んでいない社会では、過酷な労働や生活環境を思い浮かんでしまう人もいるかもしれません……。しかし！　このゲームは住民たちの“幸福度”を考えることも大事なのです。

襲撃者・マードックを恐竜で返り討ち！

プレイ中に時折、フトドキ者の“マードック”が襲来することがあります。ヤツらを野放しにしておくと、家や施設に放火されてしまいます！　マードックを何度もタップすれば追い返せますが、お金を消費してしまうのです。しかし、“ディノ”という恐竜がいれば、マードックを撃退してくれます。ディノは卵から育てた、いわば家族。お世話中は、スタッフがディノに騎乗して村を巡回しています。

▲マードックのボイスを聞くと「食い物よこせ」とか言っているようです。マードックの棲家を壊したり、彼らを逮捕して更正させるクエストもありますよ。

島に隠された秘密を紐解く

この未開の地は、じつは大きな島の一角に過ぎません。さらなる発展のため、経営で得たゴールドで近隣のエリアをアンロックしていくことになります。各エリアには古代の遺跡や、墜落した飛行機などの遺物があるところも。それらの調査を進めると、少しずつこの土地のことが解明されていくわけです。さらに、島はココだけじゃないんです。地図を広げると、あと6つも島が存在しているんですね。別の島へ渡るには、クエストを進める必要がありますが、どう進行するかはプレイヤー次第。先を急ぐのもいいし、最初の古代の島をじっくり開拓してもいいですね。

▲それぞれ特色のある島々。エイリアンの海岸なんてところもありますね。また、ある島では、ほかの島で仕掛けを解かないと進めないエリアもあるそうです。

▲チーフの同行者らしき教授の指示で、発掘調査！　文明のかほり漂う品が発見されると、何だかワクワクしてきますね。

▲いかだを作って、つぎなる島・マーブルフィヨルドへ！　極寒の土地で畑は作れないらしく、開拓はハード!?

『The Tribez: 恐竜王国』は、経営と冒険を融合させたやり応えのある作品です。経営部分では、スタッフと資源と時間の調整を練って、いかに効率を上げていくかに燃えます。オーパーツや『インディ・ジョーンズ』シリーズなどがお好きな方にもオススメ。きっとあなたの探究心を満たしてくれるはずですよ。