【超熱血パズドラ部】第1492回:ブライダルガチャの結果は
2024-07-16 11:25
2013-07-19 16:41 投稿
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●天狗捕物帳(その2)
天狗話の続きです。
1回目の挑戦でたまたま運よく第3階層まで進み、
「うはwww 天狗ダンジョンちょろくね??www ていうか俺強すぎ」
と速攻で天狗となり(ウマい)、「ま、テキトーにやってりゃそのうちクリアーできるだんべえw」と群馬弁的思考になって同じパーティーで挑み続けた。
ところが、ナゼか一向にクリアーすることができない……。
いやそれどころか、樹のサムライオーガたちが現れる第1階層すら突破することができず、無残な屍をさらし続けるハメに……。途中から数を数えるのをやめてしまったので正確な回数はわからないが、少なくとも7、8連敗はしたのではなかろうか。ここにきてようやく、俺はある事実に気づく。
「俺のコスト12パーティーは…………弱いらしい」
自分の弱さを自覚した……ってのはある意味僥倖ではあるのだが、強きことこそ正義である問答無用のパズドラ世界では「俺って……弱かったんだな」と厨二につぶやいたところで得るものは何もない。
いま必要なのは、モンスターを育てるための経験値。
しかし、ルビドラダンジョンをまんまと逃してしまった俺には、合成素材のモンスターも、そして残された時間もほとんどなかった。ああ……。一発逆転が狙える、会心の一手はないものか……><
そんな、絶望の淵でたたずむ俺の目に、しばらく回していなかった“友情ガチャ”の文字が飛び込んできた。基本、地味なものしか出てこない友情ガチャではあるが、イベント期間中になると、驚くほどバブリーなモンスターが転げ出てくることがある。それこそ、“超キン”系までもが……。ピンと感じるものがあり、俺は「もしや……!」とつぶやきながらガチャルームに入っていった。すると……!
“友情ガチャでレア進化モンスターたちが出現!”
↑こんなキャンペーンやってたーーー!!! 出現モンスターのリストをみると、超キングメタルドラゴン、超キングゴールドドラゴンに始まり、キングメタドラ、キングルビドラなどの“キンメタシリーズ”がこぞって出現するらしい。この事実を知って、俺は吠えた。
「おっしゃ!!! 渡りに船とはまさにこのこと!!! 俺のようなヤツを救済するために友情ガチャにネタを仕込んでおくなんて、やることがニクいよニクいよ山本さん!!><」
友情ガチャを回すためのポイントは、29回分ほども溜まっていた。なので俺は金タマゴラッシュを確信して、逡巡することなくレバーを下ろしたのだ。ところが……!!
「ボロタマゴラッシュきたああああああああ!!!!」
ヤケクソになって俺はわめいた。「起死回生の一撃は、友情ガチャしかないっ!!!」という気合がこもっていたので、その空回り感はハンパなものではない。けっきょく、
出てきた金タマゴは1個のみ。それでも、わずかに運が残っていたのか金タマゴの中身はキングルビドラだったので、すぐにこいつを樹のアーマーオーガに喰わせてやった。これによりグンとレベルが上がり、俺は再び天狗となる。
「イケる!! 今度こそイケる!! やられる姿が、まったく想像できない!!!」
パーティーにも、ちょっとだけ手を加えた。HPが98と壊滅しているベビーマッチプラスを外し、ここに我がモンスター軍団の最古参、1回目のレアガチャで引いたエンジェルちゃんを回復要員として加えた。彼女が実戦投入されるのは、おそらく1年2ヵ月ぶりくらいのことだろう。もう二度と使うことはないだろうな……と思っていたが、今回のようなトリッキーなダンジョンが配信されると再び脚光を浴びせることも可能となる。なのでぜひとも、今後もこういった企画を実施してもらいたいなと思った。
でまあ、そんなメンバーで必勝を期し、ダンジョンに潜ったわけよ。そしたらね。
「おいおい……。まったく歯が立たなくなってきたぞ……。もしかしてこのダンジョンのモンスター、挑戦回数が増えるごとに成長してるんじゃねえか……?」
そんな、ありもしないことが脳裏に浮かんでしまうほどの完敗劇でありました。こんなのを見てしまったら、また“アレ”に頼るしかない。
「友情ガチャ2回目、いっちゃいます!!! どうか我に金タマゴを!!!>< せめて2個くだちゃい!!!><」
そう祈って回したら……!
