『ダビオナ』やろうぜ!:「遊び方案内所」は熟読しておこう!
2013-04-26 16:57 投稿
セガネットワークスの配信する競走馬育成レースゲーム『DERBY OWNERS CLUB(ダービーオーナーズクラブ)』のAndroid版がついにリリーズ開始! それに合わせて、本作を楽しく遊ぶためのイロハを伝授する本ブログも復活! 週末レース予想も読めるので、現実の競馬にも詳しくなっちゃおう!
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●「遊び方案内所」は熟読しておこう!
タッチ藤田(以下、タ):さて、Android版がリリースされてから2週間ほど経ったわけだけど、Android版からスタートしたプレイヤーは順調にレースに勝てているのかな?
ハイネ鳥居(以下、ハ):ボクの場合、重賞で勝てるようになるまで結構な時間がかかりましたから、まだまだ苦戦している人も多いんじゃないでしょうかね?
タ:キミの場合は、「特に」苦戦してたよね(笑)。ゲームを始めたら、まずは「メニュー」→「遊び方案内所」とタッチして、操作方法やパラメータについてなどの解説を熟読しておこう。「競走馬の脚質」や「レース展開」など、実戦的な情報をたくさん読むことができるよ。
ハ:すでに長くプレイしている人も、基本事項の再確認の意味で、もういちど読んでみるといいかもね。
▲「遊び方案内所」は初心者プレイヤーには必見といえる基本情報が満載。熟練プレイヤーでも、意外に見落としている情報があるかも。
タ:例えば「馬場適正」の項目を見ると、愛馬には「芝」と「ダート」、「良・稍重(ややおも)・重・不良」の馬場、それぞれに適性があります。……とある。芝向きの馬、ダート向きの馬というのは意識しているプレイヤーは多いと思うけど、この「良・稍重・重・不良」については頭のなかから抜け落ちちゃったりしてるんじゃないかな?
ハ:……と、いいますと?
タ:愛馬の情報をみてみると、適性に「芝」や「ダート」って表示されているけど、これは“良馬場の条件で最も得意なもの”なんだよね。だから、もし馬場状態が「不良」だったら、実は「芝」よりも「ダート」の方が得意になるっていう馬がいる場合もあるんだよ。
ハ:確かに、これまで馬場状態なんて意識してプレイしていなかったです。
タ:「良・稍重・重・不良」の適性については、得意な馬場状態なほどスピードの伸びが良くなって、苦手な馬場状態ほど動きが鈍くなる傾向がある。レースに出走して「ムチ」ボタンを押した時に、妙に反応が良いときとそうじゃないときがあるのを感じたことがある人も多いと思うけど、その理由はこの馬場状態から来る場合もあるね。
ハ:親馬のタイプには「スピード」「バランス」「スタミナ」という3つのタイプもありますよね? これなんかも、産駒のレースでの走りに大きな影響を及ぼすんじゃないかと思うんですけど。
タ:確かに、配合することで親馬のタイプは産駒に受け継がれるからね。「スピード」タイプは、ムチや追いを押すと鋭い加速を見せる代わりに、スタミナの消費が大きいんだ。逆に、「スタミナ」タイプはムチや追いを押してもゆっくりとしか加速しない代わりに、スタミナの消費が少ない。だから、レースではその違いを意識して愛馬に騎乗することが大切になるよ。
ハ:なるほど、だからムチを使うゾーンが長くなる長距離レースに「スピード」タイプの馬を出すと、途中でスタミナが尽きてバテちゃうのか。その反対に、「スタミナ」タイプを短距離レースに出すと、体力を使い切る前にゴールしちゃったりするんですよね(笑)。
タ:初めのうちは、そういう失敗をするプレイヤーはいそうだね。「スピード」タイプで長距離戦に出すなら、ムチのテンポはゆっくりと「ターーン、ターーン」って感じに。「スタミナ」タイプで短距離に出すなら「タン、タン、タン、タン」と早めのテンポで叩く……という感じで、実際にレースに出て体で覚えるのがいいと思うよ。
ハ:「体で覚える」と聞くと、昨秋のこのブログで何度もムチ打ちの刑にされたのを思い出します。ピシッ、ピシッ……って叩かれて痛かったですよ。ガクガク、ブルブル。まさにボク、『ダビオナ』を体で覚えました。
タ:ご希望なら、またスパルタ式を再開しても良いよ?(にっこり) ちなみに、「スピード」「バランス」「スタミナ」のタイプは馬場への適性にも影響してる気がするよ。例えば芝のレースで馬場状態が「良」なら、より加速力が活きるので「スピード」タイプが有利な印象。これが芝の「不良」になると、加速力よりも体力が重要になるので「スタミナ」タイプが有利っぽい。ダートのレースの場合は、「スピード」タイプは「良」よりも「稍重」なんかの方が加速力を発揮する印象があるな。
ハ:そういえば、凱旋門賞やパリ大賞典のロンシャン競馬場は日本国内の競馬場よりも芝が深いから、「スタミナ」タイプが有利だって話を以前にしましたよね?
