Facebookがモバイルゲーム配信部門を設立 すでに10タイトルがスタンバイ
2013-07-31 15:43 投稿
日本時間7月31日、Facebookがモバイルプラットホーム向けのパブリッシングを開始する旨を、同社開発者ブログで発表した。これによりFaccebookは、モバイルゲームのパブリッシング部門“Facebook Mobile Games Publishing”を設立する運びとなる。
このパブリッシング部門は、中小規模のデベロッパーが開発したゲームをグローバルに展開するためのプロモーションサポートを始め、投資や市場分析などのサポートから、デベロッパーとの共同開発などを行っていくという。このプログラムを利用して上げた収益は、レベニューシェアされる。
なお、すでにこのプログラムに参加しているデベロッパーも存在。公開されているデベロッパー、ゲームタイトル、ゲームジャンルは、以下の通りだ。
・5th Planet『Dawn of the Dragons』(RPG card battle game)
・Brainbow『Dr. Newton: The Great Brain Adventure』(puzzle-packed adventure game)
・Certain Affinity『Age of Booty: Tactics』(pirate-themed strategy game)
・Dragonplay『Live Hold’Em』(social poker game)
・Gameloft『 Kingdoms & Lords』(medieval strategy/simulation game)
・Gamevil『Train City』(city building simulation game)
・KiwiGames『Shipwrecked』(quest-based exploration game)
・Outplay Entertainment『Monster Legacy』(explore-and-battle fantasy game)
・Space Ape『Samurai Siege』(multiplayer combat strategy game)
・WeMade Entertainment『WINDrunner』(endless-running game)
同開発者ブログによると、現在、Facebookモバイルアプリは月間8億人以上のユーザーが利用しており、2億6000万以上のユーザーがFacebook上でゲームを遊んでいるとのこと。“Facebook Mobile Games Publishing”を利用することで、戦略ゲームファンには戦略ゲームを、カジュアルゲームファンにはカジュアルゲームをといった、ユーザーの趣味趣向に適したゲームを提供可能になるという。
ロンチタイトルに日本のデベロッパーは関わっていないようだが、Facebookのモバイルゲームパブリッシング部門の設立は、この大きな市場をグローバルに活用するまたとない機会となることだろう。
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