「うおおおおおおっ!!!! デタ奇跡!!!! 金タマゴラッシュ!!!! ももも、もしや中には、ヴァティーちゃんとか玄武ちゃんとかが入っているのでは!!?」
入ってるわけねーだろ。
いやしかし、タマゴの中を見て驚いたわ。
キングルビドラ2匹とキングゴルドラ、さらに超キンまでいるではないですかっ!!!! よーしもらった!!! これでパワーアップしたコスト12パーティーで、負ける道理がない!!!
振り返ればこのとき、大天狗ダンジョンが終了するまで残り1時間を切っていたと思う。スタミナ的にもおそらく、このダンジョンに潜れるのはあと3回が限界だろう。フレンドリストからも続々と、コスト12以下の助っ人が消えてきていたしな(苦笑)。こいつは急がねばなるまい。
「いざ行かん!! 絶対に天狗を連れて凱旋帰国してやるぜ!!!」
このとき、助っ人で使えそうなのは、レベルの低いタイタンと火炎獄パイロデーモンくらいしかいなかった。そこで俺はやむを得ずタイタンを選択してダンジョンに潜っていったんだけど……。
「ハイつぎ!!」
続いて火炎獄パイロデーモンを助っ人にして臨んだところ、
また第1階層で憤死したものの、「もうコンティニューしてやれ!!」ってんで6個しかない魔法石から1個吐き出すも、
「くっ………………!!>< やっぱこれじゃ無理だ!! 別の助っ人、カムヒア!!!!><」
そして、ラストチャレンジと踏んだ3回目でようやく、“妙に強い”と噂のキャラ、“KOBレオンハート”のレベルMAXがリストに登場!
「キタッ!!! ついに俺が勝つときだ!!!」
勢い込んでダンジョンに突入したものの、
「うううう!!! な、情けなさすぎる!!! でもここは、コンティニューしかねえだろ!!><」
身を切られる思いで魔法石を1個投入し、コンティニュー。なんとか第1階層を突破したものの、
「もうヤダ……。俺ちね……!! ていうか、コンティニューするしか……><」
魔法石、残り3個。で。
「ああああああああ>< もう魔法石使いたくない……>< でも、ここまで来たら引き返すわけにもいかないよぉ><」
現れた妙に堅いコイツ(名前知らない)を毒攻め(毒のモルボルを連れてきていたのは、俺の非凡なところだ)にするも、
またやられてコンティニューし、ついに魔法石はラスト1個。それでもようやく、血まみれになりながらも大天狗までたどり着くことができた。俺の悲痛な叫びが、竹林に轟く。
「お、終わりよければすべてよし!!!>< 魔法石6個で大天狗が手に入るのだ!! それでいいじゃないか!!><」
そして、戦闘開始。正直、ホントに夢中になってやっていたので大天狗がどんな攻撃を仕掛けてきたのかまるで覚えていないのだが(マジです)、こんな連鎖もお見舞いして俺にしてみたら大善戦。
まあでも、
1回やられたけど(苦笑)、どうにか大天狗を削り切ることに成功!!! 苦労の甲斐あってついに、大天狗のタマゴを手に入れることができるのだ!!!!
……いま一瞬、妙に光り輝く四角いタマゴが見えた気がしたんだけど、気のせいですよねえ?
タマゴ、出ましたよねえ???
ままま、まさかこんなに苦労して、しかもありったけの魔法石も吐き出して、最後に落ちたのがタタタ、タカラバコなんてことは、ないですよねえ????^^^^
「うわあああああああああああ!!!!! なんじゃこりゃああああああ!!!!!!」
この翌日から2日続けて深酒し、記憶もなくして体調まで崩したのは、間違いなく“天狗ショック”のせいだと思います。
嗚呼……。これがパズドラか……。
大塚角満Twitterアカウント→@otsuka_kadoman
大塚角満(おおつか・かどまん)……週刊ファミ通、ファミ通コンテンツ企画部副編集長。編集業務のかたわら、執筆活動を精力的にこなしており、多数の連載記事を持つ。著書に、『モンスターハンター』シリーズのプレイ日記をまとめた『逆鱗日和』シリーズが9作、『ダークソウル』のプレイ日記をまとめた『折れてたまるか!』シリーズが2作品ある。現在、ファミ通.com上でブログ“大塚角満のゲームを読む”、“『ドラゴンズドグマ』で暮らす”、アメーバブログで“大塚角満のブログ”などを連載中 ※ゲームを“読む!”はこちら ※大塚角満のブログ (Ameba) |
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