タ:確かに話したね。ロンシャン競馬場で、しかも馬場状態が「不良」だった時なんかは、かなりのスタミナが要求されるタフなレースになるんだよ。レース選びの際には、あらかじめ自分の愛馬のパラメータをしっかりと把握しておくことが大切だね。
▲適性の「芝」「ダート」は良馬場の時の得意な条件。他にも、「良・稍重・重・不良」の馬場状態への適性も存在している。
●脚質と適性の組み合わせの相性も考えてみよう
ハ:先ほど、「スピード」タイプや「スタミナ」タイプとレースの距離についての話題が出ましたけど、単純に「スピード」タイプの産駒は短距離馬、「スタミナ」タイプの産駒は長距離馬っていうわけじゃないんですよね?
タ:そうだね、タイプと距離適性は一概には同じとは言えないね。むしろ、短距離レースは逃げ馬や先行馬、長距離レースは差し馬や追込馬が比較的有利というように、脚質によるところの方が大きいかな。ただ、これもタイプを把握していればイロイロと応用を効かせることができるよ。
ハ:そのあたり、詳しく聞かせてほしいです!
タ:タイプは3種類、脚質は4種類あるわけだから、組み合わせとしては12種類があるよね?
ハ:えっと……こういうことですね?
(1)スピードタイプ 逃げ馬
(2)スピードタイプ 先行馬
(3)スピードタイプ 差し馬
(4)スピードタイプ 追込馬
(5)バランスタイプ 逃げ馬
(6)バランスタイプ 先行馬
(7)バランスタイプ 差し馬
(8)バランスタイプ 追込馬
(9)スタミナタイプ 逃げ馬
(10)スタミナタイプ 先行馬
(11)スタミナタイプ 差し馬
(12)スタミナタイプ 追込馬
タ:この中から、特徴的な「スピード」タイプの逃げ馬(1)、「スピード」タイプの追込馬(4)、「スタミナ」タイプの逃げ馬(9)、「スタミナ」タイプの追込馬(12)の4つのパターンで説明してみよう。
ハ:よろしくお願いしまっす。
タ:まず、「スピード」タイプの逃げ馬(1)だけど、これはスタート直後から持ち前の加速力を活かして一気にリードを奪い、そのままゴールへなだれ込みを図るのが基本の戦法。ただし、すでに説明した通り「スピード」タイプは体力の消費が大きいので、あまりに速いペースでムチを叩き過ぎるとバテてしまって、直線での失速に繋がってしまう。
ハ:1400mくらいまでの短距離レースが大得意な馬って感じですかね。マイル(1600m)まで保たせるにはムチの間隔をかなり遅くしたり、道中で体力を回復させる区間を設けるなどの工夫が必要そうですね。
タ:「スピード」タイプの追込馬(4)も、加速力が高い代わりに体力の消費が大きくてムチを使える回数が少ないということで、最後の直線に入ってから一気に加速して前の馬をごぼう抜きというレース展開が向いているよ。追込馬だけど短距離のレースに出走させたいという場合でも、この「スピード」タイプだったら好勝負をしてくれる場合が結構あるよ。
ハ:いわゆる直線一気ってヤツですね? こういうタイプの馬は、実際の競馬を見ても豪快な走りでカッコイイですよね。
タ:次の「スタミナ」タイプの逃げ馬(9)は、加速力がやや低いため、スタート後になかなか後続を引き離せないことがある。その代わり、体力の消費が少ないので多くのムチを使ってジワジワと前に出て行くことができる。このタイプなら、逃げ馬だったとしても、ムチの使い方に気をつければ2000mを超えるような長い距離のレースにも対応できることがあるよ。短距離のレースに出る場合には、加速力に優る他の「スピード」タイプの逃げ馬を前に行かせて、その直後の位置取りをキープしつつ常に後ろからプレッシャーをかけ続けることで、前の馬の体力回復を阻止してバテさせる作戦がハマりやすい。
ハ:逃げ馬だけど、焦って先頭に立たなくても大丈夫ということですね? 本来は逃げ馬は先頭で後ろを大きく引き離すと体力の回復が進みますが、「スタミナ」タイプは体力の消費が少なくて済むので、道中で“回復小”になっていても「スピード」タイプよりは大丈夫そうですね。
タ:そうだね、前の「スピード」タイプと我慢比べになれば、優位に立てると思うよ。もちろん、レースにはその他の脚質の馬も出走しているわけだから、共倒れにならないようにしなくちゃいけないけどね(笑)。
ハ:確かに(笑)。
タ:最後に「スタミナ」タイプの追込馬(12)だけど、これは加速力の低いので直線に入ってからムチを連打しても前の馬に届かないケースが増えてしまう。その代わり体力の消費が少ないので、もしかするとゴールした時点でかなり体力を余らせちゃったりすることもあるかも!? こういう馬は、体力の消費が少ないというのをフルに活かして、向こう正面とか3コーナーあたりからの早仕掛けでマクるようにして前に進出してゴールを目指すって戦法が良いね。
ハ:短距離のレースだった場合は、スタート直後からムチを入れ続ける……なんてことになったりすることもありそうですね(笑)。
タ:ちょうど、今週の天皇賞(春)に現役馬のなかで“3強”とされるゴールドシップという馬が出走するんだけど、この馬の3~4コーナーからグイグイと加速してくる姿なんかは、まさにいま言った「スタミナ」タイプの走り方って感じだよ。
ハ:ところで、これまで「スピード」タイプや「スタミナ」タイプといったように話して来ましたけど、競走馬の情報画面を見ても、愛馬がどのタイプなのかは表示されませんよね? どうやって見極めればいいんでしょうか?
