【ドラリーX部】『YAH(だな～) YHA（だな～) YAH(だな～)』（プレイ日記第2回・百人乗っても稲葉篇）

●言い訳だけならサルでもできるが、レベル50にするのは俺にしかできない

まずは言い訳コーナーから。この百人乗っても稲葉のプレイ日記、第1回目の公開から随分と間が空いてしまったが（先日アップした“魔導機兵戦争”の記事は番外編扱いなので）、これには深い訳がある！　じつは本記事の下のほうで紹介しているファミ通App No.006の別冊付録『ドラゴンリーグX』完璧ガイドブックの制作作業に追い回されていて、ブログどころの騒ぎではなかったのだ。やっとこさ落ち着いたので、続きを書いていきたいと思う（言い訳です、すいません）。しかし第1回目の内容など、皆さんの記憶からすっ飛んでいるだろうから、マンガの単行本よろしく前回のあらすじを簡単にまとめてみた。

“招待特典に目がくらんだ上司に強いられているんだ！”

そう。俺は上司の女尻笠井に、本作のプレイヤーレベルを1週間で50にしろと命じられていた。正直な話、『ドラゴンリーグX』自体はおもしろいゲームだなと感じてはいたのだが、どうも人に強要されるとテンションが下がってしまう。だから笠井に強いられたときも、「遊んでばかりいないで勉強しなさい！」（親）、「いまやろうと思ってたのに！（もうやる気がなくなった）」（俺）と、勉強が嫌いになった少年時代の記憶がよみがえったもの。しかし、いまの俺は社会人。上司に向かって“やる気を失った”と言って“職を失った”のではシャレにならない。ここはとにかく『ドラゴンリーグX』を遊ぶことにしよう。

▲レベルを上げるには経験値が必要！　経験値を獲得するにはフィールドをこなすっきゃない！　このフィールド画面がまさに俺のフィールドだった。

いざ始めてみると、案外レベルはすんなりと上がり、強いられてから2～3日目でレベル25くらいに。まぁ、序盤はレベルが上がりやすいゲームはよくあるが、『ドラゴンリーグX』はひと味違う。経験値などを稼ぐためにフィールドを回る際、時間とともに回復する行動力（本作だとハート）を消費するのだが、ほかのゲームと比べてハートがMAXになる時間が早いのだ。ハートは最大10個で、3分間でハートがひとつ回復するので、つまり30分経てば満タン！　こいつはありがたいぜ！　そのおかげもあって、レベル30くらいまでは比較的スムーズに進んでいった。

しかし、世の中そんなに甘くない。

レベル30以降、レベルアップのペースが落ちてきたのだ。だが、そんなことはおかまいなしに期日の1週間は刻一刻と迫り、それはそれは焦ってくる。しかも、フィールドでのバトルはモンスターの種類ごとに勝率が設定されていて、倒すと全モンスターに対する勝利が1％ずつアップし、さらに獲得できる経験値（とキーン）にもボーナスがつくのだが（勝率も経験値もキーンも最大20連勝まで）、焦っているときに限って連勝が続かなかったり、勝率の高いモンスターに立て続けて負ける（本当に腹が立つ！）という、まさに負のスパイラル。

▲レベル50を目指す俺にとって、この画面を見ることがどれだけうれしいことか！

だが、負のスパイラルだろうが何だろうが、とにかくレベルを50に！　仕事を終え、自宅に帰ったあとも俺は『ドラゴンリーグX』に没頭した。しかし、ずっと『ドラゴンリーグX』とにらめっこしているのもアレなので、気分転換に録画していたテレビ番組を観ながらプレイすることに。とは言え、メインはこのゲームで遊ぶことなので、テレビ画面を見なくていい番組を流すことにした。チョイスしたのは、TOKYO MXでたまに放送している『稲川淳二の恐怖夜話』だ。稲川さんの怪談を聞きながら『ドラゴンリーグX』をプレイするのもまた一興。「これならレベル上げも捗る」と思ったのだが、想定外と言うべきか想定内だったのか……あのトーンで怖い話をされると気分が沈む！　加えて、稲川さんの「この部屋、な～んか変なんですよぉ。いやだな～、いやだな～って思っていたら……」的なセリフが耳に入ると、「その部屋もいやでしょうけど、俺もあと数日でレベル50にしなきゃ上司に怒られるんですよ。もっとゆっくり『ドラリーX』を楽しみたいのにさ。いやだな～、いやだな～」と、レベル上げどころか稲川さんとの“いやだな～”合戦に発展してしまい、レベル上げに身が入らない始末。……こんなんで大丈夫か、俺！？

『ドラゴンリーグX』の完璧ガイドブックがついた、ファミ通App iPhone&Android NO.006が、2013年3月21日に発売決定。もちろん、本誌オリジナルの『ドラリーX』垂涎袋とじアイテムも付いてくるぞ！　全国のドラリーガーの 皆さん、買い忘れのないように、いまのうちにamazonで予約しちゃいましょう。

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