『ダビオナ』やろうぜ!:日本ダービー観戦! 東京競馬場に遊びにいってきた!

2013-06-14 21:06 投稿

セガネットワークスの配信する競走馬育成レースゲーム『DERBY OWNERS CLUB(ダービーオーナーズクラブ)』のAndroid版がついにリリーズ開始! それに合わせて、本作を楽しく遊ぶためのイロハを伝授する本ブログも復活! 週末レース予想も読めるので、現実の競馬にも詳しくなっちゃおう!

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タッチ藤田(以下、):前回のブログで競馬場へ連れて行くって約束をしたので、5月26日の日本ダービーを観戦するために、東京競馬場へやってきました!

ハイネ鳥居(以下、):『ダービーオーナーズクラブ』をプレイしているなら、やっぱりダービーは取材しておかないとダメでしょ! ……って、広っ!! 東京競馬場ってものすごく広いですね。

:なにせ日本最大級の競馬場だからね。

:そして人が多い! これだけの数の競馬ファンを実際に見ると、やっぱり競馬ってすごいんだなって感心しますよ。

今日は特にG1、それも日本ダービーの当日だからね。1年でいちばん盛り上がるといっても良いんじゃないかな。JRA発表によると、もうお昼の時点で10万人以上は来場しているらしいよ。(※当日の最終的な入場人員は、13万9806人だった)

:やっぱりダービーって特別なレースなんですね。『ダビオナ』のタイトルになっているくらいですし……。

:じゃあ、レースの予想をする前に「勝つ」を腹に溜めこんでおこうか?

:…………!?

:ジャーン、場内の建物の隅っこにある「鳥千」です。このお店のフライドチキンが美味なんだよ。それに、「鳥」「カツ」なので、馬券を獲る、勝負に勝つってことでゲンが良いので、競馬ファンに大人気なんだ。

:また、そんなオカルトな。僕、いま健康上の理由で揚げ物ってNGなんすよね。

:なんだよ~、つまんないヤツだなぁ。健康なんか害しても、馬券が当たれば良いじゃないか! ほら、もう2人分の注文したから!!

:そんな無茶苦茶な……。


▲東京競馬場名物「鳥千」のフライドチキン。……っていうか、チキンの後ろの飲み物は取材中なのに大丈夫なのか!?

■『ダビオナ』の知識を現実の競馬に活かせ!!

:東京・芝2400mというコースは、過去10年の脚質別の勝率を見ると、逃げが10.5%、先行が8.6%、差しが8.7%、追込が3.1%となっている。

:直線が長いコースですが、逃げた馬の勝率が良いんですね。

:前回のコラムでも話題にしたとおり、『ダビオナ』だと2400mのレースは差し・追込が有利な傾向があるよね?

:ありますね。現実の競馬は『ダビオナ』とは傾向が違うってことですか?

:まあ、そう慌てないで。この脚質別の勝率を重賞レースに絞って見てみよう。すると、過去10年で逃げが6.8%、先行が5.1%、差しが8.0%、追込が2.6%と、差しの成績が逆転するんだ。さらに、条件をG1に絞り込むと、逃げは6.1%、先行は4.2%、差しは8.5%、追込は2.7%と、さらに差しの成績が良くなっている。

:おお!

:これが、東京競馬場の芝1200m~1600mのレースになると、過去10年で逃げが12.8%、先行が10.2%、差しが6.4%、追込が2.7%とハッキリ前に行く馬が有利。さらに条件をG1に絞り込むと、逃げは3.3%、先行は9.4%、差しは7.0%、追込は2.0%になる。

▲東京・芝1600m以下と東京・芝2400mでは、脚質の傾向にこれほどの違いがあるのだ!

:逃げはあまり良くないですが、先行に関しては勝率が2400mの倍以上ですね! そして、差しと追込はだいぶ勝率が落ちています。

:というわけで、東京の芝G1は、マイルまでの短かい距離なら先行が有利、2400mの長い距離なら差しが有利。ってことで、『ダビオナ』の知識を現実の競馬や馬券に活かすことは、ちゃんとできるんだよ!

:なんと……すごいですね! そうやってデータを出されると妙な説得力があります。

:その他に、『ダビオナ』のレースの知識として思い浮かぶことはある?

:うーん、そうですね。逃げ馬が複数いた場合、スタミナの回復が進まなくて苦しくなる……とか?

:それも現実競馬でも使える知識だよ。このダービーも、まずアポロソニックが逃げると思うけど、他にもサムソンズプライドあたりも前で競馬したい馬だと思う。すんなりアポロソニックが逃げられれば、『ダビオナ』式に言えば道中でスタミナを温存できて、最後まで脚がもつ可能性も考えられる。逆に、競られちゃうとスタミナが消耗して失速しそうだね。まず、この2頭がどういう競馬をしそうか? そこを予想しておくといいね。

:ほかの『ダビオナ』の知識でいうと、コーナー、馬群突破、競り合いなどの馬のパラメータによって道中でスタミナ回復したりします。

:そのあたりは慣れないと難しいと思うけど、過去のレースを見ながら、各馬の「スタート」「コーナー」「馬群突破」「競り合い」「粘り強さ」「瞬発力」の各パラメータがどんなグラフになっているのかを想像すると楽しいよ。

:といいますと?