タ:それは、配合に使った父馬と母馬のタイプから推測しつつ、レースに使いながら判断するしかないね。ちなみに、馬場の適性やタイプ以外にも、右回り・左回りの適性なんかもあるみたいだから、デビュー戦からG2くらいのうちに、なるべく様々な条件のレースに出走させて、愛馬がどんな特徴を持ったなのかを見極めておきたいね。そうすることで、きっとG1レースの勝利に近づくことができると思うよ。
▲基本的には、父馬と母馬のタイプが受け継がれる。配合をするときにはよく確認しておこう!
●天皇賞(春)親馬ガチャ! をチェック
タ:今週の特別ガチャは、「ステイヤー血統をGETせよ!!」ってことで天皇賞(春)がテーマになっている。ガチャで当たる馬の一覧を見てみると、やはり錚々たる顔ぶれだね。
ハ:LEはメジロマックイーンとディープインパクトですね。僕でも知ってるくらい有名な馬ですね。
タ:メジロマックイーンは自身も1991年、1992年と天皇賞(春)を連覇している名馬。そして、そのメジロマックイーンの父であるメジロティターンも、そのさらに父のメジロアサマも天皇賞を勝っているんだ。つまり、親子3代で天皇賞を勝った生粋のステイヤーだよ。
ハ:さっき話題に出た、日曜日に京都競馬場で開催される天皇賞(春)に出走するゴールドシップも、メジロマックイーンの血を受け継いだ馬なんですよね?
タ:そうそう、1番人気が確実視されているゴールドシップね! この馬の母の父がメジロマックイーンなんだよね。メジロマックイーンは血統内に入っても自身の資質をしっかりと子孫に伝えていて、素晴らしい馬だったね。
ハ:『ダビオナ』の親馬メジロマックイーンのアビリティはスタート○、コーナー◎、馬群突破◎、競り合い○、粘り強さ○、瞬発力△ですね。
タ:結構やり込んだプレイヤーがよく作る、いわゆる「ハンマー」型といわれるパラメータの馬を生産する場合には重宝しそうだね。この機会にガチャで手に入れておくといいかも。
ハ:もう1頭のLE馬ディープインパクトはもう説明の必要がない名馬中の名馬。アビリティはスタート△、コーナー◎、馬群突破○、競り合い○、粘り強さ◎、瞬発力○なので、差し馬や追い込み馬の生産に良さそうですね。
▲メジロマックイーン、ディープインパクト以外にも注目種牡馬がたくさん。ハーツクライは○◎○△○◎のアビリティで逃げ馬や先行馬の生産に重宝しそう。
▲メジロマックイーンのアビリティはこんな感じ。「スタミナ」タイプということもあり、3コーナーあたりからマクるような差し馬や追込馬の生産に役立ちそう。
タッチ藤田:ゴールドシップ、トーセンラー、デスペラード、カポーティスター
今週の天皇賞(春)は、ゴールドシップで間違いないでしょう。どんな距離でも折り合う精神的な強さ、3コーナーから仕掛けても決してバテないスタミナ。ここを勝って、歴史的名馬の仲間入りをします! もう、今月分の給料を全部ゴールドシップの単勝につぎ込もうと思っています。外れたら公園の草むらで刈り取った雑草を食べて、次の給料日まで凌ぎます(笑)。2着・3着あたりに期待できそうなのはトーセンラーとデスペラード。あとは京都コースが得意なカポーティスターもチャンスありです。
ハイネ鳥居:ゴールドシップ、フェノーメノ、ムスカテール、マイネルキッツ
本文中でゴールドシップの話をしたので、やっぱり気になっちゃいますね。フェノーメノは昨年秋の天皇賞(秋)で2着、日本ダービーではゴールドシップに先着したことがあるので潜在能力はかなり高いはずです。ムスカテールは京都の外回りコースは4戦1勝2着1回4着2回と、すべて掲示板を確保している安定感が魅力です。最後のマイネルキッツは、いつも応援しているM.デムーロ騎手の弟が騎乗するので、やっぱり応援しないわけにはいきません!
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DERBY OWNERS CLUB(ダービーオーナーズクラブ)
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- セガネットワークス
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- 配信中
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- コピーライト
- (C) SEGA
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