【注目作『ディズニー マジシャン・クロニクル』特集】第7回 制作者がついポロリと③

2013-07-12 15:45 投稿

ディズニーの歴代人気キャラクターが描かれたカード“カルティア”を使いながら、不思議な世界を冒険していくカードRPG『ディズニー マジシャン・クロニクル』。開発を担当しているコロプラスタッフへのインタビュー最終回は、探索やバトルのコツについて伺ってみた。レアなセット(役)も飛び出した、プレイ動画とともにお届けしよう。

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カルティアを揃えるコツ

――このゲームの肝でもある、探索やバトルなどで行うカードバトルにコツはあるのでしょうか?

コロプラ ケースバイケースというか“何を狙っているか”によって異なるのですが、それぞれのケースでの基本テクニックのようなものはありますね。単純にクリアーを目指すだけなら、比較的狙いやすくてスコアも高く、バトルに突入しにくいマジカルステップ(ストレート)やマジカルマーク(フラッシュ)を基本的に狙って進めることになります。どちらを狙うかは、配られたカルティアの内容によって決めます。たとえば、連番になっている、もしくは間が埋まれば5連続の数字になるようなカルティアが3枚以上ある場合はマジカルステップを、同じマークのカルティアが3枚以上ある場合はマジカルマークを狙いましょう。

▲同じマークのカルティアが3枚あるこのパターンでは、マジカルマークを狙えばいい、ということになる。

――3枚以上ある場合はわかりやすいのですが、そういうパターンにならなかったときはどうすればいいでしょう?

コロプラ その場合も、たとえば連番になっている組み合わせがあればそこから選択していき、連番が続くようならマジカルステップへ、2枚選択した時点で連番が続かないようならペア系へ移行する、というやりかたがオススメです。最初からワンセットが狙えるようなこともありますが、ワンセットは狙わなくてもかなりの確率でできるセットなので、ほかのセットが狙えそうならまずは保留しておきましょう。

▲最初からワンセットが確定していることもあるが、マジカルステップやマジカルマークが狙えるようならそちらを優先するといい。

――ほかにカルティアを揃えるコツはありますか?

コロプラ そうですね。カルティアの残り枚数を意識しておくと、後でやりやすくなるはずです。たとえば、4枚選んだ時点で、あと1枚選んでも何の進展もないようなケースでは、残り枚数の少ないマークや数字のカルティアを選んでおくとか。カルティアは、1セット使い終わるまでは同じものが出現しないようになっているので、紙に使ったカルティアをメモしておいたりすると、クエストが進むにしたがってセットが作りやすくなるはずです。

▲このようにチェックリストを作っておくと(もちろん手書き程度でも十分)、あとどんなカルティアが残っているかがひと目でわかるようになる。

――では、先ほどのお話に出てきた、ケースバイケースのコツについて伺いたいのですが。

コロプラ 探索だと“カルティアを集める”、“アイテムを集める”、“ハイスコアを狙う”といったケースが考えられます。まず、“カルティアを集める”ためには、カルティアが出現するセットを狙うことになります。ワンセット(ワンペア)、ツーセット(ツーペア)、トライカード(スリーカード)、テトラカード(フォーカード)、ペンタカード(ファイブカード)と、いわゆるペア役を作るとカルティアが出現しやすいのですが、ワンセットやツーセットだとバトルが発生してしまったり、カルティアではなくマジカや宝箱が出現することもあります。

――スリーセット以上の役を作るコツはないのでしょうか?

コロプラ いわゆる“ジョーカー”である“ワイルドプラス”を使うと、ワンセットができていればスリーセットになるのでグッと楽になります。ワイルドプラスは1日1回無料で使えますので、忘れずに使ってくださいね。

――続いて、アイテムを集めるにはどうすればいいでしょう?

コロプラ カルティア集めと同様に、アイテムの入った宝箱が出現しやすいセットを作る必要があります。ツーセット(ツーペア)、マジカルステップ(ストレート)、ロイヤルステップ(10、J、Q、K、Aで作るストレート=ロイヤルストレート)、フルセット(フルハウス)、アークスオラクル(同じマークで作るロイヤルストレート=ロイヤルストレートフラッシュ)などが、宝箱の出現するセットとなります。

▲アイテム収集はクエストの達成条件になっていることも多いので、ふだんからどのステージでも宝箱狙いを心がけておくといい。

――ツーセットを除いて、カルティア集めとは異なるセットを作らないといけないのですね。最後に、ハイスコアを狙うにはどのようにすればいいかを教えてください。

コロプラ ハイスコアは探索で作ったセットのスコアのみが関係していて、バトルは関係ありません。そのため、探索でいいセットを作りやすいようにバトルで調整するというテクニックが可能になります。

――バトルで!?

