DeNAがメディア懇親会で海外の人気タイトルを披露
2013-07-08 19:00 投稿
●国内でも『D.O.T. Defender of Texel』をサービス開始
ディー・エヌ・エーは、2013年7月5日(金)にメディアを対象とする懇親会を開催した。『D.O.T. Defender of Texel(ドット ディフェンダー・オブ・テクセル)』や『The Drowning(ザ・ドラウニング)』、『Transformers: Legends(トランスフォーマーズ・レジェンズ)』など、欧米版Mobage“Mobage West”で人気のタイトルを披露。試遊台を設けて、各タイトルのクオリティーの高さをアピールした。
懇親会の冒頭では、取締役 Chief Game Strategy Officerの小林賢治氏が、DeNAが世界でどう戦うかをテーマに、コンテンツをいかに世界に流通させていくかについて語った。
現在、正当な対価が制作側に支払われていない日本のエンタメコンテンツ産業の抱える問題を例に、制作者サイドに収益が落ちる仕組みを確立しなければならないことを言及。
一方で、ソーシャルゲーム業界では、シンプルなエコシステムの確立に成功。これは、コンテンツを作った者が収益を得て、それを投資に回して才能を集め、優れた多数のコンテンツをユーザーに提供、今度はユーザーがその中から選び出すというサイクル。これによって、ソーシャルゲーム業界はわずか数年で市場の急成長をもたらせたことを熱く解説した。
「1社で勝つのではなく、みんなで勝つ」という、ディー・エヌ・エーが日本で構築したエコシステムが、海外においても着実に出来上がりつつあることをアピールした。
また、2013年7月5日(金)より日本でも事前登録を開始した、『D.O.T. Defender of Texel(ドット ディフェンダー・オブ・テクセル)』のプレゼンテーションをプロデューサーの野中氏が行った。
同作は、ディー・エヌ・エーが開発・運営しているスマートフォン向けアプリのRPG。欧米版Mobageで2012年12月に配信を開始して以来、世界23ヵ国でApp Store総合売上トップ20入りを果たした実績を持つという。レトロな雰囲気のドット絵と音楽が表現されたソーシャルゲームで、プレイヤーが3×3のマスをなぞって攻撃の順番を決めていくバトルシステムが特徴的だ。
【D.O.T. Defender of Texel(ドット ディフェンダー・オブ・テクセル)】
プラットフォーム:Mobage
ジャンル:RPG
配信予定日:2013年夏
機種:スマートフォン(iPhone、Android端末)
料金:アイテム課金制
※スマホでの事前登録はこちら
※PCでの事前登録はこちら
(C) DeNA Co., Ltd.
●そのほかのタイトル
ここでは、『D.O.T. Defender of Texel』のほかに出展されていたタイトルを紹介しよう。日本での配信は予定していないが、どれもかなり気合の入ったアプリ。また、『ポピュラス』、『フェイブル』を生み出したピーター・モリニュー氏や、『DoomII』、『Quake』のアメリカン・マギー氏が制作中の新作についても言及されていた。
[関連記事]
※ピーター・モリニュー氏が手掛けるスマホゲームがMobageで配信決定
▲『G.I.ジョー』、『ダンジョンズ&ドラゴンズ』といった有名作品が題材のタイトルも。 |
▲FPSの『The Drowning(ザ・ドラウニング)』。2本指で射撃、タップで移動、スワイプで視点切り替えができる。 |
▲蝶を育てていく『Flutter:Butterfly Sanctuary(フラッター:バタフライ・サンクチュアリ)』。 |
▲『Transformers: Legends(トランスフォーマーズ・レジェンズ)』では、カードが端末を傾けると奥行きがわかる3Dグラフィックスで描かれていた。 |
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