:例えば、皐月賞でロゴタイプとエピファネイアが併せる形になったけど、結局ロゴタイプが半馬身差寄せ付けなかったので、ロゴタイプの方が「競り合い」は上なのか? あるいは、競り合いはどちらも同じくらいだけど、エピファネイアが直線で失速したのは「粘り強さ」が足りなかったのか? とか。

:なるほど……これまで1頭の馬を漠然としか見ていませんでしたけど、『ダビオナ』のパラメータを当てはめてみるのは面白い考えですね。


▲現実の馬が『ダビオナ』のパラメータだったらどうなっているか!? 想像してみよう!

 

■ふたりの予想の結果は……果たして!?

:じゃあ、ダービーの買い目を決めましょうか!

:ブログの予想では、おいらの本命はキズナ。その他にはヒラボクディープとフラムドグロワールを挙げていました。

:僕は本命がロゴタイプで、その他にはコディーノとエピファネイアでした。

:脚質で見ると、フラムドグロワールは先行馬、ヒラボクディープは先行~差し、キズナは追込馬と、実はそれなりにバランスよく選んでいたんだよ。

:僕が挙げていた3頭はどちらかというと先行タイプの馬ばかりですね……。今日の会話から、もうちょっと後ろから行く馬を選びたくなりました。

:じゃあ、1番人気だけどキズナを買い足しておきなよ。『ダビオナ』で言えば「馬群突破」「競り合い」「瞬発力」はかなり高そうだよ。おいらはさっきの会話から、アポロソニックが気になってきたよ。すんなりと単騎で逃げられて道中でスタミナ温存、直線かなり粘るんじゃない?

:では、僕の最終的な馬券は、ロゴタイプ、コディーノ、エピファネイア、キズナの3連複ボックスにします。

:じゃあ、おいらは1着キズナ2着ヒラボクディープ、フラムドグロワール3着アポロソニックの3連単で!

:ついでに、ファミ通馬券の8(ロゴタイプ)-3(アポロソニック)-2(コディーノ)の3連複も買っておきます!

──というわけで、いよいよ第80回の日本ダービーが発走!!
予想通り、アポロソニックが後続を引き離して逃げる展開に。
直線に入ると、アポロソニック、ペプチドアマゾンの外からロゴタイプが並びかけ、さらにその外から3ピファネイアが抜け出し、一瞬勝負あったかと思われたが、大外を通って鋭く追い込んだキズナが前をまとめて交わし先頭でゴール!!

レース結果は表の通り


▲タッチとハイネの予想を合わせれば、3連単5万4950円も獲れていたのに……!!

:キズナがものすごい追い込みで優勝!!!!

:見応えのある直線だったね! 馬券は…………残念っ!

:ああ、僕は3連複で買っていましたが、キズナとエピファネイアの馬連にしておけば的中だったんですよね!?

:そういうことだね。おいらは2着のエピファネイアを買っていなかったよ……。

:ファミ通(8-3-2)馬券もダメでした。うーん、悔しいです。

:でも、後方から差し脚を伸ばしたキズナが勝利、そして逃げたアポロソニックが3着に粘るというのは予想した通りの展開になった。改めて『ダビオナ』知識を現実の競馬に、馬券に、活かすことができることが分かったね。

:まあ、それが分かっただけでも良かったとしましょう。

:ダービーって、前走から騎手が乗り替わっていた馬は1986年以降1回も勝っていないように、馬と騎手の絆が重要なレースなんだ。そういう意味で、今回のダービーは1着のキズナって馬名は象徴的だよね。ちなみに、1着のキズナ、2着のエピファネイア、3着のアポロソニック、そして4着のペプチドアマゾンまで、上位はすべて前走と同じ騎手が騎乗していたよ。

:そ、そんなデータもあったんですか? じゃあ、なんで僕が本命にしたロゴタイプとコディーノが乗り替わりだったのに言ってくれなかったんですか!?

:え、馬券勝負に負けたくなかったからさ(笑)。まあ、それは冗談として、やっぱり競馬って、馬と人との絆によって物語が脈々と紡がれているスポーツだから、そういう部分も楽しんでいってほしいと思う。『ダビオナ』も、自分が騎乗することで育てた馬を代重ねしていくことで、少しずつ強さが底上げされていくよね。そういう意味では、『ダビオナ』もプレイヤーという人間とゲーム内の馬の絆みたいなモノが感じられるゲームだと思うよ。

:その絆を意識すると、より一層自分の馬に愛着が持てるようになりそうですね。きっと、これまで以上に大レースに勝てるとより嬉しくなりし、負けるとメチャメチャ悔しくなる(笑)。

:本当は凱旋門賞を勝てる力があったのに、自分の騎乗ミスで勝利を逃した……ゴメンよ。とか、うまく騎乗できて、“人馬一体”を感じることができたり。『ダビオナ』って馬たちの表情や仕草が個性的なので、愛着もわくよね。とにかく、『ダビオナ』も実際の競馬も、どちらも馬と人との絆をたっぷり楽しんでいきたいね。

▲最高峰のレース凱旋門賞を目指すロマン。勝つのが難しいレースだけに苦労して勝てれば感動ひとしお!

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