コロプラ バトルに突入したら、手持ちでテトラカードなどの高いセットがすでに確定している状態になるまでノーセットで出し続け、確定後にスキルを使って倒せば、バトル明けの探索でそれを使えるワケです。とくに狙いやすいのはテトラカードですね。

――確かに、バトルではスキルを使えばカルティアを使わずに戦うこともできますが、MPが足りなくなるかと思うのですが……。

コロプラ バトルで使うスキル用のMPはアイテムで貯めることができるので、探索時には忘れずに毎ターン使っておきましょう。探索でバトルを発生させる→バトルで大きなセットを作っておく→探索に戻ったらそれを使う→つぎのターンでバトルを発生させる→バトルで……をくり返していけばいいんです。ただ、バトルを発生させるときにノーセットだとコンボが途切れ、スコアへのボーナスがつかなくなってしまいます。そのため、バトルが発生しない恐れもありますが、バトル発生狙いのときはワンセットを作るようにするといいですよ。

▲ハイスコア狙いのときは“高いセットかワンセット”が基本となる。

――なるほど! 奥が深いですね。ちなみに、探索とは関係なく、ただクリアーを狙うときのバトルにコツはあるのでしょうか?

コロプラ バトルのコツは、やはりスキルや、目標となる敵の指定を有効に使うことですね。強力なスキルを発動すれば、いっしょに冒険してくれている仲間たちも強力な攻撃をしてくれやすくなります。もしMPに余裕があるのであれば、スキルは積極的に使うといいと思います。また、目標となる敵の指定は、たくさん敵が出現したときに効率よく攻撃できるようになるので、こちらも忘れずに行っておきたいところです。

 

これが基本テクニック! プレイ動画でチェックしよう

ここでは、開発スタッフによるプレイを収録した動画をお届け。プレイの参考にしてみてほしい。

※動画を見られない人はコチラから

動画では、アイテムやカルティアを集めつつ、バトルを避けて安全に進めるというコンセプトでプレイをしている。マジカルステップやマジカルマークを積極的に狙い、序盤はやや失敗したものの探索・バトル併せて2回のロイヤルステップを記録、スコアも約1万点に達した。

ポイントは、バトルでペアを崩してでも手札を幅広くしようとして成功したことと、8回目(最後)の探索で、ペアになるカルティアをあえて使わずにロイヤルステップを作り上げたこと。欲を出せば、ノーセットを出さずにすべてコンボをつなげることで高得点が期待できたが、8回の探索でバトルを2回に抑える安定感を考えれば十分である。

ちなみにこの動画、とくにやり直しもせず1回のみで収録。運も味方したが、このレベルのスコアなら即座に叩き出せるのはさすがといったところ。ライターの自分も1回挑戦したが、本番の弱さを見事に露呈して玉砕……。もちろんその動画は公開しません(笑)。

インプレッション(その7):本当は実用性も愛も取りたい!

レベル20に到達するくらいになると、だいたいデッキもすべてRで揃えられるようになる。そこで出てくる問題が、“デッキの面子をどうするか”である。

ディズニー映画では、少年時代に見た『リトルマーメイド』とか『アラジン』、『ライオンキング』といった作品が好きなのだが(年齢がバレますなぁ)、それらの作品のカルティアを使おうとすると、能力構成が自分のアーク(魔法とか俊敏とか。いわゆる“属性”)と合致していなかったりスキルの内容がほかのカルティアと被ってしまうことが多々ある。

▲ゲームを続けていると、すぐRのカルティアが余るようになってくる。そのため、どういう基準でデッキの顔ぶれを選ぶかで頭を悩ませることに。

これがSRなら、スキルはともかくとして能力そのものがズバ抜けているので、無条件に入れてしまっていい。Rを入れるよりは圧倒的に使えるはずだ。しかし、Rだとスキルや能力構成しだいでデッキの強さが大きく変わってしまうので、悩むところではある。

でも、好きな作品のカルティアで揃えたいと思うのはファンの人情。どうにかならんかなと思いつつ、いろいろ試しながらプレイを重ね、ある結論にたどり着いた。“能力はアイテムでどうにかなっても、やる気は愛次第”。やはり、好きなカルティアを使ってこそゲームのやる気がでるというもの。元気があれば何でもできる、やる気があればへこたれない。多少の能力には目をつぶって、好きなカルティアを使うのがいちばんである。もし、どうしてもクリアーできないクエストがあれば、装備で能力を増強すればいいのだ。

▲マジカさえあれば、Rのカルティア1枚分以上の能力増強ができる。足りない能力は装備でカバーしよう。

ただし、スキルだけはどうにもならないので、ボス戦で使える攻撃系、回復系のスキルを持ったカルティアがなければ入れておくといいだろう。

▲スキルの実用性だけで考えれば、Nのカルティアにも味方全体を回復するスキルを持ったものがあるので、それを入れるのもありだ。

クエストをたくさんこなせば“マナジュエルのかけら”が集まり、ガチャでSRを引けるチャンスも増えてくる。SRが引ければどんどんゲームがおもしろくなってくるので、まずは自分をやる気にさせるデッキ作りから始めてみてはいかがだろうか。

ディズニー マジシャン・クロニクル

メーカー
コロプラ
配信日
配信中
価格
アイテム課金制
対応機種
iPhone、iPod touch および iPad 互換 iOS 4.3 以降。iPhone 5 用に最適化済み、Androidバージョン 2. 2以降

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